『奇跡の物語』笑いから涙へのセミナーに参加して
昨日、僕がお手伝いした木戸さんのセミナーは
「人生逆転を起こす一言」
がテーマになったセミナーだった。
いくつかのワークセッションが入るんだけど、
セミナーのメインはそれじゃない。
奇跡の物語と名づけられた、3人の方のお話。
この3人は木戸さんと出会ってから、
人生が逆転してしまった3人。
うまくいかない・・・うまくいかない・・・うまくいかない。
がんばると、がんばるだけ人が離れていき、業績はダウンし、
そして、どん底に向かって物事が進んでいく。
もがいても、もがいても、もがいても。
その流れを止めることができない。
「なぜなんだろう?」
そんな疑問を持って木戸さんの元を訪れた人。
ひとりはガソリンスタンド専門のコンサルタント。
仕事は順調にいっていた。リーマンショックの前は。
不況になって売り上げが減っていたスタンドの経営者は経費節減を
強いられるようになった。
最初に手をつけられたのが、コンサルタント費。
ずっとコンサル契約をしていたところが、
何社も契約打ち切りを通告してきた。
仕事が減ってしまったから、新しいスタンドから契約を
もらわなければいけない。
しかし、このご時世に新たにコンサルティングを頼むところなどない。
どんどんと仕事が減っていく・・・ゼロにむかって・・・。
もう、なにも手がうてない。やるべきことはやった。でも、結果はゼロ。
こんなときに木戸さんに出会った。
そして、起きたこと。
あれほど欲しかった契約が簡単に取れるようになった。
それぞれのスタンドの未来計画を書いたプレゼン資料を持って、
新規のお客さんのところへいく。
しかし、その資料を開くことはない。
その前に断られるんじゃない・・・逆だ。
開く前に契約が決まってしまうのだ。
何をしているのか?
実は、やっていることは、たったひとつ。
『奇跡の物語』を語ること。
この物語を語るとき、ひとは涙をこらえることができなくなってしまう。
感動の涙ではない。
つらい気持ちの涙。
『奇跡の物語』とは、記憶の湖の底に沈んだ消し去ることを選んだ出来事。
つらくて、つらくて、つらくて。
思い出すと、心が締め付けられてしまうほどつらくて。
だから、思い出さないように重たい石を丈夫なロープでぐるぐる巻きにして、
記憶の湖の底に沈めてしまった。
しかし、沈めても消し去っても、その出来事はその後の人生に影響を残す。
その影響は歳をとるごとに大きくなっていく。
その湖底からの記憶が行動を縛る。
人を信じることができなくなっていく。
木戸さんがやったことは、その湖底に沈む記憶を呼び起こしたのだ。
最初は頑強に抵抗する。
思い出したくない。
近くにいくだけで、涙がこみ上げてくる。
それを丁寧にすこしづつ話を聞いて。
話してもらう。
その人生最悪の出来事が『奇跡の物語』となるのだ。
誰にもしられたくない。
知られたら、誰もが私のことを嫌ってしまう。
そう思っていた人生最悪の出来事。
それを人に語る時。
『奇跡の物語』に変わってしまう。
嫌われると思っていた人たちは、真逆の反応をする。
「わかりますよ。私にだって・・・」
今度は、話を聞いた人がつらかった話をしはじめる。
それを聞いていると、不思議と暖かい気持ちになっていく。
つらい話だから、涙を浮かべながら話す。
途中で、つらかった気持ちに戻ってしまい、
話すことすらできなくなってしまう。
でも、伝わるのだ。
言葉がなくなても、伝わるのだ。
つらい気持ちが。
語る人の目には涙。
聞く人の目にも涙。
聞いてもらった人は、ちょっと気持ちが軽くなっている。
晴れやかな表情をみて、聞いた人の気持ちのなかにうれしさがこみあげてくる。
『奇跡の物語』はこうして、人と人の心を結びつけていく。
それまで人の心が離れる方向にだけ動いていたのに。
そこから人生は逆回転を始める。
「私は、出会った人に感謝することを喜びとして感じています」
こう語る社労士をしている事務所を経営している女性は、
人を信じることができなくて、人として最悪の行動をしてしまった。
そんな『奇跡の物語』をもっている。
その『奇跡の物語』を一緒に働いている社員の人に話す。
それまでは、命令でだけで動いていた社員達。
自主的に協力してくれるように変わってしまう。
その『奇跡の物語』をお客さんの会社の経営者に話す。
それだけで、「もっと話をしたい。うちの会社の話も聞いてほしい」と
社労士の仕事が舞い込むようになってくる。
それまでがんばることでしか人生を切り開けないと信じていた。
今は、出会った人に感謝することを覚えた。
まだまだ、できているとはいえない。
しかし、感謝すること、これを私の人生の道しるべにする。
「私は、出会った人に感謝することを喜びとして感じています」
最初に語った、この言葉をもう一度繰り返す。
『奇跡の物語』を聞いた後では、この言葉の重みが全然違って聞こえる。
ずしりと重さを持った言葉に変わる。
3人が語った『奇跡の物語』。
人生を逆回転させるパワーを持った『奇跡の物語』。
最悪の出来事、最悪な時期。
その話を人にすることで、その話は『奇跡の物語』に変わる。
その話を聞いている30人以上の聴衆はみな涙を浮かべている。
「つらい話を語ってくれた彼女の勇気に、みなさん拍手をお願いします」
司会の木戸さんが言うと、割れんばかりの拍手が起きる。
3人の『奇跡の物語』を聴いた人は、それぞれ。
何かを得て帰っていく。
僕もまだ言葉にできない何かを得て帰ってきた。
僕の中にもきっとある『奇跡の物語』。
そして、この話を読んでいるあなたの中にもきっとある『奇跡の物語』。
きっと、その『奇跡の物語』を勇気を持って人に語ることができるとき。
人生は逆転しはじめる。
うまくいかないことが、うまくいくように。
人を信じられないのが、人を信じられるように。
最初は小さな変化がおきる。
そして、その変化が加速度をつけて大きな変化に変わる。
そんな『奇跡の物語』。
あなたも一度聴いてみてみませんか?
昨日、僕がお手伝いした木戸さんのセミナーは
「人生逆転を起こす一言」
がテーマになったセミナーだった。
いくつかのワークセッションが入るんだけど、
セミナーのメインはそれじゃない。
奇跡の物語と名づけられた、3人の方のお話。
この3人は木戸さんと出会ってから、
人生が逆転してしまった3人。
うまくいかない・・・うまくいかない・・・うまくいかない。
がんばると、がんばるだけ人が離れていき、業績はダウンし、
そして、どん底に向かって物事が進んでいく。
もがいても、もがいても、もがいても。
その流れを止めることができない。
「なぜなんだろう?」
そんな疑問を持って木戸さんの元を訪れた人。
ひとりはガソリンスタンド専門のコンサルタント。
仕事は順調にいっていた。リーマンショックの前は。
不況になって売り上げが減っていたスタンドの経営者は経費節減を
強いられるようになった。
最初に手をつけられたのが、コンサルタント費。
ずっとコンサル契約をしていたところが、
何社も契約打ち切りを通告してきた。
仕事が減ってしまったから、新しいスタンドから契約を
もらわなければいけない。
しかし、このご時世に新たにコンサルティングを頼むところなどない。
どんどんと仕事が減っていく・・・ゼロにむかって・・・。
もう、なにも手がうてない。やるべきことはやった。でも、結果はゼロ。
こんなときに木戸さんに出会った。
そして、起きたこと。
あれほど欲しかった契約が簡単に取れるようになった。
それぞれのスタンドの未来計画を書いたプレゼン資料を持って、
新規のお客さんのところへいく。
しかし、その資料を開くことはない。
その前に断られるんじゃない・・・逆だ。
開く前に契約が決まってしまうのだ。
何をしているのか?
実は、やっていることは、たったひとつ。
『奇跡の物語』を語ること。
この物語を語るとき、ひとは涙をこらえることができなくなってしまう。
感動の涙ではない。
つらい気持ちの涙。
『奇跡の物語』とは、記憶の湖の底に沈んだ消し去ることを選んだ出来事。
つらくて、つらくて、つらくて。
思い出すと、心が締め付けられてしまうほどつらくて。
だから、思い出さないように重たい石を丈夫なロープでぐるぐる巻きにして、
記憶の湖の底に沈めてしまった。
しかし、沈めても消し去っても、その出来事はその後の人生に影響を残す。
その影響は歳をとるごとに大きくなっていく。
その湖底からの記憶が行動を縛る。
人を信じることができなくなっていく。
木戸さんがやったことは、その湖底に沈む記憶を呼び起こしたのだ。
最初は頑強に抵抗する。
思い出したくない。
近くにいくだけで、涙がこみ上げてくる。
それを丁寧にすこしづつ話を聞いて。
話してもらう。
その人生最悪の出来事が『奇跡の物語』となるのだ。
誰にもしられたくない。
知られたら、誰もが私のことを嫌ってしまう。
そう思っていた人生最悪の出来事。
それを人に語る時。
『奇跡の物語』に変わってしまう。
嫌われると思っていた人たちは、真逆の反応をする。
「わかりますよ。私にだって・・・」
今度は、話を聞いた人がつらかった話をしはじめる。
それを聞いていると、不思議と暖かい気持ちになっていく。
つらい話だから、涙を浮かべながら話す。
途中で、つらかった気持ちに戻ってしまい、
話すことすらできなくなってしまう。
でも、伝わるのだ。
言葉がなくなても、伝わるのだ。
つらい気持ちが。
語る人の目には涙。
聞く人の目にも涙。
聞いてもらった人は、ちょっと気持ちが軽くなっている。
晴れやかな表情をみて、聞いた人の気持ちのなかにうれしさがこみあげてくる。
『奇跡の物語』はこうして、人と人の心を結びつけていく。
それまで人の心が離れる方向にだけ動いていたのに。
そこから人生は逆回転を始める。
「私は、出会った人に感謝することを喜びとして感じています」
こう語る社労士をしている事務所を経営している女性は、
人を信じることができなくて、人として最悪の行動をしてしまった。
そんな『奇跡の物語』をもっている。
その『奇跡の物語』を一緒に働いている社員の人に話す。
それまでは、命令でだけで動いていた社員達。
自主的に協力してくれるように変わってしまう。
その『奇跡の物語』をお客さんの会社の経営者に話す。
それだけで、「もっと話をしたい。うちの会社の話も聞いてほしい」と
社労士の仕事が舞い込むようになってくる。
それまでがんばることでしか人生を切り開けないと信じていた。
今は、出会った人に感謝することを覚えた。
まだまだ、できているとはいえない。
しかし、感謝すること、これを私の人生の道しるべにする。
「私は、出会った人に感謝することを喜びとして感じています」
最初に語った、この言葉をもう一度繰り返す。
『奇跡の物語』を聞いた後では、この言葉の重みが全然違って聞こえる。
ずしりと重さを持った言葉に変わる。
3人が語った『奇跡の物語』。
人生を逆回転させるパワーを持った『奇跡の物語』。
最悪の出来事、最悪な時期。
その話を人にすることで、その話は『奇跡の物語』に変わる。
その話を聞いている30人以上の聴衆はみな涙を浮かべている。
「つらい話を語ってくれた彼女の勇気に、みなさん拍手をお願いします」
司会の木戸さんが言うと、割れんばかりの拍手が起きる。
3人の『奇跡の物語』を聴いた人は、それぞれ。
何かを得て帰っていく。
僕もまだ言葉にできない何かを得て帰ってきた。
僕の中にもきっとある『奇跡の物語』。
そして、この話を読んでいるあなたの中にもきっとある『奇跡の物語』。
きっと、その『奇跡の物語』を勇気を持って人に語ることができるとき。
人生は逆転しはじめる。
うまくいかないことが、うまくいくように。
人を信じられないのが、人を信じられるように。
最初は小さな変化がおきる。
そして、その変化が加速度をつけて大きな変化に変わる。
そんな『奇跡の物語』。
あなたも一度聴いてみてみませんか?