こんにちは!
だいです。
アメーバ当局に受けの良い日記でも書きますかw
先日、静岡の富士宮市へ出張に行って参りました。
最近は、富士山が世界遺産に登録されたため、日本だけでなく世界で富士山ブームとなっています。
外国人が物見遊山で富士山に来ても、半袖・短パンのスニーカーで来てしまい、思ったよりも道が険しく、怪我しやすいため、富士宮市などは登山前の装備チェック、事前チェックをするよう登山者に通知しています。
そんな富士山ブームの中、富士宮市へ宿泊出張。
観光ホテル、旅館は当然の事、ビジネスホテルすら空き室がありませんでした。
ったく・・・こんな時期に富士出張は勘弁してくれ・・・
と思っていたら、唯一空き室があった民宿が…。
民宿 白糸苑(シライトエン)
写真を見る限り、それほど痛みは無さそうです。
山の中にあるようだし、訪問する企業からは車で約三〇分。
結構遠いけど仕方がない。
なんせここしか無いのですから…。
で、この民宿に到着。
山を登り、茂みの中にある民家のような建物が、ぽつん。
随分と趣があるw
中に入って見ると、建物自体相当ガタが来ていますし、1970年代・・・いや、1960年代かと思われるような作りです。
泊り客は、私のみ。
てっきり、まともなホテルに泊まれなかった、あぶれた節約外国人観光客がたくさんいるものかと思ったし、髪金女性もいるのではないかと淡い妄想を抱きながらチェックインしましたが、なんのことはない、私だけです。
トイレ・風呂は共用です。
ま、これはいいとして。
部屋にはエアコン、テレビは付いているけど、エアコンは1時間100円w
しかも、2時間付けたいと思っても一度に200円以上入れても2時間続けて動いてくれません。
100円入れて、1時間経ったらまた100円を入れないといけません。ちなみに200円以上一度に入れても、お釣りは帰ってこないし、2時間運転することはありません。
この時はたまたまそれ程暑くは無かったので、扇風機だけで我慢出来ましたが、猛暑の日だったらどーするんでしょ?
この写真を見たあなたも同じ事を考えたと思いますが、『絶対使うかよ!』という気にさせてくれるエアコンの硬貨投入口です。
白糸苑のホームページにもあるように、この民宿は湿気が非常に強いです。
だから、部屋もかび臭いし、屋根の下などは随分カビが生えています。
部屋にある座布団や布団も随分湿気ていたし、ふすまにも湿気と経年劣化によるシミがところ狭しと広がっていました。
絶対に60年台でしょ!?
私がまだ幼かった80年代後半…。
祖母のうちに泊まった時、これと似たような布団を見たことがありました。
だけど、祖母は『これは随分使ったから、捨てなくちゃ』といっていました。
ことによると、この布団はよど号事件については、私よりも詳しく知っていそうです。
部屋の壁もザラメのようになっていて、これも建て替える前のおばあちゃんの家とまったく同じ。部屋の窓の扉も鍵を差し込む形です。
廊下。
真冬にこの旅館を管理するとしたら、絶対にシャイニングを読みながらここに滞在しよう!
宿は確かにボロいですが、料理はまあまあ!
山の上だけど、刺し身や魚の煮付けは美味しかったし、ビジネスホテルよりも趣がありました。
食事は満足でした。
廊下にはさいとうたかを先生のゴルゴ13を始めとするコンビニコミックがズラリ!
全部さいとうたかをの漫画だっ!どんだけ好きなんだ!?(゚д゚)
そういえば、廊下に有名人のどなたかのサイン入り色紙が飾ってありました。
よく覚えていないけど、さいとうたかを先生だったら良かったと思います。
ホテルに泊り慣れている人には、不慣れな民宿かもしれないけれど、前時代的な民宿に泊まって色々ツッコミを入れたいと思っている人には良いかもしれません。