


ハイ、上の写真、ドゥカティディアベルストラーダでございます。ツーリング先導用にドゥカティ埼玉南様からお貸しいただきました。
なにしろ、私のドゥカティ『ポール君』では先導は厳しすぎますから。
なにしろポール君でツーリングに行ったのは、数回しかありません。昔房総へポール君でツーリングを先導したら、「後ろから見るとヘルメットがほとんど見えません」なんて言われたことがあります

あまりに前のめりポジションが厳しいので、新車登録5年少々で7千キロちょっとしか走っていません。他のバイクなら半年で走っちゃうのにねぇ

では、ディアベルストラーダに乗ってみた印象など少し。
とにかく乗りやすい。シートが低いんです。750㎜くらいでシートの幅も狭くて脚付きは抜群です。シート高870㎜なんていうアドベンチャー乗りの自分としては、足を伸ばしてあっという間に地面に着くので逆に不安になるくらい低いんです。でも、転ばないという安心感はありますね。エンジンも回るし、パワーもあるし、いいバイクです。快感もあります。
まだアーバンモードしか試していないので、パワーについてはまた追加インプレしたいものですね。
ちょっと乗っただけですが、印象は強烈。やや細かく印象を書いてみます。
引き渡しの際、エンジンをかけて暖気してくださったのですが、その音がかなり大きいんです。もちろん法規制に合致したノーマルマフラーですが、我が家の3台(GSAアクラポビッチ付き、ポール、トライアンフボンネビル)に比べると、そりゃもうすごい音。3倍増しくらいの印象です。
5時台の早朝、ツーリングに出かける際に、相当肩身が狭いと思いますね。そのくらいの音量でした。かっこいい音なんですが、音量がこれくらいあると、家から押して行って始動


上のシートを見て下さい。タンデム用とライダー用の段差がかなりあります。スポッという感じでお尻全体が収まります。前か後ろに腰をずらすという自由さはほとんどないと言った方がいいと思うくらい、フィットします。タンクと腰の前側が簡単に接触するようなポジションなので、この点は私はあまり心地よくありません。シートの前部は盛大に盛り上がっています。
ですから、部分的に




ボンネビルのシートのように細長くてフラットだと、加速の際のGによって腰が後ろへ押し出される危険性もあります。強烈な加速でも体が流されないように、という配慮かも?でも、私個人は自由度がほしいという感じですね。伏せる時も腰を引いて伏せたいし・・・。
しかし、クッションはいいし、心地いいし、シートとしての出来はかなりいいと思います。ニーグリップもしっかりできます。シート高が低いと膝の曲りがきつくて痛みが出ることもあるのですが、ディアベルストラーダでは、ほとんど気になりません。なぜ?それは分かりませんが。
写真を見ていただくと、かっこいいことがよく分かります。排気管の取り回しがくねくねですごいですね。
車体は小さくありませんが、GSアドベンチャーのような巨体とは無縁です。
エンジンは回ります。パワーも出ます。そのパワーを自在に操れます。スポーツモードはまだ試す必要もないし、そんな大パワーは扱いきれないかも。
100㎞/時4速でも3速でも、ミラーは見えます。振動で見えないというような症状は出ないんです。大きくて、私には見やすいミラーでした。シールドも効いていて、アドベンチャーのような効果ではないものの、ロングツーリングも問題なし。
エンジンの熱はご多分に漏れずなかなか厳しい。
夏はアッチッチでしょうね。冬の今でも、停車すると少々熱気を感じることができます。今の時期はもっと熱を感じたいと思いますが(笑)。
電熱ウェアの電源は、リアシート下の後方(ナンバープレートの方向)にヘラーソケットが付いていましたので、そこから線を這わせて給電。ハンドルのところにもあるのですが、電線がタンクに触れるのが嫌で、後ろから取りました。
応急的なものなので、参考にはなりませんが、ヘラーソケットが常備されていると、いろいろ使い道が
あるものです。
グリップヒーターは最強にするとかなり効きますね。ただ、切・ロー・ミディアム・ハイの4つを押釦スイッチで切り替える方法なので、右手を離して押すのはちょっと面倒。BMWのようなスライドスイッチの方が使いやすい印象です。
ウィンカースイッチは、左手のグリップからやや離れていて、グリップから手を離して操作する感じ。これはちょっと遠いかもしれませんが、おそらく慣れの問題でしょう。
そうそう、この背もたれは、シングルでしか乗らない私には不要なものですが、ヘルメットを挿して置くことができます。これは便利かも

乗車する際、サイドバッグと背もたれを蹴らないように乗るのに少しコツがいります。さほどの横幅はないバッグですが、いざ乗ろうとすると邪魔ですよね。体を前に倒して足を後ろから上げようとすると、顔にシールドが迫ってまいります。
デザインは獰猛系ですね、明らかに。猫科の猛獣というところかも。
かなり魅力的なバイクです。私のトライアンフのお店ではレンタルバイクをやっているのですが、ディアベルはリピーターが多いそうです。おそらく魅力を感じさせる仕掛けのあるバイクなのだと思います。
このバイクは買い

じゃあ、オマエは買わないのか?ってことになりますよね

それはまた明日以降、房総の試走をしてから、ということで




