ヘネシーパフォーマンス フォードF-150 6輪ヴェロシラプター | 最新のりものニュース

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ヘネシーパフォーマンスはアメリカのテネシーが本拠地のチューニングメーカーで、代表作としては、ロータスエリーゼを元にした世界最速を記録したVenom GTやTop Gearでジェレミー・クラークソン氏が乗ったフォードF-150のチューニングカーのヴェロシラプターで有名な過激なチューニングメーカーです。

今回ヘネシーは自社のチューニングカーであるヴェロシラプターを6輪に改造しました。
ベースになったモデルはフォードのピックアップトラックのF-150の最上モデルのSVTラプターで、6.2リッターV8のスーパーチャージャー付エンジンを搭載したハイパフォーマンスモデルです。結果、SUV/ピックアップトラックとしては圧倒的な速さを持つ車を作り上げ、最高出力は632馬力を発生し、総重量が2.75tもある巨体を5.2秒の加速で0-100km/hまで引っ張る驚異的なスペックを誇っています。



そして今回ヘネシーが作った6輪のヴェロシラプターは2019年モデルになり、V8スーパーチャージャーエンジンではなくエンジンではなくV6ツインターボエンジンが搭載され、600馬力以上を誇るV6ツインターボエンジンを搭載し、0-100km/hの加速は5秒以下と発表されています。車輪が増えたことでトラクションが増えたことがタイム短縮に役立っているようです。

ヴェロシラプターには2つのステージチューニング内容が用意されており、まず第1ステージではターボチャージャーのアップグレード、EUCチューニング、吸気システムなどで、 $22,500、約245万円で、ステージ2ではより大きなターボ、EUCチューニングなどで$49,500、約540万円です。



そして、新しいエキゾーストシステムが用意されており、リアタイヤの前にエキゾーストエンドがありより迫力あるサウンドを楽しむことができます。トランスミッションは10速となり、新しいオフロードタイヤの20インチのホイールを装備していて、ロールバーなど強化もされています。

この6輪のヴェロシラプターは運転席からサイドミラーを覗くとリアの4輪を見ることができ、ノーマルの4輪のヴェロシラプターが小さく見えるほどです。このモデルの直接的なライバルとなるのはメルセデスAMGのG63 6x6でサスペンションは同様に強化されていて、8インチアップ、各タイヤに2本のショックアブゾーバーが装備されており、過激なオフロード走行にも耐えれるようになっています。

きになる価格ですが、ライバルのG63 6x6より価格は抑えられており、£260,000、約4000万円になっていて、100台限定の生産になり、すでに受注が入っているそうです。