週末に『ロスト・イン・トランスレーション』 のDVDを観ました。

ソフィア・コッポラ監督の作品です。


ストーリーは


舞台はTokyo。

CM撮影で来日したボブは、中年の落ち目ハリウッド俳優。

ホテルに滞在中、手厚くもてなされるが、遠い異国の地にいることを実感し、

孤独と不安におそわれる。

一方、同じホテルに宿泊している若妻のシャーロットは、新婚にもかかわらず、

フォトグラファーで多忙な夫に毎日放っておかれる日々。

そんな年齢の離れたふたりは、何度か顔を合わせるうち、お互いの疎外感に共感し、

徐々に心を癒しあうようになる。


この映画の見どころはいろいろありますが、私が印象的だった3つを挙げてみますね。


1つは、アメリカ人の目に映る日本の描き方。

映画の中では、タクシーから見える渋谷や新宿の繁華街などが映し出されます。

薬局やカラオケの大きな看板なども、なんだかアーティスティックに見えます!

視点を変えると見なれた風景も新鮮に感じます。


それから2つ目は、ボブとシャーロットの宿泊する新宿パークハイアット。

52Fにあるニューヨークバー からの夜景はまさに絶景です星空

何度か行ったことがあるのですが、東京一素晴らしい夜景が見れるバーだと思います!


そして最後は、映画のタイトル『ロスト・イン・トランスレーション』 の意味。

「lost」は「迷った、困った」という意味で、「translation」は「言語間の翻訳」という解釈だけでなく、

日米間の文化の違いや夫婦間の気持ちのすれ違いをうまく乗り越えるための「コミュニケーション」とも

解釈できるのだそうです。

そのタイトルどおり、コミュニケーションが思いどおりにいかない主人公たちの当惑しきった様子や空虚感が、

実によく映しだされている映画です。


それから、シャーロット演じるスカーレット・ヨハンソンがうっとりするくらいキュートでした!


メトロのブログ

モエ・エ・シャンドンのキャンペーンでも来日しましたね。

こちらはゴージャスです!


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