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11月7日にアップした◎と✖に続き、2回のツーリングで約千キロ乗ってからのインプレッションその2でございます。
1.約4万円でシート高改善→安心感激増
たかだか810㎜のシート高なのにまたがってみると850㎜くらいに感じる乗りにくさ。内腿にシートの角が当たっているのが原因でした。
河名シートさんで加工してもらいました。「GTのデータありますからうまい具合に加工できますよ」という心強い言葉どおり、大変うまく加工していただきました。
約4万円の支払い(高いけれど)も、それだけの価値があったな、と思っています。
2.小さなカーブでも・・・なんとか
昨日のツーリング、神川町の城峯公園へ行く道(もちろん裏道)でとんでもない右ヘアピンがありました。それも急な上り坂。先導のアキレスさん、私に意地悪してませんでしたか(笑)?
事前にアキレスさんから「本日最大の難所」という警告がありましたので、意識しながらトラクションを掛けて曲がっていきました。非常に小さなヘアピンでしたので、Uターンがあまり得意ではない私にとってギリギリ感はありましたが、なんかクリア。曲がり切れず足を着いたら立ちごけもあり得ました。
「峠道も全く問題なく曲がれます。むしろ『うまくなったかも』なんて思ってしまうほどです」と福田モーター商会の営業柳澤さんからは言われていました。普通の狭くて超くねくねしている山道程度なら、彼の言う通りです。2速あるいは3速で固定したままトルクを生かして曲がっていくことができますから。でも、極端なところではかなりな注意が必要なバイクですね。
3.速い!ハイパワー感半端ない
直線はもちろんのこと、峠道でも超速いです。この写真の直後、交通量のない農道でバコ~ンと開けてみました。瞬時にすごい勢いで加速。160HPというデータをはるかに超えた体感。ハイパワーバイクです。
上の写真の他の2台、空冷RTと30年以上前の空冷フラットツインはとても速いライダーさんたちですが、私はマシンの力を借りて彼らに対抗します(笑)。
そして特筆すべきは、6気筒というマルチエンジン特有の低回転も粘るトルク感。6速で1,000回転ちょっとから加速できる力があってギアチェンジせずに走ることも可能。
4.航続距離、すり抜け能力と取り回し等
タンク容量は24L、リザーブ4L。納車後千キロの燃費は、17㎞/L程度なので、実用上の安心できる航続距離は340㎞程度と考えています。もう少し給油無しで走ることができたらさらによいとは思いますが、タンク容量を増やすと車重が増えますから、痛しかゆしでしょう。
高速で渋滞にはまった時など、やむを得ずすり抜けする必要もあります。パニア装着状態で横幅は実測100㎝。カタログでも1000㎜と出ています。十分な注意が必要です。
大きなぷっくりした形のパニア、上の写真で分かるとおりおでぶちゃん。愛嬌がありますが、さて積載能力は?横開きのパニア内は真四角じゃないので、モノをうまく詰め込むのはなかなかに難しい。その時々試行錯誤が必要になります。
パニアを外してというのも考えた方がいいかも。トップケースは便利ですが、それ付きのGTLはお値段がさらに高く、GTへの後付けパーツとしてのトップケースも20万円近い超高値のはず。GIVIのモノキータイプのボックスも付くのかどうか疑問なので、私はソフトバッグを装着しようと考えています。
ただし、あまりトップヘビーになると、立ちごけの危険も増すし、横風の影響も受けますからそこは注意が必要ですね。
タイヤはメツラーのロードテックZ8。今ソフィアとオリバーには、パイロットロード4を履いています。摩耗の早さとウェット性能、そしてドライ路面でのグリップ力を総合的に考えないといけませんね。Z8は早めに減りそうかも。重さもあるしね。
5.その他不満点
不満点を並べてみます。
①まず、ナビ位置が遠いので、指で画面を触って操作しようとしても非常に大変です。ナビゲータⅤならジョグダイヤルで画面の拡大縮小は操作可能ですが、それもいろいろボタンを触らないといけないので面倒。
②そのジョグダイヤル、機能がいろいろ付いていて、グリップヒーターもここで操作するんです。単純に右ハンドルにスイッチを付けてくれた方が面倒がないんですけどねぇ。
③シールドがスポーティーすぎます。つまり低い。風防効果がRTなどより弱いです。
ギアシフトはガチャンガチャンうるさい状態が納車以来続いています。これはちょっとよろしくないと思います。オートシフターもS1000RRレベルのものが付いていたら最高なのになぁ。
④タンクバッグが腹部に当たります。もっと前に方に取り付けないといけませんが、ベルトの取り付け構造の問題でそれができません。なんとかならないか、福田さんで相談してみようと思います。
以上、不満点はそれなりにありますが、高速や峠道ではほぼ無敵のハイパワーマシンだと思います。水冷RエンジンのGSAも所有しているので、がっつり比較できますが、ロッキー君のハイパワー感はかなりすさまじいものがあります。
およそ千キロ走ってかなり私自身なじんできた感覚があるので、紅葉の季節が終わるまでにあと数回乗って私の身体もバイクも慣らしていきたいものですね。
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