


ツーリングと写真は付き物

走るのはもちろん楽しいし、後で写真を見て思い出すのがまた楽しい

一緒に走った仲間の写真をネット上のアルバムにして見てもらい、喜んでもらえれば、さらに嬉しい。
重くて大きいけれど、いい写真を撮りたいときにはキャノンEOS60D、一眼レフを持っていけない時は、FUJI FINEPIX F600EXR、場合によってはiPhone5、これが私の撮影機器。
問題は、上の写真のポール君。前のめりで苦しい時、胸というか腹を載せるためのタンクバッグしか収納場所がなく、60Dを持ち出すのは非常につらい。
でも、日曜日の伊豆ツーリングでは、ツーリングの「オフィシャルカメラマン」を依頼されたので無理して60Dを持ち出しました。
前日深夜、車検のためマリア(BOXTER S)が不在のビルトインガレージに、バイクガレージからポール君を持ち込んで準備。タンクバッグに60Dを押し込める算段。焦っていたのか、浮ついていたのか、シートに置いたカメラが落下



ウワァァァ

※iPhoneで撮るとやっぱりボケますね。ダメですね、接写は。
カメラ上部の液晶を覆うカバーが破損。でもこれは不幸中の幸い。この程度で損害ですんだのですから。破損したカバーは、面倒なので取り去ってしまいました。問題なく使える、でも、少々みっともないというか残念な感じ。
さて、今度はツーリング当日。帰りの大磯PAで、60Dには魚眼 EF8-15mm F4Lを付けていて、ウェストバッグにズームEF-S 18-135mm を魚眼のケースに入れて詰め込んでいたら、ウェストバッグがシートから落下。
慌てて拾って特に問題ないだろうと思っていたら、帰宅後このズームから異音が。レンズを振ると、小さなカラカラ音。アッチャー、やっちゃったぁぁ

でも、カラカラ音がしていても、吊るし雛がこんな感じの背景ボケで撮れるんですから、まあ大丈夫そう。50mmの単焦点レンズならもっともっとボケ味がいいのですが。
私のEOS60Dは、APS-Cという撮像チップのサイズが少し小さいので、その上のフルサイズカメラにも興味はあります。ものすごく

すると、水曜日夕方にはもう連絡が来て、できあがったとのこと。このスピードは、バレンティノ・ロッシ並み

早速木曜日に引き取りました。
カメラ上部の液晶のカバーもしっかり新品になり、ズームのカラカラ音は、ビスがはずれていただけとのこと。トータル8千円強で修理も完了。このあたりの面倒見の良さが、ニコンよりキャノン、とプロに思わせる仕掛けのようです。
私も子供の頃、ニコンFというブランドに憧れたものです。
こちらがそれ。FはフォトミックのF。露出計もスタンダードでは付いていなくて、特別なファインダー(下の写真がそれ)を付けるとそれに露出計が組み込まれていたはず。
つまり、プロの方々が、露出計を手持ちして、あるいは光を見て自分で露出を判断して撮る、そういうプロ仕様の機械でした。感動ものですね。そしてお値段は手が出ないレベルのものでした。この時代、ニコン(日本光学)はキャノンよりちょっと上という印象でした。
しかし、現在、私の周囲のプロカメラマン二人は、もろにキャノン派。とにかく面倒見がいいし、そこはN社とは違うよ、だからキャノンがいいよ!ということで、私もキャノン派になったというわけ。子供の頃は、アサヒペンタックス派でしたけどね。
えっ?若い人は知らない???
下は、私が持っていたアサヒペンタックスSP、SPとはスポルトマチックの略称。こちらは露出計が付いていましたが、ファインダー部分から中に入る光にも反応するので、時と場合によって絞りを開けたり、いろいろすることが必要でした。小学校6年生頃に親に買ってもらったんです。贅沢というか、相当無理なお願いをしたということだと思います。そういう時代が懐かしく思い出されます。
ツーリングに持っていくことで破損の怖れがあることを今回で思い知りました。これまでかなりぞんざいに扱ってきたことを深く反省

最後に誤解がないように書いておきますが、60Dが壊れるように仕向けて、フルサイズ機、キャノンEOS5DMrkⅢに買い替えようなんてそんな邪な思いはございませんので
