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最近、仲間内でGSアドベンチャーが大増殖中。なぜかGSは1台も増えてません。その答えは、『GSAは最強ツァラー』だから!ということなのですが、その理由、あるいはお勧めをいろいろ書いていこうと思います。
下の写真は、私の水冷GSA初代「オリバー君」、2015年11月納車。
今回のブログは、「BMWR1200GSアドベンチャーお勧めの理由」の二回目。相変わらず私の独断と偏見で(笑)。
昨日のブログで、GSとGSAの車重の差は15㎏、しかし、ガソリンタンクの容量の差10L分の重さをカウントすれば、実質5kgだと書きました。
信じられないかもしれませんが、それがカタログ上の真実なんです。とはいえ、アドベンチャーは軽い、重くない、とは言えませんけどね(笑)。
では、核心の価格についてはどうでしょう?
7.価格?超高額商品!
車体オンリーで260万円超、絶対額は超高額です。なかなか手を出しにくいと思います。
新車で乗り出しとなるとさらに20万円ほど。それにパニアを付けたら300万円を超過してしまいます。値引きがゼロならね(笑)。
※以下の価格は全てBMWモトラッドのHPから計算したものです。
3色ありますが、赤2,600,500円、これが一番安いんです。
シートが2トーンで赤と黒に張り分けられています。私コレ結構オサレだと思っています。お友達のエガちゃんは、買うならこの色、と決めているそう。ドカのムルティの赤に乗っていますから、そういう好みなのかも。もう一台のRは青ですけどね。ドカとBMW、二台持ちってすっごく幸せです。
ちなみに同じエンジンを積んでいるR1200Rの車重は239㎏(GSAは267㎏なので差は28㎏)でタンク18L、価格は青白のもので1,773,000円+51,000円=1,824,000円。電子制御サス、クルーズコントロールその他ほぼ何でもGSAと同じようなものが付いているので、軽くてパワー感の強い素晴らしいモデルだと思います。将来はこれもいいな、そう思っています。
さて、話をGSAに戻しましょう。私の青白は、2,676,750円。いろいろ付いていますから実際はもう少し高いですが。
黒は、2,680,500円。
以上、税込み、ETC2も付いた価格。アップダウンオートシフターも標準装備。
一つ注意すべきことが。それは今年になって導入されたTFTのメーターパネル。なんと、オプション扱いで75,000円。キョ~レツッ!
入荷する個体にはほとんどこれが付いてきますからその分高いことを予想しておかないとね。
一方、GSは、ほぼ同じ装備品で基本モデルが2,430,500円。カラーで価格がアップします。アイスド・チョコレート・メタリック(スタイル エクスクルーシブ)は2,480,000円。ルパン・ブルー・メタリック、いわゆるラリーは2,519,000円。
超高額ですが、GS系とS1000RRの下取り価格は比較的いいとされています。アグスタやドカのように、下取りがかなり悪いブランドに比べ、そこはアドバンテイジが大きいと思います。
8.GSラリーと比べてみよう
青白のGSA(ラリースタイル)とGSラリーの価格差は157,750円。
GSAにはLEDフォグランプが付いています。少しずつ装備品が違います。マットブラックのスポークホイールはどちらも付いています。
ここでちょっと脱線。
チューブを使用しないスポークホイールのこと。パンク修理も自分でできる優れものです。
ただし、すごく汚れます。上の写真は汚れた状態。
洗ってもなかなかきれいになりません。きれいにしてもきれいになった感がとても少ない、そういうホイールです。
私みたいにたくさん乗る人間は洗っている暇がありません。汚れても気にせず乗る、そういうことにならざるを得ません。
さて、GSとGSA、どちらを選ぶか?それ問題ですよね。
私の考えは、2台が隣り合わせになった時どう感じるか、そこです。
巨大なタンクに象徴される「押し出し」、圧倒的ボリューム感、私的に言えば、大きいほうを買っておけば間違いないです(笑)。ひけめは感じませんから。
それに、GSのプラスティックパニアケースとアルミのケースは質感が全然違います。段違いです。GSAにはアルミケースを取り付けるベースも付いてきますから、「旅」を意識する方はGSA一択でしょう。
フォグランプやタンクシュラウドガードバーなど他のGSA標準装備品のことを考えると、GSAの方がむしろお買い得なのかな、という気もします。
最初試乗車にまたがってみた時、「デカい!これには乗れないわぁ!」と思ったりしますが、いえいえ全く同じで乗れます。断言します、私が(笑)!
9.他ブランドと価格比較
どこのバイクが好きかは人それぞれ。でも、GS系のバイクは、BMWのそれを真似して他社が作ったという経緯をまず踏まえておかないといけません。今は独自に発展しつつあるとはいえ、基本模倣から始まったわけですから。
現行モデルのドゥカティムルティストラーダ1260、安いと2,316,000円、高いSになると2,625,000円。この値付け常識を外れて高過ぎです。
ポール・スマートに乗っていた私ですが、不具合の発生が多過ぎるドカを同じ価格帯で買う気は全くしません。毎週毎月不具合を直すためにディーラーに通ってスタッフと仲良しになりたい人は別ですけど(笑)。
ドカのプライシングは間違っています。これではたくさんは売れません。
KTM、こちらは安い。圧倒的に安いです。GSの後追いで出して売るならこれくらいの価格のアドバンテイジは必要ですよね。だから、お買い得だと思います。1090アドベンチャーRは1,729,000円、1290スーパーアドベンチャーSは1,999,000円。性能的には、1290は素晴らしいパワーです。正直私も買ってもいいかなって思います。だって、パリダカで連続優勝街道まだまだ驀進中ですから。ま、パリダカでは1290なんてエンジンじゃないですけど。
そして、驚異的な価格帯なのは、ホンダのアフリカツイン。
すごい価格設定です。GSAより100万円引き(笑)。タンクも大きいモデルは24L。価格だけでも魅力的ですよね。だから、走っていると最近よく見かけます。
個人的には、DCTモデルは嫌だし、田舎臭いゴールドホイールとキラキラした青と濁った赤のカラーリングはNGだし、それにシートがやたら高いのも困ります。あくまでも個人的意見ですよ、これ。
カラーリングについては、GSAのそれもさほどステキだとも思ってませんけど(笑)。
アフリカツイン、エンジンがつまらないとかいろいろ言われていますが、是非試乗してエンジンの感触を価格とのバランスで確かめてみたいものです。
10.K16やRTと比較して
K1600、すごくいいです。ものすごいパワーで遠くへ行くならばっちり。クネクネのヘアピンも大丈夫。また買って乗ってもいいかな、とも思います。
しかし、新車は350万円の世界。そして私も買ってすぐにひざを痛めました。重さが半端じゃありません。下取り価格も非常によろしくありません。
RTは本当に殿様仕様です。パニア付きでオーディオ、シートヒーター、電動シールドなども全部付き。2,742,000円からですね。GSAより仕上がりでかなり安いと思います。しかし、なぜか最近人気が下火。新車ではほとんど売れていないみたいです。今ブームじゃないってことです。乗ったら満足度は非常に高いバイクです。
旅気分はGSAだと圧倒的に盛り上がります。「リスクをミニマイズしたうえでのアドベンチャー気分」もね(笑)。
11.GSAの脚着き
空冷のGSAはシート高の問題で大変でした。シートを削ってもらってなんとか乗っていました。
水冷になって、ローダウンモデルが出て、えらくらくちんに乗れるようになりました。ドイツ本国には以前からローダウンモデルがあったけど、日本に導入されていなかったということを聞いてちょっと怒りましたよ(笑)。
私の現在のGSAは、ローダウン版。
ローダウン版(プレミアムスタンダード)840/860mm、プレミアム 890/910mmというのがカタログデータ。
840㎜でもシートの角が太ももの内側に当たるので脚着きはちょっと微妙。なので、以前から細身のラリーシート(ノーマルシートより厚いため逆にシート高が上がる)に換装して、さらに10㎜ほどスポンジを削ってもらって使っています。これなら脚着きばっちりです。
【GSは、プレミアムスタンダードという名前の「ローダウン版」が800/820mm、ほとんど輸入されていないであろうプれミアムが850/870mm。】
K&Hや河名シートでスーパーローシートもありますから、極端に言うと780㎜まで下げることも可能なようです。今やGSAについては、脚着きの問題で乗れないということはないと言っていいでしょう。
以上、結論は、GSAは乗るとらくちん、どこまでも行ける気がする。ということで価格は高いけれど、一番のおススメだと思います。
次回は、細かいことについて感じていることなど書こうと思います。
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