六本木たきまんのムシ以下
ほほう…
嫌いじゃナインダヨ
濡れ濡れルネサンス
俺はカウンターに身を沈め
今日戦った強敵を思った
「保守主張派閥がマサチューセッツ州やミネソタ州などでの」
という文章
コイツを見た瞬間
俺は死を覚悟した
だが俺とて趣あるナレーターとして名が通っている
勿論 5回ほど嗜ませて頂いた
こんばんわ俺だ
全てが終わり
俺は玉金にやって来た
おい
その玉金ではない
君は
たたたっ たったたた
タマキングループを知っているか
コスパ高め
メニューのクオリティ高め
店名やばめでお馴染みの居酒屋だ
串焼き串揚げ一品料理なんでもある
六本木界隈では稀少価値の高い赤提ちん☆だ
20代の頃
俺は狂ったように
看板の無いBARや
夜景の見えるダイニングレストランをインプット
そこに女性を連れていき
俺こんな店来ちゃう感じの人なんだよね
とアピール
女性はそんな俺にウットリし
終電前に100%帰っていった
厳密に言えば終電一時間前ぐらい
わりかし余裕を持って帰っていった
何故だ
それからというもの
女性が終電で帰る度
新宿東口の交番前でチューハイを呑むのが日課になった
あれから時は流れ
俺ももう17歳
今や赤提灯シェアが圧倒的
赤赤提提ちんちんちん
そう 周囲に理解者も出来た
しかし
さすがは六本木といったところだろうか
六本木玉金は そう甘くはない
ある日の事だ
仕事も終わり 仲間と玉金へ
おいしい料理に舌つづみを打ち
アルコールを介してお互いの本音をぶつけ合う
気のいい店員さんとのコミュニケーション
隣の客の恋愛相談に乗ってやる
そんな充足を経て
「いやー、いい店だった!」
「質が高い!」
「あの人(店員さん)良かったね!指名したいぐらいだよ!」
と語り合いながら
階段をゆっくりと降りる
するとどうだろうか
タマタマ下に居た女性グループが
我々を蔑視しているではないか
ハッ 待てよ
この目…知っているぞ
これはゾウリムシを見る目だ
そして女性らは我々と露骨に距離を取る
ハッ 待てよ
この避け方…知っているぞ
これは歌舞伎町の道端に吐かれたゲロを避ける時の動きだ
呆然としている我々を
タンを一億回吐きながら女性らが去っていく
何故だ
俺達が一体何をしたと言うのだ
余りに唐突な出来事に酔いも一瞬で覚め
俺は天を仰いだ
すると 玉金の入っているビルの看板が視界に飛び込んできた
1F タバコ屋
うむ よく利用する
2F 玉金
うむ いい店だった
3F ヘルス(風俗)
こんな繁華街のど真ん中にヘルスがあったのか…
ヘルス…?
ハッ 待てよ
「いやー、いい店だった!」
「質が高い!」
「あの人良かったね!指名したいぐらいだよ!」
と口々に話しながら
野郎共がヘルスの入ったビルから
降りてきたわけだ
なるほど
「あの人良かったね!指名したいぐらいだよ!」
そうして俺はニルヴァーナを越え
ゾウリムシへと転生
しねーよ
え!?ワニ肉あんの!
絶対注文するー!
あばよん太
~たまきん~

