クリスマスの後、大学院の友人たちとの約束がありました音譜


私の所属する専攻は、全部で15人くらい。


その中で2つのコースに分かれているのですが、私のいるコースともう1つのコースは、とる授業が殆ど同じなので、もはや一体となっている感じです。


その2つのコースを合わせて、フランス人3人、中国人8人くらい、その他の国から1人ずつ、という感じ。


初めは、中国人の子たちはグループになって中国語で会話しているので近寄りがたく、挨拶をかわすくらいでした。

あ、別にネガティブな意味じゃなくて、同郷の子が集まりやすいのは、自然なことですよね。


でも、話してみると、ひとりひとりはすごくいい子だし、みんなフランスが長いこともあってかとても親切にしてくれるし、やる気のあるひとも多いことがわかりました。


ちなみに、その他の国から来た子もフランス1年目っていう人はいなくて、知る限りでは私だけのようです。


同じ授業をよくとっている子たちとは自然と話をするようになっていきました。

っていっても、「研究進んでる?」とか、「○○の発表のことでここが分からないんだけど、わかる?」とか、「△△先生の授業ってどう?」とかそんな話題が殆どですが。


フランス人の学生は、たぶん、他に友達が沢山いるからなのか(?)、気質がそうなのか分からないけど、授業直前に来て、終わったらすぐいなくなっているので、残念ながらあまり会話をしたことがありません。


私も、やっぱり日本語で話す方が楽だし、他の大学に留学している人も含めて、日本人との交流のほうが多かった。

そして、それはそれで悪いことではないと思っています。

同じ状況の者同士でしか理解できないこともあるし、日本語でしゃべることでストレス解消している部分もあるし。


それでも、学期末に中国人で一番仲良くなった子が、「バカンス中に、他の専攻の中国人の友達と日本食を食べに行きたいんだけど、おいしいお店教えてくれない?一緒に行こう!」って誘ってくれたときは嬉しかったな。

お店は紹介するから、せっかくなら友達と2人で行くほうがいいんじゃないの??って言ったんですが、いやいや、一緒に行きたい!って。


それで、一昨日その約束があったんです。

日本料理、彼女たちも気にいってくれたようでよかったです。


その後、散歩して、コーヒー飲んで、とらやで和菓子を買って、そこでもう一人の子と分かれたあと、

友達に、大きな大きな中華スーパーを案内してもらいました。


生のしいたけとかエリンギとか久しぶりに見た!

ライチもおいしそうだった!(高いけど)


フランスに、友達を作りに来たわけじゃないから、学生生活が充実していればそれで満足でした。

それは本当。


でも、大学院で知り合った友達と出かけるのは初めてで、楽しいひとときを過ごせてすごくうれしかったです。



そして、とらやで和菓子を買ったのは、翌日、アルジェリア人の友達と約束があったからです。

彼女は、生活費を稼ぐためにバカンス中も殆ど毎日働いていて、昨日は貴重な休日だったの。


日本食を食べたことがない!という彼女の希望で、当初は日本料理店に行こうっていう話だったんです。

でも、あいにく昨日は土曜日で、日本料理店はディナーのみの営業。

ディナーだとかなり高くなってしまうから、残念だけどまた改めてにしようか・・・という話になったんです。


そしたら、一緒に過ごすだけでもいいから、うちにおいでよ!と招待してくれて、彼女のおうちにおじゃましました。

とらやのどらやきと紅白の最中、あとは日本の麩のお吸い物(加賀麩のお吸い物 )をおみやげに。


フランス人は、あんこが食べられない人も多いから、和菓子はアルジェリア出身の彼女の口に合うかちょっと心配だったのですが、とても気に入ってくれたようで安心しました得意げ


あとから、彼女は普段、友達を家に招かないと聞いて、それなのに招待してくれた心遣いをうれしく思いました。


で、私はお茶して失礼するつもりだったんですが、アルジェリア料理を作るから夕食食べていって!と言ってくれて、とっっっってもおいしい、鶏もも丸ごとと野菜たっぷりのオーブン焼きを作ってくれました。


ほっぺが落ちるほどおいしかった!!!


そして夕食までごちそうになるとは思っていなくて、本当に気持ちがうれしかった。


オーブンで焼いている間、二人で記念に写真を撮ろう!ってことになったんだけど、携帯で撮るのに四苦八苦して笑い転げたり。


パリで生きるのは経済的にとても大変、働かないと食べていけないし、勉学の時間を確保するのが本当に難しい、余暇なんて全くない、という話を聞いたり。

(学期中も体調が悪そうで心配でしたが、食事や睡眠がろくにとれていなかったそうです。)


そんな中で、授業がない時期とはいえ、楽しい時間をつくってくれて本当にありがとう。


今度は我が家で、日本の家庭料理をふるまうことにしました!腕を磨かねば。



アルジェリアの彼女だけじゃなくて、周りのクラスメイトには、授業の後や週末働いて生活費を稼いでいる、という子が少なくありません。

それでも、勉強や研究がしたいから頑張ってる。

(とはいえ、他の子はみなバカンスはバカンス!として休んで旅行などを楽しんでいるので、アルジェリアの彼女は特に厳しい環境なのだと思います。)


そのなかで、今は奨学金をいただいて暮らせている自分の現状に、改めて感謝するとともに、

勉学に集中できる時間を大切にしよう、限られた留学期間を無駄にしないようにしよう、と気持ちを引き締めました。


年末年始に留学生仲間がパリに来てくれた後は、1月、2学期が始まるまで2週間ほどあるので、その間に、研究をがりがり進めたいと思います。



今年、特にパリに来てからはあっという間でした。

(よく考えるとまだ4か月ですが・・・)


落ち込んだり心細くなったりしたこともありましたが、日本やフランスの方たちに支えられて、

思っていたよりも早くこちらの学生生活になじめたし、なんとか無事に(成績はまだ出ていないけど)、初めての学期を終えられました。


研究も、日本とは全く異なる、恵まれた環境で行えています。


来年、どうなるかはまだ分からないけれど、この1年で経験したことを活かして、ステップアップできる年にしたいと思います。



みなさま、どうぞよいお年をお迎えください!