今更ながら、東方こーりんどうの感想を書こうと思います。
初めは東方のキャラクターとほのぼのをイメージしていたんだけど、そこらへんのライトノベルとは一味違った。難しい小説だったよ。
なんていうか、この本を読んで、ものの価値の見方が変わった。
まず、こーりんどう店主、霖之助の視点で広がっており、 霖之助 独自のものの見方、感じ方、考え方について長く述べられているんだけど、これがかなり難しいというか、頭を使うというか。
霊夢や魔理沙が持ってくるちょっとした疑問に、複数の視点から一つの真実を見つけたりする。これがこの本の魅力ですね。
かなり固い小説かと思う。あまり読みなれていない人は・・・ちょっとね。
wiki等でこーりんどうのことについて、チラチラと書いてあったけど、その情報が繋がったのが嬉しかったな☆
感想
この本を読んでいると「あぁ、なるほど」「え、そーなんだ」と感じる箇所が多く見当たりました。現代の人が知らないような、霖之助の独自の考え方を通した真実というものがあり、興味深い本でした。
最後にZUN氏は「この本に書かれていることは霖之助の妄想であり、真実ではありません」的なことを言っていましたが、僕は真実が多く含まれていると思うけどね。
古き人の考え方や見方、今の現代の人に忘れてしまっている「考える」 霖之助という人物は、現代の人間にとって、参考にすべき人間ではないかと思いますね。
