人生のことを考えてもよいが、

それは休暇のときにすることだ。

ふだんは仕事に専念しよう。

自分がやらなければならないことに

全力を尽くそう。解決すべき問題に取り組もう。

それがこの現実をしっかりと生きることだから。

 

 

若者よ、そこそこの勝利が約束された人生を欲しがるな。

安定が保証された身分を欲しがるな。

若者よ、絶えず、絶えず、挑戦し続けよ。

その挑戦の中では、失敗が多いだろう。成功は少ないだろう。

それでもめげずにトライせよ。

失敗と成功のくり返しに満ちに挑戦の人生こそ、

きみが生きているということの証明だ。

ひるまずにトライし続けたきみの人生は、

他の人々を強く勇気づけるのだから。

 

 

気持ちはわかる。痛いほどわかる。でも、急いじゃいけない。

すぐそこに手に入りそうなものがいかに立派で偉大に見えようとも、自分の目的そのものに見えても、

それをあっさりとつかんでしまえばしまいだ。きみはまず自分自身を生きないと。きみでしかない自分自身

を生ききらないと、本物にはなれない。

そして、自分自身を生きるためには、艱難、苦悩、窮乏、失意、努力、克服がとうしても必要なんだ。

つらいのはいやだというのはよくわかる。けれど、きみが欲しがっている本物はそれら苦難の果てに輝いてるものなのだから。