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7月5日夜のウトウの帰巣ツァーに参加しました。有限会社ネイチャーライヴが主催するツァー。ここしかツァーはやっていません。

昨日の記事にも書きましたが、迎えのバンは9名ぎっしりでディスタンスはゼロ。乗る前の検温、そして手指消毒は全く無し。

この超密な状況は本当に怖い。一人無症状感染者がいたらアウトです。クラスター発生です。

他の例を申しましょう。

今年の4月末の糠平でのタウシュベツ見学ツァー、6名で参加したのですが、同じくバンで30分ほど現場に向かう際、ホテル側は乗車人数を半分にして距離を取るように配慮していました。

 

 

糠平館観光ホテルの対策は本当にキッチリしていたと賞賛できるものですね。

今回の天売島のウトウナイトツァーでは、そういう配慮はなし。

車内は密だし、窓も開けていないので、私が、助手席の方に窓を開けてほしいとお願いして開放してもらい、多少なりともリスクを少なくするようにしました。

 

この間、バンのドライバーというかガイドの方は一言も感染に関する注意等はなく、呼吸をなるべくしないように(できませんが)、乗っておりました。

ツァーの現場まで15分から20分程度でしたでしょうか。

降車した後、ドライバーの方に、この密な状況は感染リスクがありますから車を二回に分けるなど配慮が必要だと思います、と申し上げました。

そこに細身のお年を召した方が現れ(プリウスに他の客を乗せてきたようです)、かなりな勢いで、「みんなの前で言わないでくれ。他の方が楽しもうと来ているのに気分を害する。感染対策は、緊急事態宣言の時はツァーはやらなかったし、今はマスクをしてもらってきちんとやっている。他の方は誰も文句を言っていない。」との話でした。さらに、帰りは自分のプリウスの助手席に乗ればいいと言われました。

私からは、ドライバーに個別に話をしたし、他の方が聞いていたとしても、それは彼らにも大きな感染リスクがあるわけで聞こえて悪いはずもないと思う、マスクをしただけで感染対策とは全くの不十分、と申し上げました。

少しやり取りをしましたが、聞く耳もたず、ということだと判断し、それ以降は言い争うようなことはしないようにいたしました。

場を離れますと、一緒に乗っていた方から、「話にならなかったようですね。田舎だから意識が低いのでしょう、困りましたね。」などと声を掛けられました。

観察時間終了後、リスクを避けることが一番重要なので、プリウスの助手席に座って宿に送っていただきました。もちろん窓全開で、一言もしゃべらずに。

自分一人だけは、帰途は多少なりともリスクを下げたということですね。

事情は宿のおかみさんにも説明しました。詳しく聞かせてほしい、と言われました。理解を得られたと思います。

 

羽幌町の方へは、事情を説明し、善処を要望いたしました。

200人しか住んでいない島で万一のことが起こると最悪のクラスターに発展しかねません。特に、この時期の天売島は観光客がかなりやってきているのです。

やるべき感染対策はとことんやる、それが重要だと思います。

 

私の結論。ツァーの予約をする際、車の密の状況など事前確認すべきでした。そして、この状況が分かれば、参加すべきではありませんでした。

リスクミニマイズツーリングをテーマとして掲げながら、やはりカンペキは無理ということでがっかりです。

ここしばらく、感染の有無を確認するためおとなしくしております。

 

最後にその日、赤岩展望台で撮った動画をアップしておきます。

 


 

帰巣するウトウの数に驚く、というようなことより、人に当たりそうになるウトウのことを考えると(上のいろいろ言ってきた方は過去に何度も当たったそうです)、こんなウトウの自然の営みのデリケートな場所に、金儲けでツァーを企画して数十人も人が行っていいのかと思うわけでありました。

 

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