パブロフとの出会い(ビビビ編)
↓パブロフとの出会い(パブローグ編)
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前回のつづきです
私がセンターに居る犬について
なんとなく想像していたのは
言い方は乱暴ですが
田舎の軒先に繋がれている![]()
茶色や白やブチの大きな犬でした。
いわゆる雑種です。
人が前を通ると、我先に!と吼えまくる・・・みたいな。
恐らくそういう犬も多量に保護されているのでしょうが
保護犬のページにはそれより
チワワやミニチュアダックスが軒を連ねていて驚きました。
廃棄された理由はさまざまですが
世相を反映しての、
狭小住宅への引越しや会社の倒産などもあり
なんだか暗澹たる心持になりました。
契約するマンションでは
肩からお尻までの長さが40センチ以内、体重は20キロまで
と決められているので(契約前に何度も確認した)
その範囲内で可愛い子・・・と、いうよりは
ピン!
と来る子、を探しました。
だって、その子の一生を私がそばで見守るわけですから
中途半端な気持ちでは背負えません。
そしてそれと平行しながら、ブリーダーやペットショップも勿論見ていました。
繁華街にあるペットショップにも、何かのついでに覗いたこともあります。
でも、どの子を見ても『ピン!』はおろか『可愛い!』なんて思えないんです。
『もしや、私、可愛い不感症なのでは
』とか思ってみたり。
でも、可愛いの理由の内訳は小さい90%・しぐさ10%という感じでしょうか。
でも、大きくなっても可愛いと思えるのかな?とか
なんて、ひねくれた事ばかり考えておりました。
もし私が飼わなくても、
他の誰かの目に留まる犬であれば
私が飼う必要はない。
それがペットショップの犬を見て感じた事だったんです。
(あ、別にペットショップで買うことを非難はしていませんよ。
だって私も最初は買おうと思っていたくらいですから~
と、いうよりも、
犬を飼う選択肢の中にペットショップがデフォルトされていて、
保護犬が含まれないのは
ただ単に日常生活で目にしないから、という理由なんだと思います。)
心に“可愛い不感症”の烙印を押された(自分で押したんだけど)私は
元々冬に犬を飼うつもりだったこともあって
『まぁ~今探さなくてもいっかなー』なんて思い始めていました。
それでも夜な夜な暇になるとパソコン見ちゃうんです。
そんな時見たのがパブロフです。
ビール片手
に、熟睡している旦那の寝返りの音
なんかを聞きながら
パソコンをぽちぽちしていると
たくさんの保護犬情報の中に、私と目が合う犬が・・・
クリックしてみると可愛いヨークシャーテリア???
いや??雑種???なんじゃこいつは?
(その頃はヨーキーという略称も、MIXなんていうナウい呼び方も知らない私)
いやいや、とりあえず
こんな可愛い犬はすぐに誰かに貰われていくだろうから
私はもっと私にしか飼えない犬を探そう~
と、すぐに別犬を検索検索・・・・
んや!
もっかいさっきの見よう・・・
んむー
可愛い・・・
いやいや!だからすぐ貰い手つくから
わしはもっと器量のない子を・・・
ぽちぽち・・・
んや!
もっかいさっきの・・・
~省略~
一人ノリ突っ込みをしながら
その日は終了。
まぁ、人は夜中に見たものなんて、大抵忘れるわけですよ。
ワタクシもご他聞に漏れず
『あーなんか昨日可愛いの見た気がするけど、
どこのページかわかんなーい』
となり、また数日が経過・・・(私のいい加減さが露呈)
数日後、
昔たまに読んでいた犬ブログがあり
それをしばらくぶりに見ると、バナーに保護犬のページがありました。
『こんなとこにも貼られてるんだー』と何気にクリックすると
出てきたんですよ、パブロフが。
(エチロフ殿、お借りしました)
台詞も今のこのブログの流れにピッタリ!(汗
『おお!あの時のめんこい子じゃ~』とまじまじ見ると
まじまじ可愛い・・・
捕獲は5月なのに、なんでまだ貰われないかなー?
(見たときは7月下旬)
プロフィールを見ると、フィラリア陽性。
ああ、これだからかな?
と言っても私もフィラリアは『蚊にさされるとうつる』という
小学生以下の知識しかなく
ぽちぽちと検索。
すると
心臓に巣食う寄生虫で
心臓にダメージを与え、子を産み
例え虫が死んでも体から排出されるわけでないと知るわけです![]()
もう頭を金づちで打たれた様なショック・・・
こんな小さい子がフィラリアで、しかもセンターから保護された犬って
今までどんな生き方してきたんだろう・・・
預かりママさんのブログを見ても
こんなに可愛いのに、なんでこんな酷い目に・・・
と、憤り・・・でもそれ以上に可愛い・・・半端なく可愛い・・・
いやーん!めっちゃ可愛いやん!
それがなんとなく、私とパブさんの間に見えた
赤い糸だったのです。。
パブロフとの出会い(隠密行動編)に続く
