ふみちゃんが入院する2週間前に
わたしはふみちゃん家に2泊3日のお泊まり
だった。
久しぶりに、ふみちゃんの生活スタイルに
合わせる。
ご飯をたべたら、腰が痛いとベッドへ戻る
ふみちゃん。
そっかー。
夕方の6時。ベッドに寝に行く。
えっ、晩ご飯わー。
届いた宅配弁当をわたしは一人で食べてると
何やら声が。
おやっ、だれかいる?
覗くとふみちゃんだけ。
でも、3人ぐらいいそうな声色なんだけど。
ふみちゃん一人で3役してる!!
そーっと、襖の影からから聞いてると
どうも戦時中のような
逃げている、道に迷ってる、そして苦しそうに
咳をするふみちゃん。
それを声色が違うふみちゃん、いやこの時はトヨちゃんかな? が、
ふみちゃんを励ましてる。
ふみちゃん大丈夫?休んでく?
今度は怖い男性の声で
何をやってるんだ。行くぞー。
ふみちゃんは
ごめんなさい、
先に行ってて、我慢するからと。
トヨちゃんは
我慢しなくていいよー。
苦しいよねー。大丈夫だよー
と。
そのうちに落ち着いて寝始める。
この緊張感、半端ない。
しんどくないかな。
目が覚めた時に、ママに
小さい頃
ふみちゃんって
呼ばれてたの?
そうだったかも。
この、だれかわからない人との会話
ベッドへ行くと始まる。
いつも、ふみちゃんへの労いがはいる。
そして、たまに
ふみちゃんがトヨちゃんにアドバイスをしてる。
ふみちゃん、どこの世界に行ってるの?
このベッドはタイムマシーンか?
いま、ベッドが空いているうちに寝てみようかな。
