


新型水冷アドベンチャーをモトラッドショールームへ見に行きました。その続き。
上は、新型アドベンチャーの左側。太いスイングアームというかドライブシャフトを包むチューブが見えています。
アレアレ、あるべきものがありません

私のアドベンチャーの左側には

はい、当然排気管がございます。ウチのロビンちゃんのちょっと自慢できる装備


このアクラポビッチ、音が極端に大きくなることはありません。車検対応、早朝スタート仕様(?)ですから

通常、SW-MOTECHの黒いアルミパニアを付けていますから、このアクラポビッチは、誰の目にもほとんど留まらず、自分からアピールしないと分かってくれないのが玉に瑕。
下の写真でそれが分かりますよね。
では、新型の右側に回ってみると・・・。今度のモデルは排気管が右サイドに変更になりました

ということは、ドライブシャフトも反対側左側に変更になっています。
新しいGSからそうなっているんですが、その変更の理由は分かりません。単なる気まぐれ

GSと全く同じものが付いています。太くて大きくてなかなか立派です。そして、下の写真のトライアンフのタイガーエクスプローラーの排気管に少々印象が似ています。そういうトレンドがあるのでしょうか?
そうそう、ここで大切なことは、上の写真で見えるパニア取り付けのステーのこと。これは以前はオプションでした。今回のモデルでは、これは込々になっています。それでお値段据え置きに近いので、実質値下げ的な感じ。ほかにフォグランプも込々。この分も値下げ。
といっても、あれだけの円高の時代に値下げをしなかったのですから、ここにきていくつかのパーツ分を込々にしても「罪滅ぼし」にはならないと私は強く思います

アメリカでの販売価格との大きな価格差、価格の乖離について議論するのは、ここではやめておきましょう。
さてさて、アドベンチャーで一番重要なこと。それはシート高。890㎜と910㎜となっておりまして

私のロビンちゃんも同じ高さですが、2センチほどシート高を下げてもらいました。シート加工ですね。アールズギアさんに依頼。しかし、30周年モデルのシートは赤と黒のコンビなので、大きく削ると表皮が使えないため、もっと下げたくてもそれができなかったという経緯があるんです。
高さもそうですが、シート幅もあまり削れなかったんです。
新型アドベンチャーにGS用ローシートを載せて試してみました。それでも、170㎝の身長で両足つま先がやっと着く「ツンツン」状態。足を下ろすと、モモの内側にシートがやはりかなり当たります。したがって、そこも足を着きにくい要素ですね。
シート高が高い方か低い方かどちらの設定だったかも確認してませんでした

新車でサスがなじんでおらず硬いこともあるでしょうね。それに、ESAの設定を確認しなかったのですが、シングル乗車、コンフォートになっていたかどうか疑問があります。ノーマルだったのではないかという感じ。チェック不足でした。
GSのローシートを入れてもかなり厳しい感じでした。買おうという方は絶対に試してみないといけません。アドベンチャーのシートなら、当然加工してスポンジを抜き、サイドを削って脚着きを改善することは必須だと思います。
加えて気付いたのは、そもそものシートでも、フロントとリアに段差が付くこと。旧型は、ライディング時に腰を後方にずらしやすくするため、段差がない形状のシートでしたが、そこは大きく異なります。
だいぶ、長くなったので、またまた次回に続く、ということで。