本当に何気なく、でも何かに引かれるような思いで始めたブログですが、そのコミュニケーションツールとしての可能性に驚きを隠せずにいます。
よくブログの世界はバーチャルな世界として捉えられますが、リアルな世界とのもっとも大きな相違点は発信される情報の性質、つまり現実世界では、初対面の時にはどうしても外見から入っていかざるを得ないのに対して、ブログの世界ではむしろ個人の内面的な部分が優先されてるという点にあります。
これはどういうことかと言うと、これまででは実現しなかったことがブログの流通によって可能になる、つまり、不特定多数の他者に向けて自らの考えをアピールできるようになる、ということです。
たとえば、容姿に自信がなかったり、口下手だったりして、それまで自己主張する機会に恵まれなかったひとにも門戸が開かれるわけです。
しかしその反面、匿名性をいいことに、ティーン世代を中心としたネットによるいじめなどの問題も残されています。
あるいは、捏造された偽りの情報が伝播され、玉石混交に陥る恐れもあります。
ひとの集まるところにより多くのひとが集まるのは良いが、しかし一方で、ひっそりと影に怯えながらも発せられたアラームには私たちは敏感にならなければならないと思います。
仮想の世界でも自然淘汰が優勢になってしまっては、麗しき可能性の芽を摘む結果となることは明白であろうと考えるからです。