世界ではじめて火を起した人がいる。
人というより、猿といってもいいのだろうか?
とりあえず、ここは人ということにしておこう。
石をぶつけあい、その火花を枯れ草に渡したのか、
それとも、木をこすりあわせて火を起したのか、
ぼくは知らない。でも、そんなときがあったのだろう。
最初、ひょんな拍子で火が起せたかもしれない。
だけど、二度目はムズカシイはずだ。
そして、火を起すまでにどれくらいの時間が
かっただろう。その間の時間を他の人々は
どうみていただろう。そういう時間の中で
きっと火は生まれた、
ような気がする。
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