炎天下、水に沈んだ熱帯魚みたいな青いライター 泳げ


 

吉田 修一
熱帯魚

 いつの日か捕まるだろう

 それまで逃げる

 方法なんか考えず

 

 逃げてもいつか捕まるだろう

 きっと捕まる

 誰だって捕まる


 誰かを捕まえたい

 あのなにかを捕まえたい

 きっと誰もが捕まるんだから


 それまで逃げる




 まず、本屋に行く

 そして、この本を手にする

 1ページの最初の4行を読む

 おもしろければ

 買え・・・ば

 損はない・・・と思う

 (この4行はおもしろいし、この1編の大事な部分であるとも思う)


 適当な優しさと壊れっぷりが気持ちいい


 他の本も近いうちに買うだろう

 

 これが自然体なのかもしれないけど

 もう少し流れなんか無視しちゃってもこの人ならおもしろいだろう


 

  炎天下、水に沈んだ熱帯魚みたいな青いライター 泳げ