ハイスピードカブ | 浮気願望、始めまし…

ハイスピードカブ

魅惑の埼玉日帰り紀行

前回の日記にて、そのツマンネー旅路をダラダラと書いたけどよう

橋立鍾乳洞に向かう道中、その事件は発生した。

$浮気願望、始めまし…

国道299号線の西吾野から芦ヶ久保間の山道

走り屋がウ◯コ漏らしてビリー・ジーンを踊り狂喜するような、理想的な峠だ

そんな事をほざきつつ気持よく車を走らせていると

助手席のサイドミラーに一台のスーパーカブが写った。

地元感満載の古こけたカブ

特に気にする事もなく、峠をダラダラ走る。

しかし

走れど走れど、カブの姿が消えねー

「………?」

原付で並走出来るスピードじゃないと思うんだけど…

うーん?

試しに、少しスピードを上げる

ピッタリ後ろに張り付いてる

うーん?????

更にスピードを上げる

すると、バックミラーに

$浮気願望、始めまし…

はあああぁぁあっぁ!!?

スーパーカブがリーンインしてるって、何?

【リーンイン】・・・体を車体よりも内側に傾ける乗車姿勢。車体の傾きが比較的少なくて済むため安定性が高く、高い速度でコーナーリングすることができる。反面、スリップしたらあばよん太。

大江戸「あいつ絶対やってるわーやってるやつだわー」

車内は一瞬にしてパニックルームへと変貌し

スーパーカブへ持つ穏やかなイメージは、夏と共に終りを告げた。

しかしよ、ここで負けちゃあ男がスタローン

四輪の威厳見せてやりますよ

ダラダラ走っていた峠道をタイトになぞる。

直線ではビューンと米粒

大「ふははは!さらばだホームズ君!」

だが、カーブ抜けで一気に後方にピッタリ

大「おかえりなさいませご主人様♡」

10m置きに勧誘してくる秋葉のメイドをどうにかしてくれ。

いやいやそれはまあどうでもよいのじゃ

このカブ、コーナーの立ち上がりが尋常じゃない

ついに中盤の連続カーブで抜かれてしまう。

峠であんなカウンター取れるカブなんて、明らかに異質…!

そう……

空冷4ストローク…

OHC単気筒…

49cc……49ccっ!!

まるで風っ…!

ザワ…ザワ…

迂闊だった…!

油断っ…!まさかの油断っ…!

カブ……カブ……

一度抜かれてからはカーブの度に差が広がり

ついにカブは見えなくなった。

道の駅に駐車し、喫煙所で一服して落ち着く。

ふぅ……

















なんなのあのカブ!




ー fin ー