5年生 2022年7月復習 成績結果
●平均点 全体 / 女子
４科 284.7点 / 275.4点
算数 78.6点 / 71.9点
国語 88.0点 / 90.9点
理科 62.4点 / 59.3点
社会 55.7点 / 53.2点
標準偏差 76.2
●娘 点数 / 偏差値 / 女子偏差値
4科 約 385点 / 約 63 / 約 65
算数 約 110点 / 約 60 / 約 63
国語 約 130点 / 約 69 / 約 68
理科 約 85点 / 約 61 / 約 63
社会 約 60点 / 約 54 / 約 56
●順位
全体 約 500位 / 6481名
女子 約 150位 / 2690名
平均点は予想通り、標準偏差は高めでした。
国語は今回非常によくがんばりましたが、相変わらず算数のケアレスミスが多く、得意の社会で全く点が取れず、ぱっとしない結果に終わりました。
女子順位からすると、十分合格点です。
復習テストになると、いつもこの辺りの成績なのは何が理由なのかよくわかりません。
夏休みは算数の強化に取り組みます。
犯人が逮捕され、勾留されている件は前回報告しました。
くり返しになりますが、逮捕されると
①48時間以内に警察から検察に身柄を移されます。
②検察が24時間以内に勾留するか決めます。
③勾留されると、10日間＋延長10日間まで、最大で20日間身柄を拘束されます。
④逮捕から、合計23日間以内に、検察が起訴するか決めます。
逮捕された後はしばらく何の連絡もありませんでした。検察が取り調べを続けていたのだと思います。13日間を過ぎても連絡はなく、勾留が延長されたようでした。そうして、逮捕から約20日後に犯人は起訴されたと弁護士から連絡がありました。
犯行を認めていましたが、突然否認するかもしれませんので不安はありました。不起訴になればそれで終わってしまうからです。
起訴されると99.9%有罪となるのは前回述べた通りですが、逆に言えば有罪とする確たる根拠がなければ、検察は起訴しないということです。そういう意味で今回の犯行も有罪となる可能性が極めて高いです。
被害者は、まずは起訴される事を願う。被疑者は起訴されないように弁護士に依頼する。
今回の犯罪は、罰金刑がありませんので、有罪となれば必ず懲役刑になります。
あとは執行猶予がつくかどうかの問題です。ここが一番大事なポイントです。
執行猶予がついても有罪ですが、父からすれば執行猶予がついたら無罪と一緒です。
執行猶予がつけば犯人は自由に行動できる。
かたや娘は今でも苦しんでいる。
非常におかしい話しですが、これが日本の法律です。
第1回目の公判は起訴から約1か月後に開かれます。
父は、執行猶予がつかないように裁判に参加して、心情を陳述します。
心情の陳述は、量刑に影響する大事な役目です。
裁判官の心に届くよう、練りに練り上げました。
父の最後の大事な役目、果たして参ります。
5年生 2022年7月組み分け 成績結果
●平均点 全体 / 女子
４科 264.4点 / 258.7点
算数 76.2点 / 71.2点
国語 82.9点 / 85.8点
理科 65.2点 / 63.7点
社会 40.0点 / 37.9点
標準偏差 61.6
●娘 点数 / 偏差値 / 女子偏差値
4科 約 355点 / 約 65 / 約 66
算数 約 100点 / 約 60 / 約 63
国語 約 100点 / 約 59 / 約 58
理科 約 80点 / 約 60 / 約 62
社会 約 75点 / 約 72 / 約 74
●順位
全体 約 450位 / 6926名
女子 約 150位 / 2867名
思ったより平均点が高め、標準偏差が低めでした。
算数のケアレスミスが多く全体の点数が伸びませんでしたが、標準偏差が低く偏差値は合格点でした。
事件は少し進展しましたので、後日報告します。
5年生 2022年6月マンスリ― 成績結果
●平均点 全体/女子
４科 257.0点 / 251.4点
算数 78.1点 / 73.2点
国語 71.1点 / 74.9点
理科 58.9点 / 56.1点
社会 48.9点 / 47.2点
標準偏差 68.0
●娘 点数/ 偏差値 / 女子偏差値
4科 約 365点 / 約 66 / 約 67
算数 約 120点 / 約 66 / 約 68
国語 約 90点 / 約 59 / 約 57
理科 約 85点 / 約 63 / 約 65
社会 約 70点 / 約 64 / 約 65
●順位
全体 約 350位 / 7029名
女子 約 100位 / 2912名
思ったより平均点が低め、標準偏差が高めでした。
国語の出来が悪くイマイチでしたが、全体的には今回もよくがんばったと思います。
6月、7月は事件の関連で色々ありそうなので、組み分けにどれだけ注力できるか心配ですが、娘なりに毎日がんばっています。
先日犯人が逮捕されました。
逮捕の数日前に警察から連絡があり、
『明日逮捕状を請求します。却下される可能性はないと思いますが、却下されても家宅捜索までは必ずやります。』
と言っていました。
数日後、
『犯人を逮捕しました。犯行は認めています。このまま勾留することになると思います。』
と連絡がありました。
逮捕されると
①48時間以内に警察から検察に身柄を移されます。
②検察が24時間以内に勾留するか決めます。
③勾留されると、10日間＋延長10日間まで、最大で20日間身柄を拘束されます。
④逮捕から、合計23日間以内に、検察が起訴するか決めます。
日本の現状は、起訴されれば99.9%有罪になります。（執行猶予でも有罪となり、前科が付きます。）
犯行を認めていますし、示談に応じることもありませんので、ほぼ間違いなく起訴されると思います。
起訴されれば裁判になります。
逮捕された夜、娘は明らかに興奮していました。今まで我慢していた怒りの感情が、急激に噴出してきたようでした。
『絶対に絶対に許さない。私がこんなつらい思いをしているのに、犯人が逮捕までの間、普通に生活できていたのはおかしい。厳罰を与えてもらわないと気が済まない。』
こんなに興奮した娘の姿は初めてみました。
5年生という大事な時期に、勉強以外に最大のエネルギーを使わないといけないなんて。
眠れない日もあります。手が止まる時もあります。
それでも娘は前を向いています。
検察官の聞き取りのあと、数日経って娘はこんな事を言いました。
『本当は消えていなくなって欲しいんだ。だけど、それは言ってはいけない言葉だと思ったから言わなかったよ。でもやっぱりいなくなって欲しいな。』
こんな状況でもそんな事を気にしているのか。
それでも言わなかった娘は本当に冷静で、大人でした。
聞き取りでは感情を出さずに、事実を淡々と述べていったそうです。
刑事さんからは、
『聞き取りの時に、5年生でこれほど理路整然と説明できる子はまずいません。大人を含めても非常にまれです。こちらが勇気をもらいました。』と言って頂きました。
あとは警察、検察の方にお任せするしかありません。
心の声が届くことはないでしょう。
しかし、あなたの声はしっかりと届いたはずです。
始めに警察に被害届を出す際に、警察官からこう言われました。
『最高の結果は犯人が逮捕され有罪となること、最低の結果は娘さんが嫌な思いをして話したのにも関わらず、逮捕もされず無罪となること。
両方の結果があることを理解しておいてください。こんなことを警察の方から言うのはおかしいと感じるでしょうけど、これが現実です。
その上で、被害届を出すということは、娘さんに少なからず負担がかかります。それでも出しますか。』
女性の警察官は涙を浮かべてそう言いました。
警察官も不条理な現状をよくわかっていて、悔しい思いを胸にしまってそう言ったのだと思います。
父は非常に悩みました。このまま行けば精神的、時間的負担が大きくなる。それでいいのだろうかと。
しかし、娘はこう言いました。
『絶対にあきらめることはしない。泣き寝入りも絶対しない。警察に何でも協力するし、嫌なことを何度しゃべっても構わない。そのためなら、楽しみが犠牲になってもいい。どういう結果になってもきちんと受け入れる。』
5月の連休は元々2泊3日でディズニーに行く予定でした。娘は本当に本当に楽しみにしていました。その予定が犠牲になったとしても構わないと、涙を流して言った娘の姿は、今でも目に焼き付いています。（ディズニーに無事に行けた事はご報告しておきます。）
わかったよ、娘がそういうなら父母も心は決まったよ。
さあ、とことんやろう。
5年生 2022年4月マンスリ― 成績結果
●平均点 全体/女子
４科 308.3点 / 301.0点
算数 90.7点 / 85.7点
国語 87.2点 / 89.5点
理科 70.9点 / 69.3点
社会 59.5点 / 56.5点
標準偏差 72.4
●娘 点数/ 偏差値 / 女子偏差値
4科 約 440点 / 約 68 / 約 69
算数 約 140点 / 約 67 / 約 68
国語 約 120点 / 約 66 / 約 66
理科 約 90点 / 約 61 / 約 62
社会 約 90点 / 約 66 / 約 69
●順位
全体 約 100位 / 7138名
女子 約 30位 / 2966名
勉強のやり方は大幅に修正が必要でした。何かの拍子に手が止まってしまうので、予習することはすべて捨てて、サピックス1本に絞ってやることにしました。
娘は本当に勉強ばかりしてきたので、サピックスだけに絞ると相当な時間的ゆとりが生まれました。
受験自体を中止してもおかしくない状況で、勉強だけに集中できる状況ではないにも関わらず、これだけの成績を収めるのは本当に素晴らしいです。
娘は、こうも言いました。
『私は、中学受験も絶対に諦めない。こんなことで諦める覚悟でやっていない。絶対に女子学院に合格する。自分のために。』
『私は、父のため、母のため、自分のため、おそらくいたであろう過去の被害者のため、今後出るかもしれない被害者のために、きちんとすべて伝えてくる。泣き寝入りなんて絶対にしない、みんなのために。』
娘は力強くそう言って、検察官の待つ部屋へ1人で向かって行きました。
約90分後に出てきた娘は、緊張の糸が切れたのか、涙を流していました。
最後までとことんやると言った娘の姿
どこにそんな力が隠されていたのかびっくりするほど大人でした。
あと何回か、同じような事をしないといけないかもしれません。
それでも明日に向かって進んでいきます。
