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納車されたアドベンチャーにわずか135㎞ですが、初乗りしましたよっ


15日日曜日、金票日納車されてから初めて乗ったGSアドベンチャー(水冷)。まだ慣れていませんが、早速ファーストインプレッションです。

1.大きさに驚く!
昨年6月まで空冷アドベンチャー30周年モデル(ロビンという名前を付けていました)に乗っていた私。3年間3万キロも乗っていたんです。

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だから、モデルチェンジした水冷エンジンとはいえ、アドベンチャーというバイクの巨大さには慣れているはず。
しかし、納車の時、トラックに積載されたフルパニアのGSAを見て、あまりのボリューム感に愕然。ロビンにも同じく巨大なアルミパニア(SW-MOTECH製の黒)を付けていたので、ほぼ同じはずですが、タンク回りのボッテリ感がすごいのと、タンクバッグも大きいので、正直言うと、『あちゃ~・・・、オレ買うバイク間違えたかなぁ』なんてちょっと思いました。
とにかく圧迫感がすごい。


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比較的コンパクトなアグネスと比べてみたら、もう大人と子供でした。排気量は大して違わないのになぁ。
普通のライダーなら、このガタイの大きさを見て、しり込みすること請け合いです。

2.シート高890㎜と910㎜!でも、足着きは良くできるっ!
でも、皆さん、乗れるんですよ、問題なく。しり込みせずにトライしてみてください。最近はアドベンチャーの試乗車もあります。例えば、福田モーターさんに。ローシートを付けると、170㎝の私ならなんとか問題なく乗れちゃいました。

ま、問題なく乗れるとは言え、シート高を下げないと常用するのは無理というかリスクが高いですね。だから、私のこのバイクには、ウィルバースの超ローダウンサスが入っています。これを入れて、両足母指球まで同時に着く感じ。シートの幅が空冷モデルよりも絞られているので、かなり安心感があります。
※最近、Rスタイルというところのローダウンリンクを入れて、ローシートを付けるとかなりシート高は下がるようです。価格的にも、特別なサスを入れるよりはるかに安いと思われます。

シート高はそこそこ下がっても、しかし、ぐらりと来たら重さがすごいのでやばいですよ。
だから、申し上げておきたいですね。

ローダウンサスと筋トレはセットですっ!

3.乗り心地はかなり良い!
びっくりしました。フワフワじゃないのですが、ソフトです。ロビンのシートと同じでソフトで振動を吸収しています。今は、オプションのラリーシートを付けていますが、クッション性も良く(アグネスのカチカチのシートに比べると天国と地獄)、サスもよく路面からの振動を吸収しているようです。電子制御ってやはり進化していますね。
近々、ノーマルシートでも試してみます。


4.エンジンは軽く回って爆発的ではないかも?

KTM1290SDRと比較にはなりませんね。比べれば、全くパワー感はありませんから。
ただ、アクセルを開けると、ドドッと加速しますよ。安定した加速感。暴力的だったり、爆発的だったり、体が置いていかれるような加速感はありませんね。でも、過去に水冷GSが出たばかりの頃乗ったら、すごい加速感でしたけどねぇ。重さが関係しているのか、私がSDRやアグスタといったパワーバイクにばかり乗っているので感覚が麻痺しているのか。

もちろん、ツーリングで使うには十分すぎるパワーですけどね。アクセルを回すのに慎重になったり、おびえながら開けるようなことにはならないレベルと言えばいいのでしょうね。



5.クラッチの軽さとギアアシストプロの効用
この油圧クラッチは軽いです。BMWのRエンジンのバイクを最近試乗して、みんな軽いですね。
私はここ暫く左手小指の関節痛に悩まされています。軽いと言っても、それなりに抵抗はありますから、握る時は小指が痛いです


でも、痛みは軽め。そしてアップもダウンもクラッチ操作なしでできる機構を組み込んだので、早速試してみます。
1速をある程度引っ張ってから2速へ入れる時は、かなりショックがありますね。クラッチを使ったときよりショックは大きい。3速以上のアップはショックも少ないし、全くスムーズで問題なし。アクセルを戻さず、そのままどんどんギアアップしていきます。本当にこれは便利。私のやるクラッチ操作によるギアアップより当然早いし、スムーズです。3速以上の話ですけどね。

シフトダウンは、少々コツが必要なようです。アクセル全閉ではダウンできません。少しでもアクセルが開いていることが必要なようですね。ごくわずかでいいので。
ダウンする時、ブォ~ンブォ~ンと勝手にブリッピングしてエンジン回転を上げてうまくギアダウンしてくれます。

慣れてくればかなり上手にこのメカニズムを使うことができるようになると思います。私の左手小指の関節痛にはこれ以上の効果的システムはないと思われます。この点が、ドゥカティのムルティストラーダでもKTM1290スーパーアドベンチャーでもなく、BMWを選んだポイントです。

6.荷物はいくらでも入りますが、大量に入れてはいけませんっ!

おそらく最強の『旅バイク』であることは異論がないでしょう。ウチでは、「日本一周しないとね、このバイクなら」とけしかけられております。「いや、体力が持ちません」とお断りしているところです。

ツァラテックからOEM供給されている(と思います)このパニア。SW-MOTECHより頑丈です。ただし、ツァラテックのシステムとは互換性がないんです。これはちょっとね。そして、値段が猛烈に高いのはひどすぎますけど。

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今回のパニアは、前のロビンの黒と違ってシルバー。時が経つと白っ茶けてきたりするのでしょうね。
パニアに大量にモノを入れたくなりますが、万一転倒したらまず起こせませんから荷物はほどほどに。ま、荷物が空でも重くて起こせませんから同じかもねぇ(笑)。入れた方が得かもしれませんね(笑)。

両側のパニアを付けたら、すり抜けは不可能です。これは、前乗っていたロビンの時も同じ。
日本では、トップケースが必須ですよね。普通のツーリングならこのトップケースだけでOK。ヘルメットが一個入りますよ。

7.BMWは色・デザインが地味?それならば・・・・
ドゥカティ埼玉南さんが、私がそろそろ買い替えるらしいと嗅ぎつけて、絶妙なタイミングで魅力的なご提案を送ってきてくださいました。ムルティストラーダ、いい感じです。特に、フレーム赤、外装白がいいなぁ。


とはいえ、クラッチの軽さとクラッチレスギア操作で今回はBMWとなりました。
KTM1290スーパーアドベンチャーは、ディーラーから働きかけがなく、試乗の機会も見つからなかったので全くの圏外。

BMWを買うに当たり、かなり躊躇したのが、色やデザインが地味ってこと。地味を通り越して、武骨だし、塗装もパッとしません。アグスタの爪の垢煎じて飲ませたいくらい。
「塗ればいいんですっ!アドベンチャー買って塗りましょう、グッツィみたいにペイントしちゃいましょう」と福田の営業柳澤さんから悪魔のささやきが。


確かに、ソフィアは塗りまくりました。イタリア~ンなバイクがさらに私好みになりましたね。
しかし、アドベンチャーを塗ってしまうと、リセールが・・・。それにペイント高いしなぁ・・・。
シートを張り替えて、トリコロールにしてやろうかとも思ったのですが・・・。今回は思いとどまり、カッティングシートでラインを自作です。

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右側はドイツ、左はBMWモータースポーツカラー。左側は、まるでフランス国旗のトリコロールみたいですけど。くちばし、タンク、そしてパニア、貼りまくり。
ま、これで少し私のバイクらしくなりました。

8.タイヤはどうか?電子機能は使いこなせるか?
日曜日のわずか135㎞の初乗り。暗くなってからのことですが、路面がウェットなところで小さなカーブを回ってゆっくり出ようとしたら、リアタイヤがズリッと滑りました。後ろを走っているTIC様も気付くほどのスリップだったようです。
ミシュランアナキー、これダメかもね直感でそう思いましたが、これからABSやらASCやら電子制御の機能もきっちり勉強してから評価したいと思います。
アナキーのメリットは、もう直言すれば安いこと。そして溝が深いこと(笑)。
お友達で以前アドベンチャーでアナキーに履き替えた方がいましたが、安い安いと連呼していました(笑)。
それから、全くの第一印象ですが、トレッドパターンがオシャレとはかけ離れた超アグリーパターン。美しくないものは好きになれません。
オンロードしか走らないのですから、同じミシュランのパイロットロード4でいいんじゃないか、そんなことまで考えてしまいました。パイロットロード4トレイルというディアルパーパス用のものも用意されていて、これは今後候補になるでしょうね。

以上、気付きの点を何点か書きました。
これからたくさん乗って、また違う印象になるかもしれません。その時にはまたインプレッションを書いてみたいと思います。

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