自転車に乗る練習をしている
 その少年はいつの日か
 思い出すのか
 自転車に
 乗れなかった今日の日を

 ムズカシイことは
 たいていそうだ
 自分の知らないこと

 ムズカシイといって
 ぼくのせいじゃないふりをする

 ぼくはもう自転車に乗れる
 ぼくはもう乗れなかった日をおぼえていない