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大雨、雷注意報が各所に出ている朝。やばいねぇ、目的地に着けるといいけれど、そんなことまで考えてしまいます。
尾岱沼の朝、雨を覚悟していたけれど降っていないので、早速荷物の雨対策をきっちり。カバーを掛けたりするのに、手間取るものですが、雨じゃないとやりやすい。ラッキーでした。
上下カッパ、レイングラブ、中に電熱ジャケットを着込み、準備万端で9時過ぎに出発。
ルートは当初予定を大幅に変更し、より安全な直行ルート。
そして、足寄のホテルに可能な限り早く到着するためのルートでもあります。
212㎞の距離。全て雨予報。これは本当にきついし、怖い。
尾岱沼スタートから10分走ったらもう雨が降り始め、強くなっていきました。
やばいよ、ホントに。
原野の中の道をひたすら70㎞ほど走り、最初の中継地「中茶安別」。
チャンベツと呼ばれるこのあたりにはかなり広大な自衛隊の演習場があります。
中茶安別のセイコーマートで最初の休憩。自衛隊の方も休憩で買い物に来ていました。
強い雨の中の70㎞走行って、すごく緊張もあるし、体力消耗します。
降り続く雨がひど過ぎて、なかなかセイコーマートから出発できない私。
既にクシタニのレイングラブはビショビショで、ただ手を覆っている大量の水を含んだ布に過ぎません。
が、BMWのレイングラブに換えても、すぐ同じことだろうし、そもそも濡れた手を入れるのに時間がかかるため、ここは我慢することに。
酷い雨の中爆走です。可能な限り早く次の休憩ポイントに行きたいから。
いつもいつも「オソツベツ」という牧場地帯を通ります。
そうです、あのOSO18という牛喰いクマの名前の由来の場所。
46㎞走って鶴居村到着。
刈り入れの終わった畑にタンチョウがかなりの数いました。が、横目でちらりと見ただけ。
鶴居のつるぼーの家、店長さんとは顔なじみなので、第二の休憩ポイントに選びました。毎回来ています。
ここで今夜の宿に電話。
「雨がひどくてつらい状況。行けないかもしれない。キャンセルしたらどうなりますか?」
回答は、「今日は満室。雨という理由はあっても、残念ながら当日キャンセルは満額キャンセル料いただくことになります。」との回答。
雨理由でキャンセル料免除なら、いいな、それだとウッディホテルが空いていたら、鶴居で泊まるという選択肢もあるかも、と思ったわけです。が、そんな軟弱なプランはダメになってしまいました。
とりあえず、ランチの時刻です。
つるぼーの家では揚げ物しかないのがちょっとつらい(笑)。
ザンギは店長さんが超大盛にしてくださいました。お気持ちありがとうございます。が、じいさんには多かったよ(笑)。この店長さんとは波長が合うんですよ。
馬鈴薯トウヤのフライも。色が黄色いポテトです。黒豆茶を飲みながら、揚げ物をがつがつ完食。
ヨーグルトは小瓶がないので飲めず。
ソフィアは濡れながら外で待ってくれています。
いろいろ食べながら時間をつぶす作戦(笑)。
ここで休憩しながら、足寄のホテルまでのルートを検討。
阿寒湖経由だと近いけれど、標高が高いので気温が低すぎる。旭岳の初冠雪のニュースも聞こえていますからねぇ、降られたらヤバいですし。
鶴峠という道はショートカットで阿寒湖近くへ行けるけど、砂利道だし。
すると、どやどやとネイチャーガイドに連れられた5~6名ほどの団体さんが入ってきました。おばさんが盛大に咳き込んでいて、ヤバイヤバイと私は一時的に店外に避難(笑)。
そのガイドさんが、じろじろ私のバイクを見ていたのですが、店の中ででかい声でいろいろ言ってくるんです。
ハンターのウェアを着ていましたね。
「オレはマーニに乗っているんだ」
(←「持ってる、の間違いだろ(笑)?壊れまくるバイクだよね。年に何回乗るんじゃ?マーニを輸入してた福田モーター商会でこのバイクも買ってるんだよ。)
「ナビ使ってると砂利道に誘導されるから気を付けな!」
(←「ナビは使っているけど、目的地を入れて案内してもらうというど素人の単純な使い方じゃなくて、十分に事前検討してアブナイルートは避けて自分でルートをインポートしているんだから大丈夫だよ!」)
「砂利道入ったライダーはみんな転倒しているからな!」
(←どこが砂利道かはほぼ知っているから行かないよ。こんな雨の日行くはずないし。大丈夫だよ!)
「雨が強いから、雨雲レーダー見て走るといいよ!」
(←見てますって。死ぬほど見てるよ(笑))
「オレはここに40年住んでいるから何でも知ってるんだぜ!」
(←私もこのあたりは今年5回目だぜっ!多少のことは知ってるよ。)
※かっこ内は私の心のコメントです(笑)。言ってませんが。適当に受け流しておきました。地元の方の知ったかぶりってまあまあ分かるけれど、ちょっと嫌になりました(笑)。
バイク持ってるからそれも言いたかったんでしようね。古いマーニでたくさんツーリングしてるはずないけどさ。
ルートの検討をして、やはり一番安全な高速で行くことに決定。
阿寒ICから本別ICまで高速を使うってこと。これ無料高速なんです。
しかし、誤算が。
鶴居の南から阿寒ICへ抜ける道道243が結構標高高いところを走っていて、ここで豪雨に遭いました。
道路が川に近い状態。
道路を流れている川がそこそこ深さがあってヤバイ。跳ねた雨水が裾からウェアの中を直撃し、結果靴に大量に浸水。
曲がりくねった山道32㎞の距離を死にそうになりながら走り抜けました。
ここ、『生死に関わりかねないほんもののアドベンチャーツーリング』でした。
先ほどガイドさん、こういう道が二輪にはヤバい状況だって教えてくれればよかったのにね。
ま、車しか乗っていないだろうから、分からないんだろうね。
道内はめちゃくちゃな荒天。
いやぁ、めちゃくちゃ降っています。ヤバイよぉ!
強い低気圧、すごい勢いですね。
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