映画「サイドウェイズ 」のDVDを観ました。
ワイン好きにはたまらない映画ですよね。
映画の中で、ブドウの品種「カベルネ・ソーヴィニヨン」と「ピノ・ノワール」が、
対照的に語られています。
きっちり自分を主張する力強さ、
熟成を経て、しなやかな女王のエレガンス
そして、味と香りは、
カシスやプラムなどの果実の香りに、
ミントなどの清涼感を感じさせるアロマを併せ持ちます。
重厚で濃密なタンニンが特徴で、硬く引き締まった印象。
赤ワインらしい仕上がり。代表産地はボルドー。
映画の中ではこんなセリフ
「カベルネはどこの土地に行っても、ちゃんとカベルネの味を保ってるでしょ、
カベルネ自身の味を主張してる、
―強情なのね。」
「ピノ・ノワール」の特徴は、
栽培も醸造も困難な気難しさ、
静かに燃やし続ける真摯な情熱
味と香りは、
イチゴ、ラズベリー、スミレなどの
類い稀な芳香性が特徴。
きれいな酸に軽ろやかなタンニン、
繊細で透明感のある味わいです。
映画の中ではこんなセリフ
「わがままで気難しいピノをうまくワインにできたら、
他のどんなワインも太刀打ちできない。
そして、何よりピノは他の品種とブレンドしない。
旨くてもマズくても、他のブドウのせいにはしないんだ」
どちらも魅力的なブドウですね。