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体調がまだ戻らないけれど、乗りたい!乗りたい!という気持ちが出てきたので、福田モーター商会さんまで試乗がてら走ってきました。
しばらくぶりに走るロッキー君(K1600GT)は、やっぱり回転の上がり方もパワー感も一段も二段も上のすごさ。にんまりしちゃいましたよ(笑)。
さて、スクランブラーの印象です。
1.エンジンパワー不足なし
水冷に乗り換えるまで長らく乗っていた空冷エンジン、停止状態でアクセルを開けると車体は右に振られます。今の水冷とは逆ですが、私にはむしろ好ましい。走行状態ではこのエンジンのゆらり感は全く感じません。
パワーは110HP、水冷より劣ります。でも、十分です。かつ装備重量300㎏近いGSAにこのエンジンで平気で飛ばしていたんですから、十分と言えるでしょう。車重が220㎏と軽くはないけれど、加速も十分。
私にとっては見慣れたエンジン。鼓動感があって好ましい。
2.乗り味はグッド
ポジションは、少しだけ前傾。それはK16に比べて、という話。全然問題なし。
シート820㎜は、またがったら「オオッ、ちょっと高いかな」と思ったけれど、シートがごくごく細い造りなので、スーと足が降りていって問題なし。
車重220㎏とはいえ、他のGSAやK16GTという私の所有バイクに比べると超軽量。取り回しも楽々です。
バーンとアクセルオープン、キュキュッと減速。過不足なく加減速できるいつもの普通のBMW。これなら安心して乗れますね。
アレコレ余計な装備は一切なく、「ミニマル」BMWです。これも好ましい。
シンプルなたった一つのメーター。表示される情報量はほとんどないけれど、別にそれで一向に不便はない。
サスのことなど何も考える必要ありません。イージーです。
3.テイスティ
ポンと乗って、ササッと走り出す。そういう使い方をするんだと思います。さあ乗るぞぉ~なんて意気込まずに、自然体で乗りこなしちゃう。だから、バッグやトップケースなんて不要。そんな感じがします。
でも実用上はそれじゃ困るのかもね。
今回短い距離ですが試乗した感じでは、気合を入れて遠くへツーリングするのではなく、近場にランチに行く、友達に会いに行く、そんな軽めの使い方がとても似合うバイクです。
簡単に乗れる、そんなバイクが手元にあったら、気楽に気軽に乗れますよね。それでいて味わいもあります。
私みたいな大艦巨砲主義の3台態勢のライダーには4台目としてほしくなる感じです(笑)。
同じ名前のスクランブラーとちょっと比較してみましょう。
ドカのスクランブラーより、パワーはかなり大きいです。余裕があります。重さも多少感じます。ドカの方が回して乗れます。
トライアンフの昔のスクランブラーと比べると、マフラーが足に触るようなところは全くないので、乗りやすく、逆に独特さ、特徴にやや欠けるかもしれません。新型トライアンフスクランブラーの仕上がりは期待できそうですね。
4.TnineT Racerへの期待
RnineTスクランブラーはとてもいい仕上がりだと思います。装備はほとんど省略されていますが、乗る楽しみはスポイルされていません。価格も他のBMWモデルより低めですしね。
私はロケットカウルの付いたRacerに大いに期待しているのですが、スクランブラーと同じエンジンパワーなら、残念ながら「かっこだけレーサー」になっちゃいますね。だから、モアパワーがほしいなあと正直思っています。ハイチューンしたら、140HPくらいいかないかなぁ。しかし、熟成に熟成を重ねた空冷Rエンジンに追加的なパワーは望めませんね、実際上は。
Racerについては、これから実車のポジションやパワー感などをフォローしていきたいと思います。
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