昨日の夜、久しぶりに高熱を発してだるい体で床についた。
喉の渇きを癒すため立つと、腰に激痛を感じて曲げることができなかった。
生まれて初めての出来事に驚きつつも、明日は休もうと決めてなんとか眠ることに成功した。
翌日の朝。
熱が下がったせいか、腰痛も消えていた。
思えば関節痛のような痛みだったので風邪が痛みを増していたのかも知れない。
これほど痛みがないなら会社に行ってもいいかなと思いながらも、することもない職場にただただ座り続ける苦痛を考えると行きたくない。
しかし、印刷したい資料があったのを思い出して悩むことに。
とりあえず出社時間が近づいたので会社に電話した。
口をついて出たのは、病院に行くので遅れますだった。
どうにも決断力に欠けるようだ。
とりあえず昼までだらだら寝て過ごし、マッサージ機に助けられながら体調を測る。
私用も終わったし、ってことで会社に出かけた。
微熱の私を待っていたのは、O部長へのだるい対応だった。
「こんなメールが届いていたけど、ウイルスに感染してるんじゃないか?」
私が出社する前にウイルスチェックしとけってんだ。
あほか。
「MJのIDってどうやって取得するんだ?」
ぐぐれ!
まずはメニューを全部開け!
お前はヘルプを読む習慣をつけろ!
胸の内で罵倒しつつ説明。
図解の説明書を渡せば、何一つ書いてあることと違うことはないことを
「これでいいんだろ?」
確認して済むだけ他のあほよりましなあほなんだけれども。
キャプチャしてHTMLファイル作るなんてだるいことをいつもいつもやりたくない。
多分、ママに許可されるまで待機姿勢を保つような子供だったんだろう。
しかし、もうすぐ辞めるという危機感?
くだらない質問ばっかりしてきやがる。
「ウイルスソフトがそろそろ更新の時期なんだけどどうしたらいい?」
買えば?
インストールすりゃいいでしょ?
「はいを押せばいいのかい?」
他に押せるものがあれば押してみろよ?ああ?
んで、ノートン2005は認証にアクティベーションやるらしいと教えてやった。
なんて親切なんだろうと自画自賛。
でも余計なことするとまた仕事が増える訳で。
どうすりゃいいか教えてくれとうるさい。
それでさ。
教えた通りにするなら教えるさ。
「他には何かないのか?」
分からないくせに何でも教えてくれと言う。
自分で調べる脳はもちろん持ってない。
んで、不満だけ口にする。
「絶対ウイルスソフトメーカーがウイルス製造してる!」
スルーしつつフリーソフトを紹介してやった。
正直あいつが何をしたいのかが理解できない。
日本で有名なウイルスソフトを買ってコピー品をインストールしたいらしい。
それで?
ちゃんと買ったものじゃないと安心できないって言ってるけど。
フリーソフトはサポートがないとか言ってるけど。
自己責任でインストールじゃ会社の場合駄目だって言ってるけど。
全然意味が通じてないってことが分からないのか。
あほを教化することが出来なかった無力感を抱いたまま残すは2日間。