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世界最高のドライバーとして有名なアイルトンセナ氏ですが、かつてドライブをしたF1マシンのマクラーレンMP4/8Aが5月に開かれるモナコでのオークションに出品されると発表されました。かつてアイルトンセナ選手とマクラーレンは無敵のコンビネーションを誇り、今でもマクラーレンは新型車にセナの名前をつけられるような関係を保っています。


 


セナは3度のF1世界王者になっており、その全てはマクラーレンに所属していた時で1988年、1990年、 1991年の3回です。

今回出品されるF1マシンは1993年にセナがドライブしたマシンで、シャーシナンバーは6で、8日レースをしたマシンでスペイングランプリから使用したマシンです。そして、モナコマイスターの名を取るセナがモナコで1993年に優勝したマシンでもあり、モナコでの優勝記録を樹立したマシンでもあります。

そしてこの年、セナはF1世界選手権を2位終えており、同年のオーストラリアでの優勝が生前最後の優勝になりました。

このマシンは今年の5月11日にモナコでのオークションに出品されますが、去年ミハエルシューマッハがドライブしモナコで優勝した2001年のフェラーリF2001がニューヨークでオークションにかけられ750万ドル、8億4千万円で落札されたことを考慮すると今回のセナのマクラーレンも同じように高額で落札される可能性があります。
 

 

 

発売以来世界的な人気を博しているランドローバーのフラッグシップSUVのレンジローバーが新型車を極秘開発しているところをカメラが捉えました。詳細は不明ですが、この新しいモデルはフルサイズレンジローバーの2ドアモデルになり、レンジローバー史上最高級価格のモデルになることがわかっています。

そして、ランドローバーは1月24日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー2018において、レンジローバーSVクーペを初公開すると発表しました。



レンジローバーは初代レンジローバースポーツの販売を開始した際に、2ドアモデルのレンジストーマーをコンセプトカーとして2004年のデトロイドモーターショーに出展しましたが、今回テストをしていたモデルはレンジローバーSVクーペという名前になり、ジャガーランドローバーグループの高性能部門のSVOが設計開発を進める2ドアクーペになります。


レンジローバーシリーズのイヴォークには2ドアを選択できるモデルはありますが、現在そのほかには2ドアの設定はなく、新しいモデルになります。トップモデルのレンジローバーは、1970年の初代のモデルに限定生産ではありましたが、1000台限定で2ドアが発売されました。しかし、量産モデルとしては実に50年振りとなる歴史的モデルの誕生になります。そしてこの特別なモデルは、世界限定999台を生産する計画で、ランドローバーによると、レンジローバーSVクーペは初代レンジローバーをオマージュしたモデルとなり、クーペデザインが採用されるようです。




ジャガーランドローバーグループのレンジローバーデザイナーのジェリー・マクガヴァン氏は、「大型2ドア・クロスオーバーSUV市場の規模は小さいが、可能性は秘めている」と語っており、量産モデルとして実現するようです。そして、ジャガー・ランドローバーの特別モデル開発部門のSVOが手がけることにより、スポーツ性を兼ね備えたモデルになることは確実で、ベントレーのベンテイガや、メルセデスベンツのAMG、BMWのM、そしてアウディのRSに対抗できようなパフォーマンスモデルになる見込みです。そして生産もSVO部門が担当し、1台1台、ハンドメイドで組み立てられるようです。

カメラが捉えた開発車両は4ドアに見えますが、リアドア部分は極端に短くなっており、スタンダードのレンジローバーと比べると不自然な短さになっており、2ドアをカモフラージュしているようです。
正面から見るとノーマルのレンジローバーですが、ルーフはコンセプトカーのレンジストーマーのように低く傾斜しており、また市販型と思われるテールライトは、最新のレンジローバーとは全く異なるデザインが採用されているようです。

なお、ランドローバーは、レンジローバーSVクーペの内装の画像を1点公開。世界初のフルサイズラグジュアリーSUVクーペになる、としている。


ワールドプレミアは2020年頃と予想されています。そして、販売価格はレンジローバー史上最高額になる見込みです。

 

 

 

既に新型のロールス・ロイス ファントムはデトロイドモーターショーで正式に発表されましたが、1月22日に14年ぶりに全面改良したフラグシップモデルのファントムを都内で日本初公開し、正式に日本のディーラーでも受注可能になりました。販売価格は価格は5460万円からとなっています。


新型ファントムは様々な新たな技術や装備が取り込まれており、そのひとつがアーキテクチャー・オブ・ラグジュアリーと名付けたオールアルミ製のスペースフレームで、この新型ファントムを皮切りに今後のロールス・ロイスのすべてのモデルに順次採用される予定です。


ロールス・ロイスのアジア太平洋地区プロダクト・マネージャーを務めるスヴェン・グルンワルド氏によると、「これはロールスロイスだけのものであり、将来のロールスロイスのベースのフレームになる。今後4WDあるいは将来の代替的なドライブトレインにも適用できるように拡張性がある構造となってて、このアーキテクチャーを使うことで先代モデルに比べて全体の剛性が約30%向上している。場所によっては100%剛性が増している部分もある」と述べました。

そしてグルンワルド氏は「ファントムは疑いなく世界で最も静かなクルマ」とした上で、「新型ファントムには130kg以上の遮音材が使われているがクルマの総重量は先代のファントムと比べ増えていない」と明かしました。遮音材に加えて、ホワイトボディに鍛造アルミ製のジョイントや高性能吸音材を採用したほか、タイヤ内部に特殊な発泡体の層を形成することで空洞内で発生する騒音を抑えたタイヤを共同開発したことなどにより、100km/h時の騒音が先代に比べて10%低下したとしています。



グルンワルド氏によるとタイヤの開発にあたっては実に180のプロトタイプのタイヤを造ってもらい実現したとのことです。

搭載されるエンジンは新開発の6.75リッターV12型ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は563馬力、最大トルク900Nmを発揮します。

他にもダッシュボードやインスメントパネルをすべて強化ガラスで覆い、ギャラリーと名付けた世界初のコンセプトも特徴となっています。ギャラリー内には計器類や時計などを納めるとともに、オーナーの好みに応じたアートなどを飾れるような構造になっています。


ロールスロイスでは複数のアーティストやデザイナーと協力して、ギャラリーの中に納める作品の参考になるようなサンプルを造っており、その中にはオーナーのDNAを3Dプリンターで印刷した金メッキプレートや、ロールスロイスのために開発された新種のバラをモチーフにした陶器製の絵などがあるといい、ロールスロイスのbespork部門により世界で一台の車に仕上げることが可能です。