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最近、仲間内でGSアドベンチャーが増えてきています。GSを買う人はほとんどいません。お友達のGSA、数えたら片手では足りません。なぜ?どうして?

答は簡単。『最強ツァラー』だから!

私自身、なぜ空冷2台、水冷3台アドベンチャーを乗り継いできているのか?その理由と使い方。自分自身の経験と思うところを書いてみます。

BMWのバイク、なかでもGSやGSアドベンチャーに興味のある方が悔いのない賢い選択をする際の参考になれば、と思います。

170㎝のフツーのライダー、特別に力持ちでもなく、脚が長いわけでもない。そんな私の独断と偏見で(笑)。

 

 

1.GSAはオンロード車!

時々、ごく少数ですが、ブロックタイヤを履かせてオフに持ち出す、なんて方もいるみたい。走っているのを見たことはないけれど(笑)。

300㎏の巨体でオフ。それ、否定はしません。とはいっても、「ブロックタイヤでもグリップは意外にイケてる」なんて言いつつ、舗装路を走っているのが実態ですね。

重くて大きいGSAは、一人で起こせないバイク。オフではリスクあり過ぎ。だから、ほぼ完全にオンロード車だということ。アドベンチャー乗りならほとんどの方が同意してくれるはず。

時々見る動画、砂漠のようなオフでGSAが砂煙をあげ、小石をまき散らしてドリフトする。あれは「単なるイメージビデオ」です。ここ間違わないでほしいです。

アナキーとかツァランスネクストという、基本はオンタイヤだけど不整地もちょっとだけよ!(@カトチャン)的な中途半端なタイヤを履かせて販売している、そのこと自体、販売するためのイメージとバイクの使われ方の実態のカオス状態を如実に表していると考えます。

 

 

では、私の実際の使い方、それはロングツーリングに主として使うというもの。もちろん300~400㎞程度のツーリングにも使います。

でかい、そして安定している、風が当たらない、パワー十分、荷物をたくさん積める、安心感がある、どこまでも行ける気がする、だから3台持っていてもついついこのバイクを選んで乗ってしまいます。

GSアドベンチャーは、「最強のオンロードツァラー(ツーリング用バイク)」なのです。

 

2.タイヤはツーリング用が〇

ツァラーだからタイヤもそれに合ったものを、と思います。

新車に付いていくるタイヤは、ほぼアナキー。これやめてほしいです。強くリアブレーキをかけるとぐにゃっと感を感じます。私と同じ感想をGSA黒に今年乗り換えた(二度目のGSA)テツさんもお持ちでした。

だから、最初からPR4付けてほしい。

私の場合、過去水冷3台とも1万キロほどでアナキーのリアがアウト。よく見ると同じタイミングでフロントもほぼアウト。これが当たり前。前だけ早く減る、という方もたまにいます。

 

image

 

上の写真、走る仲間の八重洲ライダーさんは、前後とも私の1.5倍から1.8倍くらい持ちます。はっきり言ってそれ信じられません。変です。つまり、アクセルの開け方次第で個人差が出るんですね。

 

image※左は1万キロ後のアナキー、右は新品のPR4リア。

 

私の場合、1万キロ走ってアナキーを全てパイロットロード4に交換してきました。お値段は少し高めです。ブリジストンA41、ライフはさほど長くなく、お値段高いので選べません。

さて、PR4、圧倒的にアナキーより安心感強し!ウェット性能良く、ドライ路面でのカーブも食いつきがよくて安心感あり。ライフもやや長め。少しお金をたくさん出しても後悔しないタイヤです。価格などはテクニタップさんでお尋ねください。

まもなく出る「ロード5トレール」はグリップがさらにいいので期待しています。問題はライフですね。発売が待たれます。

 

3.ネガティブポイント→重い!

GSAは重いです。重過ぎます。取り回しに少しだけ慎重さが必要。そして重いと正直面倒ですよね。

燃料満タンで267㎏とカタログにあるとおり。3パニア付けてあれこれ積んだら300㎏はあっという間に超えるでしょう。

でも、パニアは魔法の箱。そしてかっこいい。付けたら際限なく積みたくなります。

 

※上の写真、ひろふみさんはキャンプ道具を載せ載せ。車重は300㎏台なかばかも。ここまで後ろが重いとハンドル荷重が抜けてふわふわします。怖いですよね。

 

私の場合、倒したら一人じゃ起こせません。水冷GSA3台乗ってきて、最初の水冷オリバー君、西国三十三観音霊場巡礼の途中、お寺の境内で一回立ちごけ。疲れていて方向転換でバッタリ。

もう一回、クローバー君、昨年3月、納車直後キャンプツーリングに行くランチ場所「おだか」で降車した直後に勝手にバタンと倒れました。

 

 

降車後に勝手に倒れたのは、上の写真のようにすごい重量の荷物を積み、かつ乗って体重をかけたままスイッチオフして下車したからかもしれないません。つまり車高が下がった状態でキープされたままサイドスタンドを出したのでバイクが直立に近い状態になってしまったということかも。電子サスの扱いには注意が必要です。

重いバイクではありますが、走り出してしまえば全く重さを感じることはありません。そこがまたGSAの魅力です。クネクネ道は大得意、ハイウェイも速いし、オートクルーズも付いています。

 

4.GSAツーリングはできれば友達と!

倒さない、これ原則。ですから、シングルでツーリングに出かける時は、十分気を付ける必要があります。

でも、立ちごけなどアクシデントは起こります。倒したら一人じゃ起こせないバイク、ヤバいです。だから、一人より二人、二人よりたくさんの友達がいると心強いです。

 

 

間違ってオフに入ってしまったら、重量車はつらいです。アナキー程度のタイヤでは滑って怖いです。PR4ならさらに冷や汗ドッと出ます。

ワタクシ、マニアックなルーティングをしてしまい、ソコ行ったらダメでしょ!的なカンペキな間違いで不整地に入ってしまうことが年に数回あります。先日もアッキーさんと房総「大福山林道」で少し続く不整地に入ってしまい、アチャ~アチャアチャと叫びながらもなんとか走り抜けた経験あり。

キホン不整地に入る直前でストップ&Uターン。もし入ったらどこで戻るべきか手遅れにならぬうちに早急に決断する、そこ大切です。

一人でオフへ乗り込むのは厳禁。倒したら一人じゃ対応不可能。人が来ないと行き倒れますから。万一オフ行くなら最低3人で。

でも、この重さ、空冷のGSAに比べると水冷は軽く感じます。特に取り回しの際軽いと思いました。重心の位置が変わったのかも。

少しだけ前下がりの駐車場に停めても、なんとか一人でバックさせられます。K1600最新型のようなバックギアはありませんから、ここは大切なポイントです。ただし、非力な方は、前下がりの場所は鬼門です。

一緒に走ってくれて「気が利き」、「親切な」友達のサポートが必要です(笑)。

 

 

5.圧倒的な航続距離

使用するのはプレミアムガソリン。リッター当たり21㎞、あるいは22㎞走ります。

タンク容量30L、でかいです。空冷GSAはさらに巨大で、確か33か34Lでした。満タンにするとすごく重くなったと感じます。

参考までに私の燃費メモを公開します。7月後半から直近までのもの。

 

 
給油は450㎞あるいは500㎞以上走ってからするのが普通。燃費は、21㎞/Lくらいが実測値で22㎞走ることもあります。
他のバイクに比べて給油回数が少なくて済みます。だからツーリングも楽です。イージーなんです。関東から青森のフェリー乗り場近くまで無給油で行けるかもしれません。
このアドバンテイジは大きいですが、当然ながら車体の重量とトレードオフの関係にあります。

 

 

6.重さと価格

さて、航続距離とタンクの容量の話になりました。

重量は、GSAは267㎏、GSは252㎏。その差は15㎏。双方ともガソリン満タン時の重さです。

ここ重要です。試験に出ます(笑)!

15kgも差がある!

15㎏しか差がない!

あなたはどちらのように考えますか?

私は後者。

タンク容量GSA30L、GS20L。その差は10L。

下の写真はここしばらく大変な人気を誇るGSラリー。青フレームでスリムな印象を受けます。

 

 

しかし、カタログ上のデータで比較すると、15㎏差があり、ガソリン満タン計量なのでガソリンの重さの差も考慮すると、ボディの重量差はわずか5㎏弱。

ちょっと信じられませんね。

GSAは、ガソリンタンク周りのシュラウドの出っ張り、ボリューム感がすごい。アグリーなほど大きく張り出しています。ただ、GSと異なるのは、タンク周りのパーツ、それもプラスティックパーツが違うだけってことなんでしょう。

いいことはもう一つ。タンクシュラウドが大きいので、風よけの効果もあるんです。

 

 

この後は価格の話になります。BMWのGSを買う気になった場合、GSAがいいのかGSがいいのか、そういう話を次回に書こうと思います。

 

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