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こんな写真撮れちゃいましたぁっ!
シマフクロウ、それもペア!
Day 5 の午後「鷲の宿」に来たのは、シマフクロウを見るため。名前は鷲の宿ですが、シマフクロウが目の前の川にしつらえられた給餌池にやってくるんです。生きた魚がぴちぴち泳いでいるちょっと深めの給餌池。
この宿(宿と言っていいかどうか・・・)、昨年電話したら、たまたまキャンセルがあるということで、ラッキーなことに予約できました。数日前に電話で念のため確認したら予約が入っていないとのことで真っ青に(焦)。なぜか、またまた、「たまたまキャンセルがあります」とのことで予約ゲット(汗&ホッ)。
夕暮れからの観察タイムに余裕をもって間に合うよう3時少し前にチェックイン。超早いねぇ(笑)。茶色のプレハブ小屋が食堂兼観察小屋。右が私たちの宿泊した部屋。窓からばっちり撮影可能な特等室。ですが、宿としてはなかなかなものです(笑)。泊まることが目的じゃないので何ら問題ありませんけどね。だから、「宿」なのかどうかはビミョ~です(笑)。
午後5時には夕食を済ませました。泊まらず観察・撮影のみのアメリカ人、中国人などが多数来場。アメリカ人は幕の内弁当持参。気合が入っています。もちろん超デッカイ大砲レンズを持っています。が、おしゃべりが多くて消灯時刻の6時までに食べ終わらない様子。窓を全開にして興奮しています。
宿の方から、「早く食べるように。今の時点では窓は閉めるように言ってください」と頼まれ、彼らに指示。しかし、その後12時まで飛来しなかったのですから、いろいろ文句言っていたみたいです(笑)。
中国人はまとめてこのバス(撮影アングルとしては悪くない)に入れられていました。バス内はすごい環境でしたよ(笑)。洗い椅子が見えるけれど、お風呂じゃありませんから(笑)。
6時頃から飛来する可能性があるとのことでしたが、7時半まで待っても姿は見えず。中国人客が勝手に場所を動いたりして、宿の方とトラブってましたが、我関せず。
宿の方が大変親切で、「これは来ないよ。11時半まで仮眠するように。」とのアドバイス。
11時半前に起きていたら、「鳴いてるよ。来るよ。」と小声で連絡があって・・・、
来ましたっ!
11時49分最初の飛来。ほぼ音もなくまずは近くの木の枝に留まって注意深く給餌池を窺っているようです。木の枝の場所には光が届いていません。
そして池の縁にやってきました。これ感動です。数匹のヤマメをとらえて食べていましたが、わずか3~4分で飛び去りました。
フクロウに影響のない800分の1秒というごく短い時間のフラッシュみたいなものが80分の1秒ごとに焚かれていて、カメラのシャッタースピードを80分の1秒にセットするとうまく撮影できるというシステム。鷲の宿ってすごい。世界的に有名な場所。
続いて、日付が変わって Day 6 となった0時39分、二回目の来訪。
後ろ向きのため良い写真を撮ることはできず、2分少々で飛び去りました。飛び去る際に何とか撮影しましたが、なにしろシャッタースピードは80分の1秒。被写体ブレしています。
次来てくれるのか、と不安ですが、宿の方の説明では、4時から4時半頃にまた来る可能性があるとのこと。
ここからが長い(苦)、眠い、つらい。
来てくれるかどうかわからないシマフクロウをじっと待ちます。
キタ~~~ッ!
来てくれたぁぁ~!
なんとカップルです。興奮しますよ、これは。
羽を広げて池から出てきたのが雄。後ろに雌が隠れています。
ここからすごいことが起こりました。
連続写真で見てほしいんです。
まず、雄がヤマメを捕りに池に入り、ゲット。
雌に「はい、どうぞ」と差し出します。
飲み込んで、はい「記念写真!」(笑)。ま、これは嘘ですが。
実はこの雌、これだけでは不足だったらしく、自分でさらに魚を捕まえて食べていました(笑)。
この季節は恋の季節で、こうした「プレゼント」があるらしいんです。
今回の滞在は3時11分から18分まで。
シマフクロウの営みに心から感動。気高い姿に感銘を受けました。
北海道内に140羽のみと言われるほど貴重なシマフクロウに出会えたことに心から感謝。
Day 6 は昨晩からとても長い一日。Day 5 は朝3時起き、そのまま鷲の宿に入り、仮眠程度で朝を迎えました。結構きつい二日間。
朝9時には車を走らせて養老牛へ。続く・・・。※「養老牛」は『ヨウロウシ』と読むのがいいみたいです(笑)。何度も来ている場所だけれど、泊まるのは初めて。
ところで、数日前に見た鶴居のフクロウは「エゾフクロウ」。シマフクロウとは見た目が全く異なります。こちらは激カワです。
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