幼いころから好奇心旺盛で、宇宙の果てはどうなってるんだろうとか、なぜ地球は周るのか、みたいなことに興味があった。


史上最も大規模な科学実験であるLHC計画が現在進行中である。


簡単に言ってしまうと、原子よりもさらに細かい陽子同士を加速器によって衝突させ、得られる実験結果によって宇宙の謎を解こう、とするものだ。


しかしながら、その実験過程において発生するブラックホールが地球を飲み込んでしまう…などといった憶測が飛び交っていたらしい。


案ずることなかれ、大部分の物理学者はその可能性を否定している。


衝撃の大きさは、それによると、ハエとハエが正面衝突したときと同じ程度、って…分かりやすいような、分かりにくいような。すまいる



まあ、それについては今回の本題とは違うので、このへんで。パー


実は、この計画についてのニュースは世界中で取り上げているらしく、地球が消滅するかもしれない、という話を信じ込んでしまったインド人の女の子が自殺を図った、というのだ。


皆さんは、これについてどう思われるでしょうか。


よく私たちは、遊び心でもし明日地球が滅びるとしたらどうしますか?という問いかけの答えを考えたことがあると思う。


そして恐らくその内容は実に他愛のないものだろう。(真剣に考えていた方、すみません。)


ところが、彼女は違ったのだ。


あまり事件に至った背景については分からないが、いろいろな要素や偶然が重なり合ってのことなのだろう。


とにかく、ここで学ぶべき教訓は、未来を絶たれた人間は死を願望しやすくなる、ということだ。


確実に明日、自分が死ぬと分かったら、果たして本当にあれが食べたいだの、最後に豪遊したいだのと思うのだろうか。


もしかすると、その子には一歩抜きん出た想像力、他を卓越した感性が備わっていたのかもしれない。



科学を盲信するあまり、何よりも大切な人間の神秘性へ目が向かわなくなってしまったら、それは何のための科学であろう?


死というブラックホールに飲み込まれた一条の麗しき光はもう二度と戻ってはこれないのだから。


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