ご覧いただき、ありがとうございます 皆様是非コメントしてください。大歓迎です
5日火曜日のツーリング、エガちゃんと釜飯持って至福のカーブを楽しみ、天空の大河原峠ランチ。そこから車山、ビーナスラインを快走また快走。ここまでは昨日アップしました。
ビーナスラインから北へ。上田近くを通って北上し、菅平、須坂、高山村を経由して一気に毛無峠へ。
今年、短期間に3回目の毛無峠。
ビーナスラインと毛無峠は、下の地形図をご覧いただきますと一目瞭然ですが、山系が違います。山塊が全く異なります。
大きな上田の谷を越えて北上しないといけないんです。
距離があり、とても時間がかかります。しかし、行きたいという気持ちを抑えることはできませんでした。
移動中、給油のため上田のスタンドに立ち寄ったら、エガちゃんのムルティストラーダのリアにビスが刺さっていることが判明。
そのスタンドは修理できないというし、近くのホンダのバイク屋にお願いしたら50ccしかできません、なんて驚くようなことを言うし、やっと親切なスタンドを見つけ、隣の修理屋さんに口を利いていただき、無事パンク修理。とても手際よく、かつきっちりしたお仕事ぶりで感銘を受けました。
たまたまパンク修理キットを持っていなかったのが悔やまれます。反省です。
そして毛無峠到着。4時です。ビーナスラインからはとんでもなく遠いです。一緒にルートに組み込むのはヘンタイのすることです(笑)。
この空気の透明感、澄明感。すごいところです。
気温12℃。メッシュジャケットの下に、ウィンドブレーカーとBMWの耐暑用ベスト(もちろん濡れていないもの)を着込んで防寒しています。
曇っていて撮影意欲を刺激するような光はなく、4時を回って次第に黄昏の雰囲気が忍び寄りつつあります。
今日はイタリア~ンな2台でやってまいりました。
独特な空気感のある場所。
そして、4日日曜日にアキレスさんが正面衝突した現場を通りますから、よけいなおせっかいであることは承知の上ですが、『検証』せざるを得ません!私たちにも起こり得ることですから。
もう毛無峠には誰もいないけれど、交通を阻害しないよう、そしてカーブのどちら側からも見えるようカーブの一番外側にバイクを停めました。それでも大きなスペースがあるくらいの場所で普通にすれ違いができるくらいの見通しがあります。
おそらく警察官がチョークで囲んだ跡。オイルが漏れたシミが生々しい。
場所はアキレスさんの進行方向で見て左カーブインギリギリの場所。アキレスさんがキープレフトであったことが分かります。
エガちゃんが指さしていますが、毛無峠方向から来た対向バイク(私たちのバイクと進行方向が同じ)が、ライダーである彼女から見て右カーブのインを走ってきたことが分かります。これは常識外れの危険な行動。
人を死に追いやるかもしれないとんでもない行動だと思いました。
このカーブ意外に幅が広く、私たちのバイク2台が停めてある場所のそばには広い待避場所もあります。左が崖でガードレールがないなら左に寄せるのは多少怖いかもしれませんが、そういう不安は感じません。毛無峠からやってきた私たちは当然右カーブの一番左を走ります、そうするのが当然という感じなんです。しかし、そうはせずにインぎりぎりを走ってきて正面衝突。
とても小さいカーブとは言えず、対向車のエンジン音が聞こえれば身構えることもできたかもしれません。ヘルメットスピーカーで音楽など聴いているライダーがいますが、対向車の音を聞き取る妨げになる可能性もあります。また、私は黄色のフォグランプを点灯し、直視はできなくても光が少しでも届くかもしれないと思い、対向車からの視認性を上げるよう工夫しています。
怪我はなかったのが不幸中の幸い、とても残念な事故です。
今回毛無峠付近では、ブラインドコーナーでは警笛を適宜鳴らしながらカーブを回って行きました。我が身にアクシデントが起こらぬようさらに注意深くしようと心を引き締めました。
慎重にバイクを操りながら帰途に就き、万座ハイウェイから長野原、そして山道くねくねを何度も何度もつないで松井田妙義インターへと出ました。
二人ともくたくたになるほどのロングな行程。
夕暮れ迫る山間の峠道、一人では走りたくありませんね。今回も素晴らしいパートナーエガちゃんと661.2km安全に走り抜くことができました。感謝です。
お読みいただき、いいね!楽しいね!と思っていただいたら、日本ブログ村のボタンを押していただけると、とても嬉しいです。