今日、木戸さんとの打ち合わせがあった。
 
最近は、本を作り始めたから、週2日に増えているんだ。
 
木戸さんのひとつ、質問をしてみた。
 
「木戸さんの教えている『あなたレター』で、
ターゲット外の人はどんな人ですか?」
 
いやぁ、この質問をしてびっくり!
 
木戸さんは全然考えていなかったらしい。
 
「起業間もない人、もしくは起業していない人」
 
うーん、それは、最初からターゲットに入れてないよね。
 
「売れている営業マン」
 
うーん、そんな人は売れる方法を知ろうとしないよね。
 
もっと、「本当は来て欲しいんだけど、あえてカットする」みたいな
答えが欲しかったんだけど。
 
実は、この話、二年前にもブログに書いた。
 
ブログのターゲットの絞り込みでね。
 
ブログを見ていると、できていない人が多いから。
 
まさか、木戸さんができていないなんで全然思っていなかった。
 
ターゲットの絞り込みがいかに難しいということなんだ。
 
どうしても、「できるだけ多くの人に知って欲しい」って欲求があるから、
最初から「こういう人は知ってくれなくてもオッケー」って考え方ができないものらしい。
 
だから、まず、僕があげた。
 
「文章が上手い人」
 
「あなたレター」って文章を書くんだけど、
元々文章が上手い人はいろんな方法が選べるから、
あえて、あなたレターである必要がない。
 
逆に言うと、文章なんて小学生の作文の宿題依頼書いていない。
 
そんな人は歓迎ってこと。
 
もうひとつ上げた。
 
「パソコンが得意な人」
 
木戸さんの「あなたレター」は最近、手書き基本になった。
 
パソコンが得意な人は、手書きじゃなくてパソコンで作りたがる。
 
だから、ターゲット外。
 
そう言ったら、木戸さんがもっといい答えを出した。
 
「パソコンというよりインターネットだなぁ」
 
そうそう。
インターネットが得意とか、好きとか。
 
そういう人は、「あなたレター」は向かない。
 
ちなみに、全て、僕は当てはまる。
 
実際、僕は「あなたレター」をやろうと思わないもんなぁ。
 
ブログとかでいいやってね。
 
このあたりから木戸さんのスイッチが入った。
 
「飛び込み営業ができる人」
 
木戸さんって、飛び込み営業からスタートした営業マン。
 
だから、飛び込み営業の人が相談に来る。
 
「ええっ。飛び込み営業はターゲット外なんですか?」
 
「そうなんだ。飛び込み営業をしている人や、
できる人って、別の営業手法が選べるし、
だいたい、そういう人が「あなたレター」を使うのは、
楽してとか、営業効率アップとかになってしまう」
 
うーん、そうかぁ、これは深いなぁ。
 
「あ、あと、テレアポも駄目ね」
 
電話で営業する人も駄目かぁ。
 
確かに、「あなたレター」というのは、「ヒト」と「ヒト」関係を構築する営業法。
 
だから、下手に普通の営業法ができている人が使いだすと、
元々やっていた手法がうまくいかなくなってしまう。
 
「あなたれレター」で成功した社長さんが言ってたんだよね。
 
「お客さんがただのお客さんと思えなくなってしまった。
まるで仲の良い友人みたいに感じる。
到底手抜きとかできやしない」
 
そんな気持ちで、飛び込み営業とかテレアポとかできるはずがない。
 
他にもいろいろと、「ターゲット外」の人の話が出た。
 
ターゲット外を設定するときは、ポジティブな言葉で設定すること。
 
「やる気がない営業マン」とか「金払いが悪い営業マン」なんていうのはNG。
 
そんなの誰もがターゲット外にしている。
 
本当はターゲット内にしたいんだけど、あえてカットする。
 
すると、どういうターゲットに書いたらいいのか明確になっていく。
 
あ、木戸さんの場合は、元々。
 
雑談ができる人。
 
小心者でない人。
 
こういう人はターゲット外ってなっている。
 
木戸さん自体が雑談が苦手で小心者だからね。
 
もし、サラリーマンのあなたが本を書こうと思ったら。
 
こんな具合にターゲットを絞ってみよう。
 
きっと、本のイメージが明確になっていくはずだから。