ご覧いただき、ありがとうございます 皆様是非コメントしてください。大歓迎です
8月1日午後、とても気温が高い中、それも熱がこもっている都心部を江東区佐賀から台東区北上野「大木製作所」まで、片道20分ほどですが、短い距離試乗しました。
では、二度目のインプレです。
車両は、福田モーター商会さんの試乗車、黄色白の派手カラーではありませんが、①タイヤは安心のツァランスネクスト。
だいぶ昔のことですが、空冷GSAに採用されていたツァランスやツァランスネクスト。その頃はさほど好きでもなかったタイヤですが、久しぶりに乗りました。
ごく普通でよかったです。アナキーアドベンチャーに比べるとね。
赤白、黄色白に付いているアナキーアドベンチャーに比べると、普通に安定していて好ましいテイスト。
5月の試乗で乗ったピアッジオジャパンさんの黄色白に装着されていたアナアドは、カーブを曲がっていくと、あるところでぐっと切れ込む感じがありました。私だけかもしれませんが、ものすごい違和感。それに、その時点で2千キロ走行したタイヤがものすごく摩耗していました。
このタイヤの件、皆様にきちんとお伝えしておこうと思います。アナアドはヤバイんじゃないのぉ!
②熱がすごい!
これはネガな情報です。
大観山で試乗した際には全く気付きませんでしたが、乗った瞬間モワァァァァ~ッと熱気が上がってきて息苦しいほど。
アッチッチなS1000エンジンで有名なエッセンちゃん(S1000R)よりはるかに激しい熱気の上昇。
これは誤算でした。私の所有するもう一台のグッツィ「1200スポルト」に関しては、「足首が熱いね」、くらいで文句言っているわけですが、それとは全く異なる熱さ。
永代通りから昭和通り、もちろん渋滞ですから、かなり厳しい状況となりました。
バイクは、エンジンが熱を持つのは当然とはいえ、驚くほどの熱だったので、逆にV85TTへの熱は正直若干下がりました。
③問題なのはシート高!830㎜ってこんなに高いの?
前回大観山で乗った時は、ちょっと脚が着きにくい感はあるものの、まあサクサクっと問題なく乗れました。
が、今回は、「あれっ?脚着かないよ!」的な不安感。
シートの真ん中に座り、両足をだらんと垂らすと、両足爪先が地面に触る程度。身長170㎝がまた縮んだか?
実は、シートの角が当たってシート高は830㎜よりかなり高く感じるんです。また、タンク近くはシートが盛り上がっていますので、今回キンチョーしていた私はどうやら少し前座りしてしまったようですね。その分さらにちょっと高い印象になっていました。座り直したらだいぶ良くなったけれど。
当初からあんこ抜きをしようと思っていたので、試乗ということでシート屋さん通い(笑)。
昨日もアップしたこの写真が、上野にある老舗のバイクシート屋さん「大木製作所」。
前にも行ったことがありますが、今回は煙草もにおわないし、冷房も効いているし、私にとってもだいぶ居心地が良いお店になっていましたよ(笑)。
2㎝ほどあんこ抜き、タンク近くから削って可能な限り低く、という要望に対してOKとの返事。ただし、シートのダブルステッチは高さが低くなった分横の方に来てしまう、とのことでした。全く問題ありません。
810㎜のシート高にして、シート前側も削り、角を落としてもらえば、ものすごく脚着きは改善すると期待されます。
ちなみに、純正のローシートが福田さんにありました。しかし、実質的に全く低くなっていません。角はあるし、なんなのこれ?的なローシート。
これ、脚着きよくするためにローシート注文したりするのは愚かってことですよ。重要情報ですよ(笑)。
④不思議なパワー感
S1000Rという強力なパワーバイクで行ったので、それとの比較だと圧倒的に非力。ま、V7もV9もすごく非力ですから。
しかし、普通に街中を乗るなら痛痒は全く感じません。アクセルオンオフで加速もすごくできます。とはいっても、今回は3速位が関の山でしたが。
エンジンの鼓動感は、やはりスポルトがすごいです。V85TTは排気量少な目ですからおとなしい。
850CCのエンジンキャパシティ、80HPですから、パワー感はこんな感じなのでしょうね。BMWF750GSと同じくらいの感覚かなぁ。
ボディの大きさと比べると、ほどほどのパワー感が逆に不思議な感じ。フルパニアにして乗ってパワーは不足ないのか?そこんとこは買ってから確認ですね(笑)。
⑤メーターはBMWと全然違う!
不思議なのは、TFTメーター。BMWとは全然違いますね。
ギアポジション表示は、クラッチを握ると消えます。エンジン回転数と速度で何のギアを使っているか計算して表示しているらしく、クラッチを握ると分からないってことなんですね(笑)。
慣れればいいんでしょうけど。使ってみないと使い勝手などは分からないですね。
さて、ライドバイワイヤになったので、「漏れなく」クルーズコントロールが付いてきます。
クラッチが軽いのは美徳です。
シフトアシスト無し。これがないと今や違和感バリバリ(笑)。
電子制御サス無し。出力調整もレイン、ロード、そしてオフロードの三種。スポーツってのがないのが残念かな。ライドバイワイヤなんだからいろいろできるはずだけどねぇ。
ありとあらゆる電子制御が付いているGSAがベースモデル税込みTFT標準装備で2,675,000円、TFTは付いているけど、他はほとんど電子制御がないV85TTは、1,425,600円。ま、そういうことですね。そういう意味では、ホンダのアフリカツインと似ています。あれも電子系はほとんど付いてませんから。カッコだけはアドベンチャー風にしてるけど、値段も安いよねぇ。
⑥ハイシールドはいいね!
なぜかハイシールドはもう来ていました。車体は来ていないのに(笑)。
ノーマルはスモークで、ハイシールドはクリア。着けなくても問題なしと言われてはいたけど、大きさが横も5㎝ずつ、高さは20㎝違うので着けた方がいいと思いました。
⑦熱いけど買うよ(笑)!
エンジン熱のひどさに愕然としたし、オプション付けまくりの結果支払額上がりまくりでちょっと胃のあたりがムカムカしていますが(笑)、買う方向で。
既に輸入された黄色白モデルのファイナルギアからオイルが漏れた、なんて情報も入ってきたので、最初のロット買わなくてよかったなぁなんて負け惜しみ言っています。
8月の船に載っている私の黄色白は組立精度もバッチリ、良い仕上がりになっていることを期待します。
⑧勝手なスケジュールだよ!
8月23日(金) 福田さんに黄色白入荷
※即整備開始、無線取り付け開始、シートを大木製作所に持ち込み
※27日(火)入荷だと間に合うだろうか?
8月29日(木) 登録完了 パーツ類取付完了
8月30日(金) 午後自宅で納車、即慣らしに出発
9月 4日(水) 千キロ点検とオイル交換
9月 7日(土) FMGT(磐田から酷道152で白馬、糸魚川、上越、奥志賀へ) ※ブルースで行く可能性もあり。
9月 8日(日) 帰宅して洗車 ※必要ならアナアドを捨ててロード5へタイヤ交換
9月10日(火) 東北北海道ツーリングLWN 2019 Autumn へ出発
ワクワクドキドキします(笑)!
お読みいただき、いいね!楽しいね!と思っていただいたら、日本ブログ村のボタンを押していただけると、とても嬉しいです。