カタボリック(異化(分解)状態)にしたくない、
と食事、サプリ、プロテインの種類に気を使う相談があります。
ボディビルダー が国際試合に行くと、
周りの各国選手が様々に気を使った食事やサプリ補給をしていて、
その後意識が変わった話しを聞くこともあります。
外国人選手で、
とにかく2時間間隔で、
時間が来たら用意をしていたタッパーを開けて食べる。
飛行機内で、
荒天でシートベルト着用と言われて、
その間は飲食をしないように言われていても、
食べる。
何度注意されても食べる。
最後には注意していた客室乗務員さんも呆れる。
など。
(空港で待ち時間が長く、用意していた食事分が尽きてしまうと、もの凄く不機嫌になったそうです)
。
この話しは試合に向けてフォーカス
しているコンディショニングの中での話しなので、
これが日常的な話しにはならないと思いますが、
日常的にこんな具合になる人もいます
。
やはり時間が来たら、
サプリ補給にこだわり、
補給ができないとイライラする、
不機嫌になるなど。
コンディショニングはともかく、
カタボリックにしたくないという理由ですね。
この一定間隔で摂る食事をショートミールと言いますが、
このショートミールで大事なことは、
時間を守るということではなく
、
カタボリックにならないようにすること。
それには間隔が空かないようにすることも必要ですが、
さらには、そのショートミール間隔できちんと消化できる食べ物や、
量であることが重要です。
消化に優れていないものであったり、
量が多すぎればせっかく気を使って補給しているのに、
活かされていない状態です。
消化されなければ身にならないので。
先に挙げた外国人ビルダーの例は、
そのために、
あらかじめ自分で調整した食べ物と量を準備してきているんですね。
プロテインやMRPシェイクは消化吸収は良いですが、
水が多く必要になります。
水が多く利用できない時は、
食べ物で用意して、
1回毎の分をタッパーに入れて用意している。
移動時間がこれぐらいだから、
この分でいいだろうとしていたら、
予想よりも待ち時間が長く、
足りなくなったということです。
調整用の食事ですから、
簡単には代わりの食べ物も見つからないので不機嫌になったのでしょう。
消化するまでの時間は、
個人差や消化気管のコンディションもありますから、
どれぐらいとは判断しにくいので、
消化に優れたもの選ぶことがポイントです。
水が手に入り、
シェイクもできるのであればやはりプロテインやMRPがよいでしょう。
食べ物の状態より早く消化できます。
またショートミールにする理由にはたんぱく質量の確保がありますから、
これにもプロテインやMRPが向いています。
量が摂り易く消化吸収が良い。
食べ物であれば、
消化の良い玉子の白身。
半熟の方が消化が良いですが、
持ち運ぶとなるとゆで玉子。
チキンもゆでたり、焼いたもので持ち運びの良さは挙げられますが、
消化に時間がかかります。
糖質はバナナやおにぎり。
量は小さめで用意すると調節しやすいです。
エコー(超音波)で尿や便がどれだけ溜まったか、
調べられる機器があります。
こういった機器で、胃や腸の食べ物の状態が把握できるようになると、
良いタイミングで栄養補給ができそうですが。
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