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NineT乗せていただきました。

「この前乗れなかったアレビックリマーク今日行ったら乗れますかはてなマーク」と私、「そろそろお見えになると思い、ちょうど今ピカピカにしたところです!!」と福田のYさん。
いつものように、チョーシいいなぁ。

前回目当てにして行ったら、「明日から試乗開始です」って残念なことになってしまったんで、10日間ほど遅れて再度トライしてみました。



スタートしようとエンジンかけたら、ブルブルって車体全体が身震いするような感覚。本当にブルブルってするわけじゃなくて、体感的に、ってことですが。エンジンがとても元気よく感じられます。慣れ親しんだ同じDOHCのR1200エンジンなのに、私のアドベンチャーのそれとは、音も回っている感じも違うんです。やんちゃな感じ。



突き出したシリンダーの感じは全く同じですが、何しろ車体が軽いというかシンプルというか、カウルなどもないし、全然印象が違います。

前輪のサスペンションは、倒立式テレスコピック。これは、通常のRエンジン搭載車両のテレレバー方式とは全く異なります。
つまり、ブレーキング、あるいはアクセルの開け閉めで前のサスペンションは上下にかなり動く、沈み込んだり、上がって来たりいろいろする度合いが激しいということ。
まあ、私の試乗程度ではそう極端な上下動はありませんでしたが、走り出す前にその点はご注意をいただきました。

下の写真のように、車体の後半部分は非常にシンプル、軽量化されていますね。後ろはパラレバーという通常のRエンジン車両と同じ方式なので違和感はありません。
マフラーの音も、少し賑やかでGSAなどとは違うように感じます。カスタムするなら、リアシートをちょん切ってショートな感じにして、それでアクラポビッチのマフラーにすると、雰囲気が大きく変わるのだと思います。




車体の右側に着きだしたエアインテークでしょうか、これはちょっと不気味な造形というか印象的な形というか・・・。
それから、左のチェンジペダルは、かなり内側にセットされている感じで、最初跨ったら、左つま先でシフトダウンしようとして空振りしちゃいました。これも単なる慣れの問題。


ハンドルは、GSに付いているものと同じもの。相当幅が広くて、両手で押さえつけるという印象が強いものです。最初は違和感がありましたが、少し走るとこれはこれで特に問題なし。もちろん幅の狭いものに換える楽しみもあると思います。そして、前傾はかなりありますね。
全体に「イケイケ」感がみなぎっているライディング姿勢となります。



グリップヒーターも設置可能だそうですが、ノーマルでは付いてません。フロントフォークが金色なのは、ただ単に金色なだけですから誤解なきよう。

さて試乗してみたら、エンジンは予想通り元気が良くて、加速感もかなりあります。もちろん、3気筒や4気筒のパワフルなものとは味が違って、回した分よりちょっぴり控えめに回る、そんな感じで好ましいものでした。回転をグワァァっと上げることも可能。シートは平らでソフトなので、あまりすごい加速すると身体が置いていかれないよう注意が必要でしょう。
脚付きはばっちり。不安なしです。

Rエンジンにはなじみがあるので違和感はないし、少し元気いいね、くらいの感じですが、何しろ車体が軽いので、すごくキモチイイんです。ブレーキも十分。風は当たりますので、高速では何かスクリーンがあるといいと思います。でもスタイルが優先ですかねぇ。風は我慢ガマンってことかも。

一回りして、面白いなあ、楽しいなあって感じました。アドベンチャーだと、さあ乗るぞ、今日は500㎞超えだぞ、気合入れて立ちごけ注意で事故注意で・・・、そんな気持ちなんですが、NineTだと、さあ走ろうかぁ、キモチイイなぁ、街の中や田舎道のカーブを走りたいなぁ、ってそんな気分になります。

正直、現車を見ただけだと、「地味だなあ、コンセプトモデルの派手さが全く残ってないなぁ」という印象しかなかったのですが、乗ってみたら、これはいいバイクだね、こういうバイクって一台あると、1時間とか走ってくるのにいいなあって感じです。
荷物が積めるなら、シートもソフトだし、パワーはあるし、長距離も行けそうな感じはしますが、私ならスクリーンは必須ですね。しかし、スタイルの問題があるので、スクリーン装着はちょっとという感じ。

結論としては、『ショートレンジを楽しむカスタムバイク』ということです。

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帰りに試乗のお土産いただいてしまいました。こういう小さなプレゼントに弱いんですよね、わ・た・し

次期戦闘機探しの旅はまだまだ継続中です。

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