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14日土曜日、静岡、山梨への「雪のホワイトディツーリング」から中央高速をバビューンと戻ってきたら、中央高速から都心への首都高がまあまあだったので、一気に福田モーターさんへと向かいました。
目的は、新型R1200R


おすまししてポーズを付けている営業の柳澤さん。日本で一番数多くBMWモトラッドを販売している方です(おそらく)。

そして、R1150Rでバイクにカムバックした私。このロードスター系にはものすごく惹かれるものがあるんです。
(アンタの場合、なんにでも惹かれるものがあるんだろなんていう突っ込みは無しでお願いします


それにしても、KTMのキャップを臆面もなくかぶってにやけておりますなぁ。

跨がってステップに足をのせたら、めちゃくちゃ膝が曲がるんです。ホラ、下の写真を見ると、両足を地面につけるとベタベタに踵まで着くわけじゃないんですけどね。カタログ上は、シート高760㎜、だけど、形状の問題で両足ベタベタということではないように感じました。ステップが高いのか、少し前目の位置にセットされているのか、膝の曲りがものすごい違和感。シート高835㎜のKTM1290SDRに長時間乗った後ということもあるのかも。


「スペインで試乗してきましたが、ローシートが日本では標準として付いています。これは低すぎると思いました。」とは正直な営業トークでした。

思い出したのは、あのモンスター1200発売直後に試乗した際のシート高の低さ。あの時は、『オイ、ドカ本社のイタリア人、日本人の足の長さを馬鹿にしているのか(怒)』と思ったほどの低さでとても乗れず、2段階高いシートを取り付けていただいて乗らせていただいたことを思い出しました。


「ドイツ人に足の長さを馬鹿にされるのはまあしょうがないかも」的な感じは持ちましたが(笑)、少々低すぎますね。

でも、それを除けば、これは素晴らしく出来の良いバイクです。わずか数十分の試乗ですが、これが結論。


まず、エンジンパワーは、KTMの1290に比較すればやや劣りますが(125HP)、セカンドかサードでガバッと開けると飛んでいきそうな加速感。水冷エンジンのパワー感は、まさにこのロードスターのためにあると実感。
水冷GSが初めて出た時、空冷GSとパワー感に大きな差があったと実感しましたが、今やロードスターにこそこのエンジンはふさわしいと思いました。
逆に言うと、GSAとか重い車両にこの水冷エンジンじゃあ物足りなさを感じるかも。

計器類も、プラスティッキーではあるけれど、透明感のあるパネルはなかなかグッドです。ここにどれほどの大きさのシールドを付けられるのか、そこが問題かも。メーターをちょっと隠す程度のものじゃあ効果は少ないので、できる限り大き目のものがほしいですね。
「一度シールドの大きいバイク(RT、GSA、K16など)に乗ってしまうと、このタイプで高速を走るのは風の抵抗感がすごいですから相当大変だと感じます。」とまたまた率直な営業のトークでした。


私も全く同じ意見です。街中のスプリンターならともかく、かなりの距離をツァラー的な使い方をするならシールドは必須でしょう。

そうそう、ギアアップ、ギアダウンもクラッチ操作なしにできる機構が組み込まれているのですが、よく言えば「トラディショナル」なライダー、悪く言えば「頑迷固陋」なライダーである私は、試乗中一度も試しませんでした。これはちょっとガッカリですが、とにかく走っていると膝の曲りは違和感があるものの、とても楽しいんです。カーブも楽しそうにリーンできます。作りも全てかっちりキッチリしている感じがありますよ。



排気音も気にならないものだし、アクラポビッチなど付ける必然性もなさそう。


外装関係をもっと派手なものにモディファイすることで、『自分だけの一台』がすぐに作れそう。


排気管もきれいです。ブレーキ性能問題なし、振動も特に気にならず、「あぁ、いつものBMWのやり方だね」的な感触です。

車体はコンパクト感が強くなりました。昔のR1200RやR1150Rよりコンパクトに感じるのでは。

そして、面白いこと、それはエンジンを空吹かしした時の車体の挙動。
空冷の時は、吹かすと車体は右へぶれました。グッツィもいまだにそうですが、なんとこの水冷エンジンは、吹かすと左にぶれます。逆になりました。
GSAのような巨体を、サイドスタンド状態から右へ起こす時、空吹かししてちょっと車体を起こす感覚を手伝うようなことはこれでできなくなったということですね。

KTM1290SDR、昨年6月納車からまる9カ月で13,000㎞、モトグッツィスポルト1200、昨年11月末納車から3カ月半で3,300㎞。まだまだ新車状態のツァラー2台があるので、すぐにR1200Rに手が出るはずもありませんが、じっくり見ていきたいバイクですね

それにしても、雪中行軍を含む470㎞の静岡・山梨ツーリングから帰り途中また試乗してしまう自分にちょっとだけ呆れました

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