ある日、青年は湖へ釣りに行っていた。
快晴の午前中に身を任せて釣りに出向いていき、午後、天候は急にぐずりだして、突風と大雨にみまわれてしまった。
釣り道具と軽装だった青年に嵐の被害を退けることもできず、ずぶぬれになりながら、家路へ着いていた。そんな時、茂みに、ある動物を見つけた。


―――――――――それは 一匹の傷ついた猫だった


――――――――――――――――――――ネコマタ 続

「そうです…だから、ご主人様が私を拾ってくれたのは運命なんです…!」



「こんにちは~そこの畑に越してきたアルラウネでーす」


「お前の家族を殺したのは     俺なんだ」



「生き残ったのは、僕一人だった」

―――――――――――――――――――――ネコマタ 参

「そんなの僕の母さんじゃない!!僕の母さんはもっと、もっと…!」


「目を背けないであげてください!!」



「ほざけ、力づくでも娘を返してもらうぞ」


「私は親子でもないのに、親子であろうと懸命に努力するパパの方が好きっ!!」


「一緒に住むことはできないだろうか?」


―「もう、ここにいる必要だって、ないかもしれない」―

―――――――――――――――――――そして、 ネコマタ final へ・・・

「アルだけ仲間外れみたいな…」


「…私はそこが心配なんです」


「やはり自己満足ではないだろうか」


「怖くて、怖くてたまらないの」


「そんなこと私はないと思います」


「私のことをわかっているような気がするな」


「こにはもっと別の温かさがあるよ」


「きっと変われると思ったの!!」



「温かい…手の中に伝わってくる」



――――――――そして、急変する final へ

「そんな、そんなの・・・ないだろ、だって、だって・・・」




「う’うぅあ’あ’あ’あ’あ’あああああああああああああああああああッツ!!!!」



                   
――――――――――――――
ようなら 



急展開するネコマタ最終章、「ネコマタ final」 乞うご期待ください。