最近、日本のテレビを見ていると、いわゆるハーフの芸能人、グラビアアイドルがわんさかいます。
「日本人は白人にコンプレックスを抱いているから、白人と日本人のハーフが綺麗に見えたり、もてはやされたりするのだろう」
と、知人の中国人が日本のテレビを見ながら言って来ました。
うむ・・・コンプレックスか・・・。
でも、コンプレックスではないと思うんですよね。
確かに、テレビCMを見ていると、広告モデルは白人の男女がやたらと出ています。
私はこんなブログを書いているから、白人女性が綺麗だと思うし、たまんねぇ~ぜ~とも思うんだけど、よくみてみると、白人モデルを使いすぎているように思います。
化粧品にしろ、ユニクロにしろ、車のCMにしろ、白人多すぎだっ!
確かに、白人の男女のほうが、平均的にも背は高いし、足も長くてスラっとしている。
だけど、ここまで来ると、いささか多すぎるし、日本人のモデルを起用するのがそんなに嫌なのかよ~!と、イラッとする時があります。
g.u、ユニクロで白人男性起用しまくっても、こちとら参考にならないんだよっ!( ゚д゚)
日本人モデルの真っ黒で長い髪の毛、細長い目だって綺麗なのに!
日本人のモデルが出てきたと思ったら、髪の毛を栗色にして、目元パッチリ、長まつ毛、それにカラーコンタクトで眼の色変えている人ばっかりです。(特に雑誌)
だから最近は森三中とかw、髪の毛真っ黒で日本人らしいモデルを見るとホッとしてしまう自分がいます。
こういう現象を見ていると、白人に対するコンプレックスと言うよりも、白人崇拝のように見えてしまうんですよね。
白人の方が日本人よりも優れている的な・・・。
バラエティ番組で海外取材の時も感じます。
もちろん、番組の演出があるのでしょうけど、お笑い芸人が何らかのスポーツ・イベントに参加する前に、白人の男性から指導を受けている時、白人のコーチは、
「お前!何やってんだ!そんなやり方じゃあ負けちまうぞ!気合入れろ!」
と、タメ口どころか、かなり荒っぽい喋り方をしているような通訳をしています。
一方アジアでの取材だと、芸人に対して敬語を使いながらも、軽いノリのちゃらけた喋り方(香港映画のお調子者の悪役が話すような甲高い声)で芸人を指導します。
白人は日本人に対する態度は高圧的、アジア人の日本人への態度は媚を売る話し方で通訳、声優を統一している感じがします。
それと、他人から、
「○◎さん、ハーフみたい~!外国人(白人系)みたい~」
と言われて、喜ぶ人は多いと思いますが、
「お前の顔、タイ人みたいだな~」
「なあ~んだ、中国人かと思った」
などといわれると、不愉快に感じる人が多いと思います。
私自身、日本人なのに、中国人かと思った、(嫁さんと一緒にいるときに)ヨーロッパの人だと思ったなど言われると、あまりいい気分はしません。
ヨーロッパ系に思われようと、アジア系に思われようと、日本人は日本人なので、他の国の人と間違えられる時ってあまりいい気分はしません。
多くの国の人は、自分が他国人だと思われたらあまりいい気分ではないはずです。
アメーバブログの広告にも、ハーフに見えるカラーコンタクト!なんてのが売っているくらいですから、やっぱり白人に対する憧れはあるんでしょうね。
白人そのものになろうとするように見えて、アメーバブログの広告は、どーも見ていていい気分がしませんw
私含めこのブログの男性読者諸兄は、白人女性と恋愛したいとか、むしゃぶりつきてえ~とか、下心満載の健全な漢たちだと思いますが、だからといって「白人男性のようになりたい!」と思っている人はほとんどいないと思います。
だって、白人女性と付き合うんだったら、黒髪でこざっぱりした服装で、彼女に明るく振る舞える、個性のある人の方が、彼女たちの受けもいいしね~!