にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へにほんブログ村  にほんブログ村 バイクブログ モトグッツィへにほんブログ村

ご覧いただき、ありがとうございます 皆様是非コメントしてください。大歓迎です

 

あと一週間ほどで遠征に出発。

29日土曜日出発、東北2泊3日。

自走で大間からフェリーに乗り、5月1日月曜日に北海道に渡り、5泊して、6日土曜日深夜苫小牧から八戸にシルバーフェリーで渡ることとしました。

 

 

私の場合、往復自走が基本です。が、今回帰りはちょっとだけ楽をしようということで。

※下の写真はシルバーフェリーではありません。太平洋フェリーの仙台便を使った時の写真。

 

image

 

 

急に一昨日「帰りは少しだけ楽をしたいね」と考えが変わったので、大洗便、仙台便をチェックしたものの、満席で確保できなかったというのが本当のところです。
さて、東北北海道は仲間と走ります。

その際心配なことは、パンク、故障、あるいはアクシデントが誰かに起こることです。

自分自身かもしれません。

起こらないよう準備することが一番大切なのは当然のこと。言うまでもありません。

今回の遠征に参加の皆様には、任意保険で使えるレッカー範囲の確認、JAFや私の場合はZuttoRideへの加入など、最悪バイクを陸送するために必要な手段を確保しておいてください、と念を押しておきました。

実は私自身、2021年5月北海道でパンクが発覚し、飛行機で帰ることを覚悟したことがあります。

 

 

この時は、ひろふみさんをメインとする仲間の皆様のご助力でパンク修理が成功し、家まで自走で帰ることができたのですが、同じようなことがまた起こる可能性は否定できません。

とにかく大切なこと、それは【バイクを陸送する手段の確保】です。その最後の砦があれば、安心感が違います。

もう一つ重要なこと、それは【何か起こった時の解決手順の整理・頭の体操】をしておくことです。必要な電話番号や保険の顧客番号などを用意しておくことも当然ながら重要。

さらに、手順に関する頭の体操です。事前のシミュレーションと言った方がいいでしょうね。

①現在位置の確認・手近にある目標物の発見(警察も保険会社もグーグル地図やゼンリンの地図などを見ています)

②警察への連絡項目の整理(簡潔に、不要な説明をしないように)

③保険会社への連絡事項の整理

④陸送の手配

⑤仲間を可能な限り早く出発・離脱させるための配慮。

特に、⑤仲間を可能な限り早く出発・離脱させるための配慮、これが実は盲点なんです。

その場合取るべき基本方針は、【薄情者の原則】!

グループで走っていて、パンク、故障、事故、そういうことに遭遇したことが何度もあります。

数年前、仲間の一人が走行中のアクシデントで大きなけがをされ、救急車を待つこととなりました。この場合はツーリングは当然中止。【薄情者の原則】は不適用です。

当然ですよね、病院まで複数名付き添い、情報をもらいつつ、私が現場でいろいろな始末をやらせていただきました。

他にもツーリング途中で追突や転倒などによる怪我が生じた場合は、この原則は不適用で最後まで一緒にいました。

しかし、パンクや単なる故障など怪我がないという前提で、かつ、保険会社やレッカー等への電話がつながったら、他のメンバーはそこを離れる、ということを原則にしています。

レッカー待ち、あるいは警察待ちなどで延々全員が現場にいるのはほぼ意味がないし、やれることは励ますことくらい。

薄情なようですが、そのバイクとライダーを置いていきます。これが【薄情者の原則】です。

その置いて行かれるのが自分自身の可能性も十分にあります。

したがって、ルートデータをガーミンナビで共有して、私がいなくてもその後のツーリングルートを走れるようにしております。
かつて東北道上でお友達が立ち往生していた時(ツーリングがお開きとなった後のことで、ライダーがレッカーを呼んだ後でした)、古いバイクが遠征で何度か不動になった時、薄情にもそこに置いて私たちは出発しました。

とんでもない場所の場合、時間的に夕方の場合など、タンデムで宿まで行ったということもありました。

トラブルの当事者以外が、『じゃあ、これで行くよ』とはなかなか言いにくいのも事実ですので、トラブルに遭った方から『あとは大丈夫だから皆さんはツーリングを続けてね』と言ってもらえるとスムーズです。

image

 

トラブルを極力避けるため、遠征前の整備はしっかりやっておかなければなりません。

それでトラブル発生を避けられるかもしれません。

日帰りツーリングで、途中でタイヤの摩耗が限界に達してバーストした、なんてことにも実は遭遇したことがあります。

さすがに驚き、呆れました。

ですから、その後のある期間は、出発前にタイヤに溝のない人はここで帰って、と最初に言っていたこともあったんです(笑)。

私がグループでの遠征に可能な限りBMWの新しい車両で行くのは、機械的なトラブルの発生確率が低いからなんです。

新車でもトラブルの多いブランドのバイクは、買いません。最近は(笑)。

どんなバイクでも、パンクだけは避けられませんが。

今回は、近付く遠征を前に、トラブルが生じた場合どうするかを頭で考え、「薄情者」と言われそうで書きにくいのですが、勇を奮って書いてみました。

お読みいただき、いいね!楽しいね!と思っていただいたら、日本ブログ村のボタンを押していただけると、とても嬉しいです。

にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へにほんブログ村  にほんブログ村 バイクブログ モトグッツィへにほんブログ村