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ご覧いただき、ありがとうございます 

 

まずはこのYouTubeをお聞きください。気分が盛り上がってから本文へ(笑)!

 

 

シェフ四國、料理に目覚めております!

今日は、四國のライダー料理、『ビーフシチュー』!

のご紹介です。

 

 

では下ごしらえから。

 

 

牛肉(今回はスネ肉)なんと1㎏。

ライダーならど~んと大量に作るのがオヤクソク。

肉は安くて塊のものを選ぶことが重要。

※ビーフシチューには、スネ、バラ、モモ、肩ロース、タン、テールなど様々な部位が使われますので、ある意味塊系なら何でもいいってことです。でも、1㎏買うとそこそこの金額になりますね。

注意事項!肉は調理すると想像を超えるほど縮み、小さくなりますので、大きめのままで。小さく切ってはなりませぬ。超デッカイ肉が縮んで崩れそうなものを食すのが四國流。

まずは塩コショウ。なお、塩が多いと仕上がりがヤバいので、私は可能な限り塩少な目の胡椒多め。

さらに、シチューのとろみの素となる小麦粉をまんべんなく振り付けます。ビニール袋に薄力粉を少し入れて肉を入れて振り混ぜるという手もありますが、今回は必要なだけ振りかけられる百均ヒミツ兵器を使用。

 

 

ニンニク大きめ二かけをつぶしてオリーブオイルで炒めます。

MOTULの5100とかそういうオイルはこの作業には不適切。もちろん、BMWの純正オイルも不適切です!

普通のオリーブオイルで問題無し。

 

 

ニンニクの香りがふわ~っと出てきたら牛肉を投入。ニンニクを焦がさぬよう注意。焦げると苦くなりますから。

次第にニンニクに焦げ色が付いてきたら、肉の上にニンニクを避難させたりして焦げるのを防ぎます。マフラーの熱が来ないようにプロテクタを排気管にかぶせるのと効果は同じ。

 

 

肉を焼き付けます。シリンダー・ピストンの焼き付きは絶対にあってはなりませんが、ビーフはどんどん焼き付けましょう。表裏とも焦げ目がある程度付けばオーケー。

今回はたっぷりな量のお肉なので、二回に分けて焼き付け。

ルクルーゼの鍋に焼き付けた肉と焦げてきたニンニク投入。そしてお湯カップ6杯(180cc×6)~7杯を入れ、煮立てます。

※ルクルーゼの鍋というブランドにこだわるのもライダー四國流ですね(笑)!

 

 

沸騰すると灰汁(あく)が出てきますので、これを丹念に何度も掬う。灰汁掬い道具があるかどうかでかなり作業の効率に響きます。

私の道具のご紹介。右から。

①デカイ胡椒挽(大量の黒胡椒を入れてあります)

②プジョーのソルトミル ※これは超ブランドモノですね。

③薄力粉振り掛け器 ※100円ショップモノ

④肉叩き棒 ※我が家伝来のモノで母から引き継ぎ

⑤灰汁取りお玉(これお気に入り)

 

 

この灰汁取り作業が嫌味な味を除去する効果あり、と信じています。本当に効果があるのかは不明。
ローリエ,私は「ベイリーフ」と言っています。月桂樹の葉ですね。4枚ほど投入。さらに、セロリの葉を入れろと書いてあるレシピもありますが、今回は冷蔵庫にあったセロリ、わずかに葉も付いているので、それをブツ切りにして投入。

 

 

肉を焼いたフライパンに激安スーパーで買ったスペイン産赤ワイン(400円くらいです)1カップ半を入れ、煮詰めます。

下戸の私は、この作業中蒸発したアルコールを吸い、少々酔った状況になったりします。

 



煮詰めて半分くらいになったら、ハインツのデミグラスソース缶(だいたい300g弱の容量)を入れて混ぜて3~4分かき混ぜてから放置。この缶はスーパーならだいたいどこでも売っています。

フライパンにバター(我が家の場合には無塩バター)をたっぷり投入。

大好きなニンジンとジャガイモ(双方とも適当な大きさに切り、切った角の部分の面取りをします。ピーラーでの面取りが簡単。煮崩れ防止効果あり。)、玉ねぎ(小玉ねぎが推奨されますが、別に普通の玉ねぎでよい)をたっぷりバターで炒めます。

 

 

 

バターの力は偉大です。溶けたバターの衣を着ると野菜たちは間もなく透明感が出てくるんです。

順次ルクルーゼに投入。しばらく煮てから赤ワイン・デミグラスソース混合秘薬を投入します。

 

 

ここでマッシュルームを買い忘れていたことに気付きますが、それは後で八百屋さんに行って買うことにして、どんどん煮込んでいきます。灰汁を取りながら、しつこくしつこく攻めるんです。

かなり熱を加えたら一休み。1時間か2時間お休み。また火を加えます。さらにお休み。

3回か4回これを繰り返し、最後にソース、トマトピューレ、塩などで味の調整をして出来上がり。

過去に一番おいしいと思ったビーフシチューの味を脳の中から引っ張り出し、それに合わせる作業です。

出来上がったな、と思っても、ちょっとした「味見」は許されても食べることは許されません。

作った日のビーフシチューは、全く『四國特製ライダーシチュー』の味になっていないから。

経験上、調理した翌々日に味が激変します。腐ったわけではなくて!

ですから、ビーフーシチューは、作った日の翌々日から食べ始めるのがオヤクソク!

今日水曜日に作ったら金曜日に初めて食べて良いということになりますね。室内が暖かいので、食中毒に注意しつつ、とにかく頻繁に火を入れていきます。

このオアズケ期間がとても重要。毎日二回から三回火を入れて待つんです。

 

 

金曜日朝が楽しみなシェフ四國の料理でした。

えらそうにアップしたけど、特に変わったこともない、普通の男の料理。

でも、意外なほど簡単にできますよ。これが出来上がったら家族から賞賛の言葉が降り注ぐこと請け合い。

お試しあれ。


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