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ドイツのBMWEモトラッドのHPにR1300GSが掲載されていました。
ドイツ語は得意ではないため、ドイツに出ているならメーカーにとって最大のマーケットであるアメリカのHPには当然もう出ているだろう、と推測してチェックしてみました。
案の定・・・、出ていましたよ。
英語なら問題なく読めますから。詳細が分かってきました。
そうだったのか!という思った点をいくつか。
①100%水冷になったと思っていたら、実は空水冷だった!
アメリカのHPには明確に「Air/liquid-cooled」と書いてあります。現行の1250は確か空冷の割合が半分以上だったはず。それに比べるとより水冷の割合が増えているのであろうと思います。
②バッテリーはリチウムイオン!
※軽量化のためにリチウムになったものと思われます。ただし、寒冷期に始動能力落ちるなど不安があるかも。これは要チェック。私は、今までの伝統的バッテリーに交換してもいいかな、と思います。
③サスペンションは、前EVO-Telelever、後EVO-Paraleverと名前にEVOが付いた。
EVOと付けば、新しくなったということは当然ですが、なにがどう新しくなったかは分かりません(笑)。
④シート高33.4インチ(1インチ25.4㎜で換算すると、シート高848.36㎜)、インナーレッグ曲線74.8インチ(1899.92㎜)。
※シート高850㎜近いのはヤバイね。
ただし、アダプティブビークルハイトコントロール(Adaptive vehicle height control)がオプションとして用意されています。それを使うと下がるということだと思います。あるいはそう期待したいと思います。
現在私の持っているGSAのサスペンションも電子制御されているものです。そして、「ミニマム」という設定があって、車高が実質的に下がりますので、それと同じような仕組みではないかと推測しています。
850㎜のシート高だと、乗れないことはないのですが、私のような170㎝クラスのライダーですと、不安が大きいでしょうね。
オプションを使って大幅に下がるといいなぁ。もしそうでないなら、日本でのセールスは大きく伸びないものと予想されます。なお、R1250GSのローダウンサスペンションは、 805 / 825でしたから、最低そこまでは下がらないと売れませんよね。
これまでR1250GSとGSAが日本で売れたのは、ローダウン版があったから。GSAの場合最低825㎜までシート高が下がったことで爆発的に売れたわけです。GSは所有したことがないのですが、実質800㎜程度という印象がありましたので、それなら多くの人がそのまま乗れるよね、ということでセールスのキーポイントになっていました。
参考:現行R1250GSAのシート高は、プレミアムスタンダード:825mm / 845mm、プレミアムライン:890mm / 910mm。
脚付きの実際の指標となるインナーレッグ曲線はR1250GSの場合、1,870 mm / 1,910 mm。(ローダウンサスペンション 1,750 mm / 1,790mmで、GSAは1,950 mm / 1,990 mm。
インナーレッグ曲線は注目すべき点。シートハイトコントロールされた後どうなるのかが興味の的になると思います。
この点はシート形状などが大きく影響しています。
⑤タイヤサイズは現行のGS、GSAと同じ。
どこのどういうタイヤが付いてくるかも関心事項。
報道されている画像を拡大して見てみたら、緑色のTramuntanaというものにはロード6、トリプルブラックにはアナキーアドベンチャーが装着されているように見えました。
ロード6が付いてきてほしいね。アナキーアドベンチャーは、カーブで切れ込むので絶対に勘弁してほしい。
⑥タンク容量は5.0ガロン。18.92Lとなります。リザーブはおよそ1ガロン。(1ガロンは3.78541Lで計算)
燃費については、アメリカのHPには書かれていません。
タンク容量は、R1250GSより1L減ったということです。が、30LタンクのGSA乗りから言わせると、大同小異、GSの場合はいずれにせよ給油頻繁ということになりますね。
⑦車重はフルタンクで523パウンド、237㎏。1250はフルタンクで256㎏でしたから19㎏減。これならかなり軽くなったという評価になると思います。
日本で紹介されている記事などでは、12㎏減となっています。このあたりは燃料がフルタンクかどうかなどで微妙に数値が異なりますね。
⑧シャーシの形は、スチール製のメイン部分とアルミ製のリア部分の2パーツで構成。
こういうことは、ライダーにとって何か差異を感じられるのか?っていったら、感じられません(笑)。
⑨オプション関係は紹介程度にとどめます。以下は、アメリカでは、ということです。
関心の強い事項には色を付けておきました。
日本導入モデルには、いろいろてんこ盛りに装備が付いてきて違うものになるでしょう。そして高くなるでしょう。
【Standard equipment】
TFT display with BMW Motorrad Connectivity
LED matrix headlight
Dynamic Traction Control (DTC)
BMW Motorrad full integral ABS Pro
4 riding modes (Eco, Rain, Road, Enduro)
Hill Start Control (HSC)
Dynamic Brake Control (DBC)
Dynamic Cruise Control (DCC)
Engine drag torque control (MSR)
Tire Pressure Monitor (TPM)
KeylessRide
Heated grips
Smartphone charging compartment with a USB charging socket
Hand protection with integrated indicator lamps
※これがウィンカーとガード一体型のものですね。
【Optional equipment】
DSA (electronic suspension with load compensation and spring rate adjustment)
Adaptive vehicle height control
※これの中身が現在までのところ、意図的にかどうかは分からないものの、全く説明されていません。
Heated seat for rider and passenger
Headlight Pro
Additional LED headlight
Riding Assistant
※この中身は不明。
Forged enduro wheels
Central locking system
※便利なものですが、RTなどには既にありましたね。下のアクセサリーとして出てくるラゲッジシステムの価格が超高額になりそうです。GSAと違い、パニアなどを付けるベースがGSの車体には装備されていないと思われますのでそこも追加費用が掛かりそう。
【Optional accessories】
Vario luggage system
Tank bag
Enduro engine guard
Enduro headlight guard
Cylinder-head cover guard
and much more
日本での発表が待ち遠しいなぁ。いつになるのか?
いつもいつも日本市場は限界市場、彼らにとっての非重要市場なんだねぇ(悲)。情報も車両到着もいつも遅過ぎます。
もっと詳細情報がほしいね。
買う気満々なんですけど(笑)。
なにと入れ替えるのか?そこが問題(笑)。
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