御無沙汰してます。
このところ、毎回こんな出だしになってしまうほど放置ばかりですが
久々の更新ネタ。

本来は以前ボツった記事を今更David Bowie追悼企画として焼き直したものです。

と言っても、今回はいつもと違った趣向で
前から気になってた案件をある機材で検証してみたかったというモノになります。


さて、ここにおいでの皆さんはアクセス解析によると3~50代男性がメインの閲覧になってるので
"Mick"と云えば?"Jagger"だったり"Tayler"だったりするんでしょうが・・・その中に"Ronson"って方居ます?
そんなあなたに送ります。

70年代初期のZiggy Eraと呼ばれるDavid Bowieのバックバンドである
the Spiders from Marsのギタリスト役といったところ。
(曲によってプロデュースとアレンジのクレジットはありますが、基本的には演奏メインだったのかな?)

で、これまた風変わりなサウンドを奏でる方でして
時にRingtone、high-octane tone(どういう表現だ?)とも呼ばれる
やはりハイミッドのブースト掛かった以前記事にしたBrian Mayのようで、全然違う感じといいましょうか?
(Brian Mayはギターも異常だし)

そんな彼の必須アイテムがTone Bender MKⅠで、使ってみりゃわかるんですけど
これがまずミッドブースト系のファズで、「なるほど、コレはRonsonっぽい!」となるわけですが
だけでは、なんだか物足りない。

ではアンプは?というと、(まぁ、"ライブ限定"なんでしょうが)これまたレアな67年のMarshall 200Wなんですね。
3ノブのみのコントロールで元々はPA的な使用を想定されたものらしいんですが
なぜか?もう一度言う、な・ぜ・か?アクティブEQ?とされるEQ構造らしいんですわ。

えっ?フツーのMarshallと違うんかぃ!という事になりますね・・・。

興味は尽きないのではありますが、レア中のレアモデルのため入手は非常に困難。
何かないか?と探してみるとMenatoneで出てました。
(この記事を書いた当初は無かったものの、最近はManlay Soundでも)

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新品は高くて買ってられんから中古をゲットしてみたので
例のアクティブEQなるものの真価を見せて貰おうじゃないの。

で、いつもなら例の波形ソフトが出てくるところですが
今回は趣向を変えて以下の機材を使用してみました。


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NTi AudioのジェネレーターMR1とアナライザーのAL1

古い型ではありますが、アナログ用の携帯測定器として定番ですね。

ってわけで、ジェネレーターでピンクノイズとホワイトノイズ(わからない方は調べて下さい)を
発振してMenatone PIGを通しEQを操作しアナライザーで波形を確認します。


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まずはBypass時のピンクノイズがコレ
このアナライザで見る限り、結構フラットな感じ。


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こちらはピンクノイズをPIGオンでEQはTreble&Bass共、0
なるほど、多少ローが減って1k以上が残る感じ。

※POWER GAINが少し上がってるのは連動型のため0にしちゃうと無音なってしまうので


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で、Bassをフル10へ

250Hzをピークに(500Hzも同じですが誤差アリ)グワっと持ち上がります。

※以降同じVolumeだと、グラフオーバーになるためレベル調整しています
  (EQとはいえ、Vol.機能も兼ねているので、音量も増加してしまう)


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今度はTrebleをフル10でBassを0へ

2kHzをピークに(4kHzも同じですが誤差アリ)グワっと持ち上がりますね。

さて、各EQのピークレンジが把握出来たところで今度は2つ共フル10へ


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するとどうでしょう?
1kHz(500Hzも同じだが誤差アリ)をピークに持ち上がります。

相乗効果というわけではないのですが、相関作用としてハイとローが減るように出来ており
Middleのツマミがない分、ミッドレンジのコントロールを
BassとTrebleの2つのツマミで出来るようになっているようです。


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試しに5:5に調節してみると
Bass 0:Treble 10時に近い波形になりますが、ハイは少し減っていきます。

なるほど、アクティブEQというのは伊達じゃないんですね。
まぁ、基本的にTreble寄りのサウンドなのは否めませんが
実機で確認出来ませんので、これで納得といったところでしょうか?

長くなったので、ホワイトノイズは次回。