紅魔館から博霊神社へと帰宅すると、険しい表情のチルノが居間にいた。


「ここ・・・・私の神社・・・」


鍵とかないんだよなー。泥棒とか入ったら、どうするんだろうか。


「まぁ、それはおいといて・・・と。主。昨日襲ってきた犯人が、まだわからないのよ」


「あぁ、大丈夫。犯人はもうわかったよ」


すると、足を崩し始め、二本の腕に体重をかけはじめた。


「なーんだ・・・。今まで居間で考えていたのが、無駄だったなぁ・・・」


うん、今、居間でダジャレ言ったね。


師匠は面白い人だなぁ・・・。


「で、誰だったの?」


「レミリア」


「・・・・あぁ、吸血鬼だもんね・・・。なんとなくわかった」


そう吹っ切れたように言うものの、また腕を組み、親父座りを始めた。まだ、煮えきらない疑問があるらしい。


「犯人の件は解決したからいいとして・・・。ルーミアの調子が・・・少しおかしかったの・・・」


もとからおかしいのに、もっとおかしくなるのか!?


「どういうふうに?」


「なんか、いつもより優しい感じ・・・?すごく気分が良い感じだった・・・。最初の方は、胸がざわざわするって言ってたけど」


うん・・・・?ちょっと待てよ、昨日、ルーミアは僕の手をガッチリ掴んでたはず?レミリアの言っていることが正しければ、僕の癒しの力が・・・。


「恋してるんじゃない?って簡単にまとめておいたけど」


流そうとしたが、眉を一つひそめる形になった。


「いつから、胸がざわつき始めるって言ってた?」


チルノが思い返すように、人差し指を顎に当て


「主を食べようとして、手を掴んだときから」


・・・・・・・・・・。


「それで、チルノが「恋してるんじゃない?」って言って?」


「気分良く、両手を上げて「そーだったのかー!」ってすごく喜んでたよ」


・・・・・・整理を何回しても、大変な事態をまぬがれる答えが導き出せません。


「主・・・お気の毒に」


霊夢はいい加減理解したようで、背中に片手をポンッとおいた。まったくもって他人事だ。


「え?どうしたの?」


「つまり、その恋の相手が・・・僕になってるんだよ」


チルノは間をおいて、笑い始めた。


「あはははは!そうだね・・・・くく・・・・」


「くっ・・・チルノ・・・・・」


チルノは笑い転げて


「えへへ・・・・・早乙女だったかな・・」


「早とちりな・・・・」 


僕は不幸なことになってしまった


end


主は大変なことに


てゆうか、フランに懐かれて、ルーミアに懐かれるとか

どっちも、普通は主(人間)を食う妖怪だからねw

しかも、どっちも覚醒したら半端ねぇっす。



受験勉強があるので、ブログ自体の更新がくそ遅れるとおもいますw