まだ肩から手先への
ひどい痺れは続いていて、
そのことを言ったら、
「トレーニングしてても意味無いね!!」
と・・・。

このコトバ
結構キツいんですよね。

「何にもならないのに、
何でトレーニングしてるの?」
と並ぶ言葉です。

健康増進やアンチエイジング、
アスリートのトレーニングシーンなど
トレーニングを通してのことを
メディアで目にする機会も増え、
現在の状況は
少しずつ変わってきていますが、
それでも少しずつです。

使えない筋肉。
プロテインってクスリでしょ。
カラダに良くないんでしょ。
トレーニングすると背が伸びない。
カラダが固くなる。
ムキムキになりたくない。
とにかく細くしたいからトレーニングいらない。

先に挙げた言葉も
こういった中に入りますね。

いまでもこれらは聞きますから、
以前はもっとスゴかったのです。

そんな時代に
トレーニングをしていた人たちに
教わったので、
世間の目に対することも
厳しく言われました。

「体調を崩すな」
「ケガをするな」

体調を崩すな、は、
風邪をひいたとしても、
トレーニングのせいにされる、
トレーニングしてても
意味が無いと言われる、
そんなことからです。

風邪をひいたり、
体調を崩してもコラえて頑張る、
ということは
一昔前は当たり前でしたが、
それすら許されませんでした。
それ以前に
体調を崩すなと。

これは気をつけるのが本当に
大変でした。

自分で気をつけていても、
感染ることがありますから。

風邪をひいても、
インフルエンザでも
コラえている人がいる、
そんな時代だったので、
周りに具合が悪い人がいないか
常にチェックしたり・・・。

ケガをするな、は、
ケガをすると
トレーニングのせいにされる、
カラダを鍛えているのに、
と言われるから、
でした。

ケガの方は、
丈夫だったので、
これは割と大丈夫でしたが。

また、
ヒザをやった、
腰をやったという、
いわゆるトレーニングでの
ケガらしいケガには
厳しく言われましたが、
他のケガには寛容というか、
そんなに言われなく。

指や肋骨や脚、
眼窩低骨折をしましたが、
それはOKと。
いま思うとなんだか・・・。

しかし体調を崩した時は
「恥さらしだと思え!!」と
散々に言われました。

いまのこの手の痺れが、
もしもあの頃だったらと思うと
ゾっとします。

と同時に、
あの頃からずいぶん経ったいま
「トレーニングしてても意味無いね!!」
と言われ、あらためて
気持ちが引き締まりました。