100年前の今日、関東大震災がありました。

 

在日韓国人であった祖父は、

この時9歳でした。

 

下記は、結婚前の祖父の韓国戸籍です。

(曾祖父の戸籍に入っています。)

 

※ 関係者が全員死亡している為、

    個人情報保護法の適用外です。

 

※ 韓国戸籍専門の行政書士からは、

    「創氏改名の記録が無い珍しい韓国戸籍」

    と言われました。

 

 

 

ところで、祖父は足立区で生まれ育った

在日韓国人二世ですので、関東大震災と

その後の忌まわしい出来事

(朝鮮人が井戸に毒を入れたというデマ

を信じた日本人により、朝鮮人が虐殺

された事件)

を目撃したものと思います。

 

朝鮮人である、というだけの理由で、

罪のない人々が殺されるのを目の当たり

にした祖父は、その後、日本人になりすます

ようになりました。

(ほかにも、自分が在日韓国人である事を

隠そうとする動機はあったかもしれませんが。)

 

佐渡島の神主の娘であった祖母と結婚し、

婿養子になった時も、自分は九州出身だと

偽っていたようです。

 

下記は、日本人の婿養子になり、

内地籍 (戸籍上の日本人)

になった祖父の除籍謄本です。

 

※ 関係者が全員死亡している為、

    個人情報保護法の適用外です。

 

 

昔の戸籍を見ていると色々な事が分かります。

 

ここでは記載しませんが、近代史が凝縮

されている感じです。

 

毎年、9月1日になると関東大震災の時の事を

考えてしまいます。

 

防災の用意を怠らないようにしないと

いけませんね。