久~しぶりに映画館で映画を観てきました(^-^)/
気鋭の映画監督であられます押井守氏による新作、スカイクロラ。
最新のCGと手描きが融合する今までにない新しい世界観に惹かれ、ついぶらりと(笑)足を運んでしまいました(*^.^*)
物語の舞台は架空のヨーロッパで(ビッグベンらしき建物も登場する)、時代設定は近未来というか、結構曖昧だったりします。
平和しきった社会が次に求めたもの、それは「ショーとしての戦争」でした。
民間の企業が、合法的に戦争を事業化するわけですが、本気なのかゲームなのか分からず、ややリアリティーに欠けるな、と個人的に感じました。
迫力ある空中戦は見ごたえ充分なのに対して、生々しい描写が無いために、人の死という部分は、あまり意識させてきませんが、これはおそらく監督の意図なのでしょう。
話の中で、「完全な平和はあり得ない。世界のどこかで争いは起こりつづける。それで、私たちは平和を実感し、維持することができるのだ。」と女性指揮官の草薙水素(スイト)は言います。
その草薙や、主人公の函南(カンナミ)優一は、子供の姿のまま永遠に生きつづける「キルドレ」と呼ばれる存在であり、当の函南は、自身の生い立ちについてはあまりよく知りません。
まー、普段の私たちは、やがて訪れる死へ向かって生きていますから、永遠に生きると言われてもいまいちピンと来ませんよね(^_^;)
そんなわけで、劇中で交わされる会話は、全体的にどこか生気の抜けた感じもしますが、時折見せる函南の笑顔や、草薙の激昂する場面なんかは印象的です。
いろいろと見どころは満載で、その中でもおすすめなのは、最後の函南と草薙の抱擁するシーンp(^-^)q
生きることと死ぬことは、その表と裏。
それは彼らキルドレにとっても同じこと。
生きることは辛いことかもしれない。
ましてや、永遠の命ともなれば…
草薙がたとえ自ら死を選ぼうとも、それが生に変わった瞬間、自分の中で何かハッとするものがあった…。
…キルドレとして生きることを強要され、その運命によって翻弄される登場人物たち。
「いつも通る道でも、全く同じなんてことはない。ほんの少し違うだけでもいいじゃないか。」という函南の台詞には、今の若者に見てほしいとする押井監督のメッセージが込められている気がします。
この夏はぜひ、映画館という名の避暑地へ出かけてみてはいかがでしょうか('-^*)/
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