「海は二つの扉を押し開いてほとばしり 母の胎から溢れ出た。 わたしは密雲をその着物とし 濃霧をその産着としてまとわせた。 しかし、わたしはそれに限界を定め 二つの扉にかんぬきを付け 「ここまでは来てもよいが越えてはならない。 高ぶる波をここでとどめよ」と命じた。」
‭‭ヨブ記‬ ‭38‬:‭8‬-‭11‬ 新共同訳‬

「その日の夕方になって、イエスは、「向こう岸に渡ろう」と弟子たちに言われた。 そこで、弟子たちは群衆を後に残し、イエスを舟に乗せたまま漕ぎ出した。ほかの舟も一緒であった。 激しい突風が起こり、舟は波をかぶって、水浸しになるほどであった。 しかし、イエスは艫の方で枕をして眠っておられた。弟子たちはイエスを起こして、「先生、わたしたちがおぼれてもかまわないのですか」と言った。 イエスは起き上がって、風を叱り、湖に、「黙れ。静まれ」と言われた。すると、風はやみ、すっかり凪になった。 イエスは言われた。「なぜ怖がるのか。まだ信じないのか。」 弟子たちは非常に恐れて、「いったい、この方はどなたなのだろう。風や湖さえも従うではないか」と互いに言った。」
‭‭マルコによる福音書‬ ‭4‬:‭35‬-‭41‬ 新共同訳‬

今日の聖書箇所は、海や湖、舟に関する箇所でしたね⛵️

先日、私は初めて東京諸島の三宅島へ船で行って来ました。風速10m以上の風で船は結構揺れました。怖くもあったし、酔ったらどうしよう😰と不安にもなりました。が、次第に身体が揺れに慣れてきて無事に約7時間の船旅を終えることができました。

この経験をして、聖書の舟の箇所がリアルに感じられるようになりました。イエス様が「向こう岸に渡ろう」と言ってくださったら、「はい!」と答えて、艫のところで寝ておられるイエス様を見て、「イエス様がそうされているなら、大丈夫なんだ!」と安心して、一緒に揺れる波間を進んで行きたいと思いました。激しい揺れであっても堅く信頼して行こうと思いました。