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Triumph THRUXTON R
試乗しましたっ!


トライアンフ柏さんの試乗車に乗って30㎞少々走りました。
素晴らしいバイクでしたっ!
試乗インプレッションをまとめました。

1.スタイルはまさに『モダンクラシック』


私の好きなスタイル。おそらく万人が、「カッコイイバイクってこういう形だよね」と思うと確信します。前衛的ではないし、とんがってもいないし、ある意味フツーにかっこよく作ってあります。
タンクが細いんです。これは特徴的ですね。マフラーがピコンと上がっているのも美しい。
バーエンドミラーは、見にくいかと思いきや、意外なほど後方視認性が高いんです。丸型じゃないのもあっていいかもしれませんが。それとオプションであるロケットカウル、これ付けたら一段とかっこよくなるでしょう。


スポークホイールとか、タンクのメタルバンドとか、控えめですが、雰囲気を出しまくっています。タイヤはディアブロコルサ。ソフトで食いつきも良くて、乗りやすいですね。

2.パワーは必要にして十分で扱いやすい!
水冷SOHC1197CC、97HP/@6750rpmとこの排気量クラスとしては非常に控えめな出力。BMWのR1200GSAは125hp/7750rpm、アグスタの800エンジンは140HP以上ですから、クラシックな出力レベルです。


始動すると音は穏やかで、アクセルを少し煽ってもすごい音など一切しません。フツーに回転が盛り上がるだけ。
走り出す時、まずクラッチがチョ~軽い。クラッチミートも簡単だし、神経を使う必要はありません。これはすごいことですね。
加速していくのですが、ギアもカチッと入るし、スムーズに速度が乗っていくし、なんかとてもキモチイイ。パワーの数字と気持ちよさは全然違うんですねぇ。このエンジンはめちゃくちゃいいフィーリング。
半分くらいはスポーツモードで走りましたが、唐突なパワーの爆発感など一切ありませんし、調教された楽しさを味わうことができました。

3.フレンドリーで乗りやすい、すぐに楽しめるステキなバイク
身長170㎝の私ですと、足着きは全く不安がありません。シート高810mmですが、シート幅が狭いので、とてもいい感じ。タンクが細くてニーグリップすると、感覚的には「内また」。


ポジションは、「前のめり」と思われるかもしれませんが、全くそんなことはありません。ポール・スマートという強烈な前のめりバイクに乗っていた私のベンチマークが狂っているということかもしれませんが、全然前のめりじゃないんです。楽ちんポジションです。
多少腕というかグリップを握る手に圧がかかるかもしれないなぁ、なんて感じ。モトグッツィV7Racerと同じか楽なくらい。
フットペグは高めの位置にあります。
眼下に視線を下していくと・・・・・。


メーター類も嫌味のないもの。現代的カラーディスプレーギラギラとは無縁です。必要なことは全部表示されるけれど、控えめ。そのあたりも好ましい。
ブレーキの操作感、カーブを曲がっていく時の車体と身体が一体となってリーンする感じ、その他走るのに全く違和感を感じないのは不思議なほど。


乗っているととても軽い感じ。そして、押し引きしたら、意外なほど重さがあるんだなぁって感じました。223㎏だそうです。ストリートツインやT120に試乗したのは寒い時期だったせいもあるのでしょうが、スラクストンRに乗って信号で止まっていると、一番エンジンからの熱気を感じました。このあたりは水冷だな、という感覚ですね。

4.結論は、「ずっと乗っていたい」ってこと!
緩いカーブをそこそこの速度でかなりの距離走る、そんなことを想像したらもうたまりません。そういうキモチヨサを少し乗っただけで想起させる非常にレベルの高いバイクです。
トライアンフのモダンクラシックの中で、最も魅力を感じました。

オーリンズが前後付いていて、シングルシート、そういう意味では昨年まで所有していたドゥカティのポール・スマートにスタイル的に通ずるものがあります。だから惹かれるのか?と問われれば、「そうではない。スラクストンRの出来がいいからだ。」と答えると思います。


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