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4月26日出発⇒5月6日帰宅
10泊11日の遠征
与一の走行距離は、4,708.1㎞!
この遠征で役立ったもの、必要だと思ったものをご紹介。
1.パンク修理キットとプライヤー
2.ハーフカバー
3.厚手のビニール袋
4.カッパとレイングラブ
5.電熱ウェア
6.感染対策グッズ
7.アウトドア用長靴
8.電子デバイス
9.ウェア(ストリートガード)
1.持ってて良かった!
タイヤパンク修理キットそして電動エアコンプレッサー
久々のパンク。誰にでも降りかかるリスク。
でも、基本的に運の良い私。なぜ私に?って思うよねぇ。
この疑問、おかしいですか?
5月3日朝、ホテルレウスアショロ駐車場で発覚したリアタイヤのパンク。
出発準備時に「タイヤの形がおかしい」というテツさんの疑問から発覚しました。駐車場所での押し引きも重く、私もおかしいな、と異変を感じていました。
連泊なので、自分の修理キットはパニアに入れて部屋に置いたまま。サイドパニア無しで霧多布岬まで日帰りということだったので。常に持ち歩く必要あり、痛感!これ重要!
釘が刺さっているのを発見し、それを引き抜いてもらいました。
プッツュ~~・・・・なのであります!
こういう時頼りになるのは、ひろふみさん。
引き抜くためのプライヤー!彼は持っていました。引き抜くための道具、これ重要。次回以降必ず携帯すべきもの。通常のパンク修理キットには入っていませんので。
引き抜き後、彼がサクッと修理キットを出して作業。穴を広げ、キノコ型のプラグを差し込みました。
すぐ、クルツさん持参の「ナンカイモバイル電動ポンプ」でエア注入。クマちゃんが気を利かしてホテルのトイレにある泡洗浄剤を取ってきて塗り塗り。わずかに泡発生。これはダメでした。
次、クマちゃんのパンク修理キットを使わせていただきました。
良く普及している紐状のものに接着剤を付けて穴に押し込むタイプ。
ワタクシ、祈るような気持ちと、「穴がひろがってしまうと、ほぼ無理、ここで一度リタイアだな!」的諦めの気持ちが頭一杯に広がり、お先走って「BMWディーラーは連休休み。レッカーはここまでどのくらいで来る?スタンドで修理できなかったらタイヤ自体の交換になるかも。どうする?」と次の一手をシリアスに考えておりました。
結果は二度目の修理で漏れなくなりました。
帰宅後、早速クルツさんのお持ちになったナンカイブランドの充電型エア充填機をアマゾンで発注。しかし、品切れでとりあえず発注をかけておきました。
自分の修理キットを出して再確認。そして、プライヤーも用意。
バッテリーにつないで電動でエアを入れるものです。使い方を練習しておきましょう。
2.ハーフカバーで電子トラブル回避
今回は、以前から持っていたハーフカバーを活用。夜間は必ずかけておきました。盗難防止的効果もあるかもしれませんしね。
主たる目的は雨対策。
雨中走行で濡れるのはやむを得ません。しかし、宿に駐車している間ずっと雨やみぞれが当たってしまうと、いろいろなところに水分あるいは湿気が侵入します。
特にナビは長時間雨にさらすのは不安です。
今回は、無線FTM10のディスプレー内が盛大に曇りました。
動作に問題は生じなかったものの、不安になりました。防水なので曇るはずはないのに。
※FTM10の曇りの件、八重洲無線カスタマーサポートに電話してみたけれど、「基本水は入らないはず。曇ったということは『水没』という認識。モノを見て保証対象かどうか判断するが、基本有償です。」という塩対応。℡:0570-088013
曇りは良くある話か?曇っても大丈夫なのか?という点に関しては明確な返事なし。残念だなぁ、三台も買っているのに・・・。
写真奥に見えるナビゲータの基台、ここも電気信号の問題があるので、可能な限り濡らさない方が好ましいと思います。
雨天時、夜露対策でハーフカバーは必携。
空冷アドベンチャーの頃は、フルカバーを持参していたこともありましたが、さすがにかさばって使いたくなくなりました。だからハーフで十分。袋に詰め込めばコンパクトになるし。
3.パニア浸水対策は厚手ビニール袋!
雨の日の後、お友達が、「パニアに水が入った!」と悲鳴に近い声を上げていました。
長時間雨中走行すれば、浸水するのは当然。GSAのアルミパニアに水が入らない、というのは間違った説です。
私は、厚手(極厚0.08㎜)の45Lビニール袋を各パニアに入れて、その中に荷物を入れて、浸水したとしても衣類の水濡れ問題は皆無。
BMWのGSA専用防水インナーバッグ、爆安セールで購入したけれど、それ自体嵩張るので今回は使わず。
カメラ類は、さらに防水性の袋に入れて二重三重のプロテクション。
4.雨天対策の肝
カッパは品質の良いものを。つまり高いものです。
遠征では必ず降られますから。
ワークマンのものとか推奨されている方がいますが、パンツの脱着がとにかくしにくい。靴を脱ぐ必要があるようでは、ここぞという時には間に合いません。
足首部分が可能な限り大きく開くものが一番よいと思います。レジ袋を靴にかぶせてスムーズに脱着という技も推奨します。
安いものは、長時間走行で浸みてきます。値段相応という言葉が心に沁みます(笑)。私のパンツはBMWのもので大きく開きます。
問題は首周り。プロテクションの良いウェアは首周りも嵩張り、カッパの首周りがきっちり閉まりません。そこから雨水侵入。今回も困りました。
防水性のフードで首、襟をカバーできる方法がないか模索中。
さらにレイングラブ。防水性能は当然ですが、湿った指、濡れた手をスムーズに入れることができるグラブはあまりにも少ない。
ゴールドウィンの製品で、濡れても入れやすいと謳っているものを買いましたが、濡れると入らん(怒)。全然同じだ。
レイングローブは本当に難しい。
私はお友達のアッキーさんが、おととしの北海道遠征で使用していたクシタニのものに惚れ、昨年6月XLとLの二双購入。
内部の布(メンブレン)が表皮と接着されていて、濡れた指でも脱着が比較的簡単という点に惚れました。
結果は、XLはそういう仕様になっていて問題無し。
Lサイズ(白い方)はメンブレンが表皮と分離していて、指入れが難しく、ダメダメでした。加えて、防水性ゼロでした(笑)(涙)。昨年買い、今回初めて使って5分で浸水してぐっちょぐちょ。今、クシタニにクレームのメールを出してあります。
※クシタニのWEBカタログではまだ現行品。メンブレンが貼り付けられて一体になっていることがウリになっています。
レイングローブは3双持参。濡れて乾かぬうちにまた走る、というリスクも考えて。
5.防寒は電熱ジャケットだね
春秋の北海道、電熱ジャケットは必須。寒くなくて使わないならラッキーという感じで、必携品。
※なお、同行のクルツさんは、異様なほど寒さに強く、今回も電熱ジャケット無し。そういう方は羨ましいです。が、寒さでアクシデントを引き起こすこともあり得ますので、一般ピープルにとっては必携品ですね。
毛糸系のネックウォーマーも役立ちました。
襟元から寒気が侵入しやすいので、ウェアの外でいいので首周りに軽く巻くと防寒効果あり。
6.感染対策
体温計は各人持参し、アサイチ検温してライングループでレポートし合う、これ習慣化。
※私は、額でも耳穴でも計測できるもの。数秒で計測可能なので、重宝しました。
もちろん、手指消毒剤はデイバッグ、タンクバッグに取り付けていつでも使えるスタイルに。
娘が昨年アメリカから帰国する時にお土産で持ってきてくれたもの、いくつかあって、これは重宝しました。
今回持参せず、ちょっと後悔したのがイソジンうがい薬。
宿の部屋(ゼッタイにシングルです)に戻ったらイソジンうがいをしたいと強く思いました。
マスクを長時間、何度も装着とはずすのを繰り返したら、耳の上部が痛み出しました。消毒薬と塗り薬があってよかった。
必要な時は目薬で洗眼(笑)。安い目薬を持参しました。
時々飴を舐めて口内を洗い流す効果を狙いました。ウィルスがいても胃に入れば胃酸で死にますから。
7.日本野鳥の会の長靴
これはタウシュベツに行くなどアウトドアアクティビティなら必携。
ひろふみさんは「メジロ」を買って参加。今回帰宅してからクルツさんも購入されました。コンパクトになるのが一番のメリットですし、ひざ下までと長いので渡河の際も水が侵入しにくいのです。
※クルツさんは、ホームセンターで買ったらしい長靴を持参されていました。「パニアの半分を占めてしまいました」とのこと(笑)。そりゃ悲しい。だから、帰宅後直ちに野鳥の会のそれを買ったんですね。
なによりかっこいいし、この世界ではこれがトップブランド品ですから(笑)。バイクに乗るには適していませんので念のため。
本日泥を落とし、洗いました。この長靴のサイズ感は非常に難しいと感じます。私は一番大きい4Lを持っています。ふくらはぎが太いので。
実物を試して買うことをお勧めします。
それとライダーとしては滅多にないことでしょうが、タウシュベツに行くようなアウトドアアクティビティ、たまたま雨の際は、レインハットがあると便利です。傘をさしての行動はリスクがありますから。
8.電子デバイス
ブログを書いたり、写真の整理のため、遠征には常にパソコン持参。
今回は予定変更、宿泊場所変更ばかりだったので、ルートの作り直しが発生。パソコンにインストールしたガーミン「ベースキャンプ」でルート作るためにはPCは必須でした。
可能なら画面の大きなiPadも持っていった方が便利だったなぁと感じました。
電子デバイスが追加されれば、充電も必要になります。
二股ソケットも二回ほど活躍。宿によっては、コンセントが少ないところもありました。
9.やっぱりストリートガードが最強のツーリングギア
超高額ですが、プロテクション、防寒力、そして「外防水」という防水性能から見てこれしか選択肢はありません。
本日、プロテクタを外して洗濯しました。
プロテクタの脱着が非常に手間がかかるのがこのウェアの最大の弱点かも。
さて、エンデューロガードスーツは外防水ですが、外被が硬すぎます。サイズ小さめだしね。
ラリースーツは外防水ではありません。ラリースーツの時は、雨の時なんらかのカッパが必要です。
注:インナーのウィンドストッパーが防水です。現行モデルは、そのサイズが大きく、ジャケットの外にカッパとして着用可能。今回、ストリートガード用のカッパの上として持参したほど、通気性と防水性に優れています。
それにラリースーツは、エアインテークが多いので、保温性に問題あり。ひろふみさんは、爆安セールでゲットした紺・赤のラリースーツで参戦されましたが、上下電熱バリバリだったと思います。
ラリースーツは、春から秋の季節に使うギアだと私は思います。
以上、他にもありそうですが、思いつくままに。
参考になれば幸いです。遠征が長すぎる私ですから、参考にならないかもね(笑)。
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